
バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)の「デンソーアイリス」でプレーし、パリ五輪代表の馬瓜エブリンが30日深夜、自身のインスタグラム(@evelyn_mawuli)を更新し、2シーズン所属した「デンソーアイリス」を退団することを表明した。
「デンソーファンの皆様へ
ご報告です。
東京五輪、パリ五輪と代表に選出され、パワーあるゴール下やスピード感あふれるドライブでファンを魅了し、明るいキャラクターでも人気があるエブリンに、一体何があったのだろうか。
「私はデンソーに来て皇后杯こそ優勝したけど、とにかくリーグで勝てず悔しくて、3度目の正直をどうやって今年果たすのか?考えていた矢先にこのような事があり、急に頭が真っ白になりました。実際のところはわかりません。(とてもよくわからない理由なのはよくわかってるが)しかしチームから構想外と言われてしまったので、プロとしてはしょうがないです」とプロとして納得するしかないといった様子だ。
デンソーでプレーできなくなった悔しさをにじませながらも、「りつさん、胴上げしてあげれなくてごめん。次会ったらお手柔らかに。笑」とチームメイトの髙田真希への想いも綴った。
「モチベーションがないとも言われましたが、モチベーションないとここまで働けないので。場所が変わっても!頑張ります!杭は出し続ける」とこれからも自分のスタイルを貫きながら、まだまだ頑張ることを決意している。
「デンソーファンの皆さんにとって少しでも記憶に残る選手でいれたなら、嬉しいです!本当にありがとうございました!また会いましょう」
とデンソーで暖かい応援をくれたファンに感謝の気持ちを述べている。
プロである以上契約というものはつきものだが、突然のことにファンは驚きを隠せない。
【画像】馬瓜エブリン「絶対に絶対に絶対に絶対にヘッドダウンしません。」先日の皇后杯で敗退
この投稿は大きな反響があり、ファンからは「受け止められない」「これで終わりでは絶対にない」「どこのチームに行っても吠えて下さい」など、たくさんのエールが寄せられている。
馬瓜エブリンの次のステージがどこにあるのか…去就が注目される。