2014年10月のレビューニュース
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京都がくっきりと体験できる小説『きょうのできごと』と一生つきあいたい
エキサイトレビュー2014年夏の芥川賞は、柴崎友香の『春の庭』(文藝春秋)だった。そして芥川賞受賞第一作として9月に刊行されたのが、『きょうのできごと、十年後』(河出書房新社)だ。偶然にも、単行本デビュー作『きょうので...
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日本一達成、秋山幸二監督の勇退に秘められた決断
エキサイトレビュー前代未聞の「守備妨害」というエンディングで福岡ソフトバンクホークスの優勝が決まった2014年のプロ野球日本シリーズ。だが、前代未聞はもう1つある。この日本シリーズを最後に勇退することが決まっていたソフ...
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恐ろしいカジュアル化の実態『脱法ドラッグの罠』
エキサイトレビュー合法ハーブ、脱法ドラッグ、危険ドラッグと次々と名称が変わった。で、結局、それは何なの?と疑問だったので『脱法ドラッグの罠』を読んでみた。著者は森鷹久。三年半の取材を費やして本書を記した。『脱法ドラッグ...
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濃密キス、棒付きキャンディーをなめる…石原さとみ妄想刺激ショット連打「ディア・シスター」
エキサイトレビュー石原さとみの小悪魔っぽさが炸裂して、目が離せない「ディア・シスター」(フジテレビ木曜22時〜)。10月16日放送の第1話では、床に色っぽく寝そべる石原さとみ、紫のストッキングの中にパンツを残した場面が...
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サブカルチャーとは何か。NHK教育話題の番組『ニッポン戦後サブカルチャー史』書籍化の企み
エキサイトレビューNHK教育で今年8月から10月にかけて、劇作家の宮沢章夫を講師に放送された「ニッポン戦後サブカルチャー史」が、番組終了からまもなくして書籍化(宮沢とNHK「ニッポン戦後サブカルチャー史」制作班による共...
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パンツ一丁でごろにゃーん。猛女たちはさておき、あえて淵上泰史に注目「ファーストクラス」今夜3話
エキサイトレビュー“ていうかさ、隆太郎くんさ、こんな余裕ぶっこいていていいわけ?お母さんのブランド危ないのに!”10月22日放送のドラマ「ファースト・クラス」(フジテレビ)第二話で、倉科カナにこっぴどく叱られていたのは...
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水曜ドラマ「きょうは会社休みます。」福士蒼汰の胸キュンポイント・ゲンナリポイントをチェック
エキサイトレビュー日本テレビ系列の水10ドラマ「きょうは会社休みます。」(原作:藤村真理)。視聴率は第1話が14.3%、第2話は17%と、秋ドラマの中でも好調。30歳にして処女の主人公・花笑(綾瀬はるか)の平穏な日常が...
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『生ける屍の結末「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相』の衝撃。冒頭陳述は間違っていたのか
エキサイトレビュー『生ける屍の結末「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相』(創出版)は、2012年10月から1年以上にわたって続いた『黒子のバスケ』連続脅迫事件の元派遣社員・渡邊博史被告の、いわば自伝──あるいはその第1弾?...
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日本人が殺されても憲法9条は守るべきか。激論の書『アは「愛国」のア』
エキサイトレビュー“じゃあ、たとえ他国から攻められようとも、国土が蹂躙され、日本人が殺されようとも、憲法九条の「戦争放棄」は愚直に守るべきだという意見ですか?”激論の書だ。森達也『アは「愛国」のア』。帯の文句はこうだ。...
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「驚くことに『進撃の巨人』にそっくり」使徒が人を食う「エヴァ」幻の劇場新作を庵野秀明が語る
エキサイトレビュー「そもそも、監督になろうとは思っていなかった。僕はナンバー2でうまくいくタイプ。責任感があんまりないから、今はものすごくムリして維持している。監督の役目は責任をとること。アニメの監督は『OK』と『もう...
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大将、なんやったら、全部脱ぎますよ「マッサン」ポスター撮影シーン歴史的真実
エキサイトレビュー「大将、なんやったら、全部脱ぎますよ」先週金曜放送の連続テレビ小説「マッサン」第23回、鴨居商店の「太陽ワイン」の新しいポスターを撮影する場面で、モデルのみどり(柳ゆり菜)の口から出たこのセリフに、ド...
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「信長協奏曲」は「なりすまし」の物語だ。2話をレビュー
エキサイトレビュー2014年の日本から、戦国の世にタイムスリップした高校生サブロー(小栗旬)がカルチャーショックを受けながら、織田信長として生きていく姿を描くドラマ「信長協奏曲」(フジテレビ月曜21時〜)。この枠初の時...
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宮藤官九郎ドラマ「ごめんね青春!」はなぜ苦戦しているのか。よけいなお世話だが9つくらい考えてみた
エキサイトレビューあの朝ドラ「あまちゃん」の宮藤官九郎が手がける連ドラ、日曜劇場「ごめんね青春!」(TBS日曜21時〜)の視聴率が、10月12日放送の初回10.1%、19日放送の第2回は7.7%(いずれもビデオリサーチ...
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国連が悲鳴。12月、人類はエボラに負けるのか
エキサイトレビュー国連がエボラ出血熱に対して「いままでのところは我々の完敗だ」「あと60日間で対処できなければ感染は止まらない」「そうなったら人類は未曾有の危機に直面する」とコメントし、その悲観的な内容が話題になった。...
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UTSUWAをキメるって何なんだ「実在性ミリオンアーサー」がくだらなくて怖い
エキサイトレビュー最近Twitter上を「UTSUWA」という単語が飛び交っています。中には「UTSUWAをキメる」という怪しげな言葉まで。テレビドラマ「実在性ミリオンアーサー」の話です。ニコニコ動画で無料で見られます...
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見て、触って、知る女性のバストの真実「AZAMI-顔のないポートレイト-」展
エキサイトレビューわあ!ギャラリーの中に入ると、そこには、バスト、乳房、胸・・・女性の上半身のNUDEがずらりと並んでいます。これは、下着メーカー・ワコールが企画した、気鋭の女性写真家・田口まきによる女性のバストの写真...
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東京オリンピックと日本のデザインの青春。迎賓館赤坂離宮物語
エキサイトレビュー東京・元赤坂の迎賓館の前庭が来月、11月8日から10日の3日間、一般に公開される予定だ。事前の申込みは不要で、当日指定の時間に行けば誰でも入場できる。迎賓館では年に1回、だいたい夏に館内の一般公開が行...
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平成生まれが昭和の絵柄で描く『史群アル仙作品集 今日の漫画』のさみしさが沁みる
エキサイトレビュー〈「良い天気だねえお父さん」「そうだな息子」「ところでお父さん」「何だい息子」「実はお願いがあってさ最近パチンコにはまってさ借金までしちゃってお金がないわけよしかも彼女が子供堕ろしたいらしくてねそれで...
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当たり前のことだが、江戸の人間にも恥があった『わらう春画』の危険な誤解
エキサイトレビュー秘め事が描かれた絵、「春画」。2013年秋から2014年初めまで大英博物館で行われた春画展は3カ月で8万8000人近くの来場者を集め、大英博物館の2013年の年間来場者数は歴代最高となっている。春画の...
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「面白くて心配なのは日本ハム」本日夕方生中継、解説者・槙原寛己に聞くドラフト会議のキモ2
エキサイトレビュー本日23日、プロ野球の一大イベント「ドラフト会議」が行われる。ドラフト会議を待つ立場の心境や裏側、大成する選手としない選手の違いを、TBS「プロ野球ドラフト会議2014」生中継で解説を務め、自身も「ド...