「デイトレあるある」これに当てはまったら、あなたも中毒?

「デイトレあるある」これに当てはまったら、あなたも中毒?
「デイトレあるある」これに当てはまったら、あなたも中毒?(写真=Thinkstock/Getty Images) ((ZUU online))

 ネット証券の登場で手数料が劇的に安くなり、システムが進歩したことで、システムトレードのようなことも出来るようになってきた。また、従来は個人で得ることができなかったデータにも簡単にアクセス出来るようになった。

 他にも、株式専門サイトやツイッター等のSMSで市場情報や経済指標、企業のファイリング情報なども瞬時のアクセスが可能になり、個人のデイトレーダーでも一昔前の証券会社のトレーディングフロア並の情報収集が可能となってきた。

 ネット証券の登場、ネットを活用した情報収集が便利な環境になったからこそ、デイトレーダーの多くがやりがちな「デイトレあるある」を以下では紹介していく。

■デイトレ初心者あるある

1.あわてて注文を出したら「大切なお知らせ」がたくさん出て注文が間に合わない

 デイトレ初心者は毎日相場に張り付くわけではない。だいたい思いつきで、人から聞いた銘柄を買おうとネット証券のオーダーシステムを立ち上げる。

 久しぶりなので「特別精算値のお知らせ」とか「担保のお知らせ」とかが10本以上たまっていて、もしやと思いチェックして削除していると、だいたい注文が間に合わなくなってしまう。先物も信用もやってないのに、大事なお知らせにいらないと思った投資家もいるのではないだろうか。

2.寄り前に準備万端でオーダーしたのにウォーニングで注文が間に合わない

 デイトレ慣れしてくると、気分はいっぱしのトレーダー。朝は、NY市場とCMEの日経平均先物をチェック。成り行きオーダーよりも指し値を多用するようになる。

 東証適時開示情報をチェックしデイトレ銘柄を絞る。狙う銘柄の板情報をチェック。寄り付き後の板を読んで、あとは寄り前ぎりぎりに発注のはずが、「特定」か「一般」の区分を入れ忘れ、はたまた購入資金が足りず、「区分情報が未入力です」「買い付けの代金が足りません」のウォーニング。あわてて再注文したけど寄り付きに間に合わず、悔しい思いをした方も少なくないだろう。

■情報とトレード手法に悩みはじめる中級あるある

3.ディスプレイ数が多ければ多いほど儲かると思っている

 テレビで見る証券会社のトレーディングフロアや儲けているデイトレーダーのトレーディングルームには大体モニターが3枚以上はある。やはり情報戦だということで、モニター数を増やしはじめる。株価モニター用とOMS用とで2枚は当たり前。3枚あってやっとそこそこのデイトレーダー。妄想だが、スタイリッシュにトレードしたいのだろう。

4.デイトレで買ったつもりが損切りできず、長期になりしかも塩漬け

 デイトレは小さな利益を積み上げて、大きなやられを避けるといった証券会社のディーラー手法で、資金の効率利用が一番の肝。資金が寝てしまう塩漬け状態はもっての他、損が切れないならやめるべき。

5.デイトレで買い持ちしないルールをたまに破るとダウ爆下げ

 昔は、昔証券会社の職業トレーダーはよっぽどの事がないと、オーバーナイトリスクはとらなかった。夜にトレードする手法がほとんど無く、オーバーナイトは単なる投機になってしまうためだ。

 しかし、今はPTSや海外先物やCFDなど時間外で出来るトレードも増え、海外市場の影響で寄り付きにギャップアップ(前日の終値よりも大きく上に窓を空けること)、ギャップダウンして始まることが多くなり、ボラティリティ(変動)を取るためにもオーバーナイトリスクするトレーダーも増えている。

 ただデイトレの基本は、まれ起こる想定外の暴騰・暴落を避けて大きなダメージを防ぐこと。買い持ちしたときに限って、NY市場が爆下げするのはよくあるシチュエーションではないだろうか。

6.今度こそストップロスを守ろうと反省する

 デイトレするなら、銘柄への思い入れは禁物、ナンピンもあまり好ましくはない。でも気がついたら引きずってしまう。慣れてくると、評価損も実現損もデイトレする場合は同じようなものだと感じて、コストを意識せずスパッと切れるようになると上級者。ストップロスは守ろう。買いたい銘柄を塩漬けした銘柄でポジションをとられ、買えないことこそリスクと感じるようになるべきだ。

7.逆指し値をやってみたいとは思うがやってみたことがない

 ストップロスをできないのだから、逆指し値はあまりやりたくない?デイトレで相場にはりついているから必要ないのかもしれない。

■デイトレ中毒あるある

8.岡三マンさんのツイッターを通知設定してしまった

 デイトレがフォローしているツイッターアカウントにほぼ入っているのが「岡三マン」さん。デイトレ中毒になってくると、証券会社の職業ディーラーともう同じようになってくる。もちろん職業ディーラーだった人も多いようだ。経済指標のイベントトレードには必ず参加、動きの出始めた初動銘柄には、つかないと気が済まなくなってくる。

 雇用統計や日銀決定会合などのツイートの早さに驚き、「岡三マン」さんのつぶやきを通知するようになっていたらもう中毒間近だろう。

9.cisさんのツイートでガッツポーズ

 デイトレ界のレジェンド「cis」さん。詳細を語る必要はないだろう。その存在を知り、憧れ、インパクトの大きさが判っているならすでにあなたも立派なデイトレーダー。cisさんが時々つぶやくポジションが自分と同じだった時には思わずガッツポーズだろう。

平田和生(ひらたかずお)
慶應義塾大学卒業後、証券会社の国際部で日本株の小型株アナリスト、デリバティブトレーダーとして活躍。ロンドン駐在後、外資系証券に転籍。国内外機関投資家、ヘッジファンド、日本株トップセールストレーダーとして、市場分析、銘柄推奨などの運用アドバイスをおこなう。現在は、主に個人向けに資産運用をアドバイスしている。

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2015年12月6日の経済記事

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