【別府競輪(ナイター)FⅡ】伊藤木々音が久々の実戦で3着「父と乗り込んできたから強気に走れた」


【記者コラム・造田大の大勝負】

 伊藤木々音(22)=岐阜・128期・L1=が復帰戦で好走した。初日7Rは3番手追走から3着。
7月の本格デビュー後、初めての確定板入りとなった。

 約2カ月あっせんが空いたが、その間は充電期間にあてた。「一回振り返って基礎的な練習に取り組みました。父(嘉浩・79期)と街道練習で乗り込みました」。代謝制度のボーダー付近にいる父とともに汗水を流してきた。

 その成果が今回の3着。「父と乗り込んできたから強気に走れた。父と谷汲(岐阜県揖斐川町)で乗ってきたおかげです」とニッコリ。前検日には「レーススタイルに迷いが出ている。自分のレースを確立したい」と葛藤を吐露していたが、その心配はなくなったように感じる。

 当地で行われた5月のルーキーシリーズでは、ナショナルチームで活躍する酒井亜樹(大阪128期)に食い下がるなど素質は十分。それだけに再スタートとなった今節は2日目以降も目が離せない存在になりそうだ。


 ▼6R(伊藤木々音) 車番は悪いが、好位が取れたら3着はある。24-245-7。

 ▼4R(真崎章徳) 1カ月前に山田庸平(佐賀94期)らの練習グループに加入して気配アップ。初日に続く一発に期待。2=5-347、2-347-5。

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【別府競輪(ナイター)FⅡ】伊藤木々音が久々の実戦で3着「父と乗り込んできたから強気に走れた」

久しぶりのレースで3着に入った伊藤木々音


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