
【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
「ロングハンディのスタート巧者」として覚えておいた方がいい?
2日目の準決勝戦の6R、丹村飛竜(40)=山陽・29期・A級=がハンディ80mという遠い位置から抜群の出足を見せ、白星通過を果たした。
80mは結構な〝くせ者〟だそうで、チェンジのタイミングと4角の位置がバッティングするために勢いを乗せづらいという。
その中で丹村が見せた抜群の切れ。「80mは前々節の伊勢崎でもあって、その時も切れていたので、そのイメージで行ったらまた切れた」。淡々と振り返ったが、そのイメージこそがコツというものなのだろう。元・山陽1位の実力者はやはり、そのあたりをつかむ能力が高い。
最終日、▼8R優勝戦でも元1位の底力を発揮するか。5-146-146。
▼7R 池浦一博はかつて、山陽の主力の一角。今でもうまさは健在で、試走タイム以上に侮れない。6-3=245。
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準決1着通過の丹村飛竜