ラグビー界の司令塔・平尾誠二が癌で死去 日本ラグビー界を支えた輝かしい功績と名言

ラグビー界の司令塔・平尾誠二が癌で死去 日本ラグビー界を支えた輝かしい功績と名言

ラグビー元日本代表で、日本代表監督も務めた平尾誠二氏が死去した。原因は癌であったと報じられており、53歳だった。日本のラグビー界を引っ張り、数々の伝説を残してきた平尾氏の輝かしい過去の功績や、多くの人に感銘を与えた名言をまとめてみた。

ラグビー界の司令塔 平尾誠二氏が死去 原因は癌

ラグビー元日本代表で、日本代表監督も務めた平尾誠二氏が20日に京都市内の病院で死去した。
原因は癌であったと報じられており、53歳だった。


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ラグビー界の貴公子・平尾誠二さん死去 53歳

痩せすぎて心配… 一年前から健康状態を不安視されていた平尾誠二氏

平尾氏は、病気を公言することはなかったが、一年ほど前から激ヤセしたことで多くの心配の声が挙がっていた。




「スクールウォーズ」のモデルにも… 日本ラグビー史上に残るスター選手だった平尾誠二氏

平尾氏は1963年に京都にて生まれた。平尾氏のラグビーの原点は、中学時代にあったという。

そんな私のプレーの原点、モチベーションの原点を創る環境を与えてくれたのが、中学の時の顧問の先生です。大抵の場合、運動部の顧問は体育の先生ですが、その方は美術の先生でした。だから発想が常にクリエイティブで、ジャージ上下の色のコーデイネイトを気にするような、洒落っ気のある人だったのです。先生は私たちのプレーにあれこれ制限を加えることなく、生徒の発想を重視してくれました。だから、私たちは常に考え、工夫し、トライすることを許されたのです。私はそこで、判断する楽しさ、プレーを創っていく楽しさを覚えました。
好きだからこそ高まるモチベーション 自律心に裏付けられた“楽しむ心”を持て-CramerJapan


高校時代は、京都・伏見工高にて山口良治監督のもと3年時に全国高校ラグビー大会で初優勝を果たした。
このときの「全国優勝」までの闘魂をもとに、テレビドラマ「スクールウォーズ」が作られ、平尾氏は最終回で活躍する平山誠のモデルとなった。
全日本の名フランカーとして活躍した山口良治氏(73)が、伏見工業高ラグビー部を7年間で日本一に育て上げた実話が原作。俳優・山下真司(64)が「泣き虫先生」と呼ばれる熱血ラグビー教師の滝沢役を演じ、校内暴力で荒れる川浜高校が全国大会優勝を勝ち取るまでが描かれる。滝沢の「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE」「信は力なり」などの名言や、志半ばで病魔に倒れる「イソップ」こと奥寺浩ら個性的なキャラクターでも人気を集めた。平均視聴率は15・8%を記録した。
ドラマ「スクール☆ウォーズ」がブルーレイでよみがえる-スポーツ報知



そして、同志社大に進んでからは、当時史上最年少の19歳4カ月で日本代表に選ばれ、史上初の大学選手権3連覇も達成した。
大学では史上初の3連覇を達成しましたが、社会人になっても自分のやりたいスタイルを貫けるのだろうかと悩み、ラグビーを続けるべきか迷いました。そこで、学生時代の最後にめいっぱいラグビーをやりきるためにイギリスに留学しました。将来に向けてデザインの勉強をしたいとも思っていたんです。結局、イギリスからは1年で帰国し、神戸製鋼に就職してラグビー部に入りましたが、イギリスで感じたことは帰国後にも大きなインパクトを与えました。
特別インタビュー 階段を一歩上るとき-エグゼクティブ就職


その後、神戸製鋼に入社し、神戸製鋼ラグビー部に入部。主将も務め、88年度から日本選手権で7連覇し、黄金期を築いた。
日本代表ではワールドカップ(W杯)に3回出場し、1991年には日本の初勝利にも貢献した。

現役を引退してからは、97年から2000年まで日本代表監督を務め、99年のW杯に出場した。
また、神戸製鋼の総監督なども務め、近年はゼネラルマネジャーとしてチームの強化や編成に携わっていた。
神戸製鋼で7連覇を達成した後、日本代表の監督もやらせていただきました。日本がまだ世界レベルに達していないと分かり始めた時期でもあり、単に代表チームの指揮官をするだけではなく、10代選手の育成から長期的なスパンで持続可能なシステム作りを行おうと考えました。
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各地から引っ張りだこ 平尾氏の教える「リーダーシップ」論

平尾氏は、自身のリーダーシップ論、組織論を伝えるため講演会を開き、日本各地を飛び回っていた。
「ためになった」「面白い」と平尾氏の話に多くの人が絶賛した。

強い「個」とは何か、リーダーに必要な要素とは何か。強い「個」とリーダーが存在する組織とはどんな機能を果たすのか。また、そのような組織をどう創造したらいいのか。 ラグビー経験を通じ、学び考えた平尾氏がリーダーシップ論、組織論を痛快にお話します。
講演依頼.com







「誰でもリーダーになれる」 独自の視点で語った平尾氏の名言の数々とは

また、平尾さんは『勝者のシステム 勝ち負けの前に何をなすべきか』『「知」のスピードが壁を破る 進化しつづける組織の創造』『人は誰もがリーダーである 』などの著書があることでも知られている。
著書やインタビューでは多くの名言があり、ラグビーの指導者や選手はもちろん、多くの人に語り継がれている。

出来ないという事は考えないです。出来ない理由を考えたら、理由は山ほど出てきますから、“やろうと思ったらやる”という事しか考えませんね。あとは本気になるかどうかです。-平尾誠二
中高生部活応援マガジン

楽しい事をいっぱいしろ! もしキライな事でやらなくてはならないことがある時は、好きになれ!-平尾誠二
中高生部活応援マガジン

一瞬一瞬を流さないで記憶にとどめ、大事な瞬間に正しい判断ができていただろうかと考える。そうして、自分で自分の行動に評価を下していくことが成長につながるんです。そうした小さな積み重ねが、大きな結果につながるのではと思っています。
特別インタビュー 階段を一歩上るとき-エグゼクティブ就職

スポーツにせよビジネスにせよ、統率する立場の人に何よりも求められるのは、「人を理解する」ということだと思いますね。
強いチームをつくるためのリーダー論-平尾 誠二氏に聞く-WISDOM

そもそも、人は誰もがリーダーシップの芽を持っています。そして、人との出会いと環境によって成長していきます。リーダーを育てたければ、日ごろから自分自身で考えさせるようにして、小さな判断を積み重ねさせていくべきです。そうすれば、やがて大きな経営判断もできるようになっていきます。
誰でもリーダーになれる-NTT西日本




平尾氏の死に悲しみのが声相次ぐ…

平尾氏の死去に悲しみの声が相次いでいる。








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