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『エール』窪田正孝だからできる戦時下に絶え間なく逡巡が湧きながら歩き続ける難役
エキサイトレビュー『エール』第17週「歌の力」84回〈10月8日(木)放送作・吉田照幸演出:橋爪紳一朗、鹿島悠〉裕一、怒鳴る苦労して作った映画『決戦の大空へ』の主題歌「若鷲の歌」は大ヒット、裕一(窪田正孝)はその後も戦...
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恋愛道の矜持を見た『東京タラレバ娘2020』ドンデン返し要員に松下洸平をキャスティングの妙
エキサイトレビュー33歳になった倫子・香・小雪を描く『東京タラレバ娘2020』“東京タラレバ娘”が帰って来た!2017年、日本テレビ系の水曜ドラマ枠で放送された人気ドラマは、月刊『Kiss』で連載されていた東村アキコの...
2020年10月のレビューニュース
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Kis-My-Ft2メンバー分析・宮田俊哉|推しを全力で愛し、推しへの愛を叫ぶオタク系アイドル
エキサイトレビューキスマイ宮田俊哉はオタク系アイドル10月14日からdTVで独占配信されているオリジナルドラマ『BELOVE』が話題を集めている。出演はKis-My-Ft2の玉森裕太と宮田俊哉。2人のユニット曲である「...
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音(二階堂ふみ)が受けたオーディションの審査員席に千鶴子(小南満佑子)が!『エール』第21週あらすじ
エキサイトレビュー『エール』第21週「夢のつづきに」<11月2日~6日放送>音(二階堂ふみ)は、子育てで一度はあきらめた歌手になる夢をかなえるため、声楽講師のベルトーマス(広岡由里子)に勧められたオペラのオーディション...
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『エール』未来をつくろう――久志(山崎育三郎)の歌う「栄冠は君に輝く」がすべての人達をひとつに
エキサイトレビュー『エール』第20週「栄冠は君に輝く」100回〈10月30日(金)放送作:清水友佳子、演出:倉崎憲〉甲子園の想いに泣いた「自分にできることは未来ある若者を応援することだ」【前話レビュー】久志を苦しめる「...
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本当にそれで良いのか!? ハリポタ組分け帽子の使い方問題
エキサイトレビューハリー・ポッター組分け帽子の使い方問題先週(10月23日)から金曜ロードSHOW!で、4週連続ハリポタ&ファンタビ祭りをやっているので、この際ずっと気になっていたこの話についてまとめてみた。とはいえ、...
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『エール』久志を苦しめる「戦犯」と呼ばれたトラウマ 「戦時歌謡」とはなにか
エキサイトレビュー『エール』第20週「栄冠は君に輝く」99回〈10月29日(木)放送作:清水友佳子、演出:倉崎憲〉久志はまだ「栄冠は君に輝く」を歌わない久志(山崎育三郎)はなかなか「栄冠は君に輝く」を歌わない。史実では...
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有村架純『姉ちゃんの恋人』コロナで深い傷を負った「寂しい人たち」に寄り添う物語
エキサイトレビューコロナ禍後の日本が舞台『姉ちゃんの恋人』1話10月27日(火)からはじまった『姉ちゃんの恋人』(カンテレ・フジ系毎週火曜よる9時〜)は、「寂しい人」に寄り添うドラマだった。2020年、ハロウィーンの頃...
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JIRO|バンドの砦を守る漢 鉄壁ベーシストの心の変化<GLAY特集>
エキサイトレビュー軸ブレないJIROの魅力10月17日(土)、誕生日当日。札幌ドーム公演の会場をさいたまスーパーアリーナへと変え、2DAYS公演として実施する、との前日の発表を踏まえ、JIROは「ドーム公演がすべて中止...
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『エール』終わってもなお人々の人生に暗い影を落とす戦争 裕一の音楽は久志を救うことができるのか
エキサイトレビュー『エール』第20週「栄冠は君に輝く」98回〈10月28日(水)放送作:清水友佳子、演出:倉崎憲〉「波に乗るのがうまいよね」落ち着いて深みのある、それでいて明るさも残すナレーションを担当している津田健次...
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HISASHI|パンク精神溢れるアウトサイダーが受け継ぐhideのスピリット<GLAY特集>
エキサイトレビュー遊び心満載、アイディアマンぶりを発揮するHISASHIフォークソングにも通ずる情緒的で実直なメロディーと、キャリアを重ねてなお青春の輝きを失わない瑞々しいビート感、ドラマティックなアンサンブル。‘94...
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『エール』史実をドラマ化する妙味 「紺碧の空」と「栄冠は君に輝く」のいいとこどり
エキサイトレビュー『エール』第20週「栄冠は君に輝く」97回〈10月27日(火)放送作:清水友佳子、演出:倉崎憲〉インパール作戦のドキュメント番組が10月28日に放送れっきとしたモデルがいるにもかかわらず『エール』は史...
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『エール』裕一と音、智彦と吟 画面の向こうの配置に見るそれぞれの夫婦の関係性
エキサイトレビュー『エール』第20週「栄冠は君に輝く」96回〈10月26日(月)放送作:清水友佳子、吉田照幸、演出:倉崎憲〉新たな歌へ――「長崎の鐘」で胸いっぱいになった週明けは、戦争から3年が経過。闇市に「東京ブキウ...
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『24 JAPAN』物語を加速させる郷中と三上の死 朝倉麗(仲間由紀恵)を脅かす家族の過去も明らかに
エキサイトレビュー『24JAPAN』ピッ・ピッ・ピ『24JAPAN』(テレビ朝日系毎週金よる11時15分〜)。第3回は、深夜2時〜3時までの出来事。【前話レビュー】唐沢寿明の『24JAPAN』に際立つ女の嘘のドラマ性時...
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『危険なビーナス』2話でも相変わらず怪しい楓と憲三 なぜ2人が怪しいのか掘り下げてみた
エキサイトレビュー『危険なビーナス』2話10月18日に『危険なビーナス』(TBS系)の第2話が放送された。初回レビューでも触れたが、矢神明人(染谷将太)の妻を名乗る矢神楓(吉高由里子)がメチャクチャ怪しい。1話のみなら...
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TAKURO|頼れるリーダーにして敏腕経営者の包容力<GLAY特集>
エキサイトレビューGLAYの音楽的支柱を担うリーダーTAKUROデビュー25周年イヤーの目玉企画だったドームツアーは、コロナ禍で惜しくも中止に。ツアーファイナルの地であった地元北海道・札幌ドームから会場を変更し、12月...
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裕一(窪田正孝)、戦後に自暴自棄な生活を送る久志(山崎育三郎)と再会も… 『エール』第20週あらすじ
エキサイトレビュー『エール』第20週「栄冠は君に輝く」<10月26日~30日放送>「長崎の鐘」を書き上げ、音楽への情熱を取り戻した裕一(窪田正孝)は、戦時中に出会った新聞記者の大倉(片桐仁)からの依頼で「全国高等学校野...
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『キーパー ある兵士の奇跡』サッカーファン必見! 捕虜だったナチス兵がマンCを優勝に導く話
エキサイトレビュー「スポーツに政治を持ち込むな」という詭弁大坂なおみ選手が、BLM運動のなか試合をボイコットしたり、人種差別や警官によって命を奪われた黒人の犠牲者の名前が書かれたマスクをつけて試合会場に現れた際、ツイッ...
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TERU|太陽のごとく全方位を照らすフロントマン 配信ライブシリーズへの想い<GLAY特集>
エキサイトレビュー歳を重ねるごとに魅力を増すTERUの歌声メジャーデビュー25周年イヤー。本来ならば祝祭ムードだったはずの2020年、コロナ禍で思わぬ被害をこうむっているのは、ベテランロックバンドGLAYも例外ではなか...
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『エール』裕一の絶望からの再生であり、日本の復興への祈りでもある「長崎の鐘」が鳴り響く
エキサイトレビュー『エール』第19週「鐘よ響け」95回〈10月23日(金)放送作:嶋田うれ葉・吉田照幸、演出:吉田照幸〉古山裕一の名推理“落ちろ…落ちろ…どん底まで落ちろ”【前話レビュー】永田(吉岡秀隆)が裕一(窪田正...
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「悩むよりも、A.B.C-Z」 新曲「頑張れ、友よ!」は江頭2:50作詞の熱い応援ソング
エキサイトレビュー歌って踊れるアイドルA.B.C-Z「どん底は終わりじゃなくて始まりさ」――江頭2:50が綴った熱いメッセージ。歌うのは本人ではなく、ジャニーズのアイドルグループA.B.C-Z。【関連記事】衝撃!ジャニ...
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コロナ禍で際立つGLAYの強さ “ピンチをチャンスに”
エキサイトレビュー10月16日(金)、本レビュー原稿の仕上げ段階に差し掛かっていた折、GLAYのニュースが飛び込んできた。新型コロナウイルス感染症の収束が未だ見えない中、予定されていた札幌ドーム公演を断念、代わって12...