軟便や下痢など起こしやすい猫には、消化に良いキャットフードがおすすめです!でも、巷には消化ケア用の餌が山ほどあって、どれが良いのか迷ってしまいますよね。
例え消化に良くても、人工添加物など危険な成分が含まれていれば胃腸炎を起こしてしまうこともあります。
そこで当サイトでは、胃腸の弱い猫でも安心して食べられるキャットフードの選び方についてまとめてみました。
そのうえで、厳選した5つのキャットフードをランキング形式で紹介していきます!
目次
胃腸の弱い猫におすすめのキャットフードの選び方!
では早速、胃腸の弱い猫におすすめのキャットフードの選び方を見ていきましょう。
巷には「消化ケア」「お腹に優しい」などと書かれた猫の餌は沢山ありますが、次の条件を満たすものだけが胃腸に優しく安心できるキャットフードです!
高タンパク・低脂質のキャットフード
胃腸が弱い猫には、高タンパク・低脂質のキャットフードをおすすめします。
猫は本来、小動物などを捕食する肉食動物なので、肉や魚など動物性タンパク質を沢山摂ることが大切です。それに加えて、エネルギー源となる脂肪も欠かせません。
ただ、脂質なら何でも良いという訳ではなく、猫に必要なのは「リノール酸」や「アラキドン酸」などの不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)です。
この2つは体内で合成できないため、食事から摂る必要があります。
しかし、脂質の摂りすぎは消化不良の原因になるので、一般的に低脂質と言われる脂質20%以下のキャットフードを選びましょう。
穀物や乳製品などアレルゲンとなる食材を含まない
お腹の調子を崩しやすい猫には「グルテン」を含む穀物や「乳糖」を含む乳製品を使っていないキャットフードがおすすめです。
グルテンや乳糖は、猫の胃腸では消化できない成分なので、たとえ少量であってもお腹を壊してしまいます。
そのほか、食物アレルギーによっても消化不良を起こすことはありますが、グルテンと乳糖に関してはどんな猫でもお腹の調子を崩しやすいので注意しましょう。
- グルテンを含む食材 … 小麦、大麦など
- 乳糖を含む食材 … 牛乳、バター、生クリームなど
人工添加物や危険な原料を使用していない
お腹が弱い猫には、人工添加物や4Dミールなど危険な原料を使った餌はおすすめできません。
化学物質や新鮮でない原料は、猫の体内で活性酸素を発生させるため、解毒するために胃腸に負担がかかります。
できることなら、人間の食品にも使用できるレベル(ヒューマングレード)の食材を使っていて、無添加で安全なものを選びましょう!
胃腸の弱い猫におすすめのキャットフード15種類を徹底比較!
当サイトでは多くのキャットフードを比較しているのですが、その中でも特に人気のある15種類のキャットフードを比較してみました!
先程のポイントを踏まえると、今回比較する項目は「脂質」「低アレルゲン」「原料の安全性」の3つです。
詳細が分かるものに対しては「〇%」と明記しています。それでは、実際に見ていきましょう!
商品名 | 脂質 | 低アレルゲン | 原料の安全性 |
---|---|---|---|
カナガン チキン |
20% 鶏脂、サーモンオイル |
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ジョセラ |
18.0% 動物性脂肪 |
トウモロコシ |
家禽(鶏肉・七面鳥)ミール、シュガービートパルプ |
フォルツァ10 |
10.5%以上 鶏脂肪、魚油 |
魚粉、ビートパルプ |
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モグニャン |
13% ココナッツオイル、サーモンオイル |
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ニュートロ |
16.0%以上 鶏脂、大豆油 |
ビートパルプ |
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テイストオブザワイルド |
16%以上 キャノーラ油 |
オーシャンフィッシュミール |
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サイエンス・ダイエット |
16.0%以上 動物性油脂、植物性油脂、魚油 |
小麦、トウモロコシ |
ビートパルプ |
ブルー |
14.0%以上 鶏脂、亜麻仁、ローズマリーオイル |
着色料(野菜ジュース) |
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ロイヤルカナン |
15.4g 動物性油脂、魚油、大豆油 |
小麦、トウモロコシ |
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プリスクリプション・ダイエット |
20.5% 動物性油脂 |
トウモロコシ |
ビートパルプ |
ウェルネス |
18.0%以上 鶏脂、サーモン油 |
チキンミール、チキンエキス |
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オリジン |
20% 鶏肉脂肪 |
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アーガイルディッシュ |
11%以上 亜麻仁油 |
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ナチュラルバランス |
10.5%以上 鶏脂肪 |
チキンミール、サーモンミール、ラムミール |
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ファインペッツ |
20% 鶏脂、フレッシュサーモンオイル、ボリジオイル |
このように、消化に良いと言われるキャットフードでも、全てが安全とは言えないことがわかりました。
例え口コミで人気でも、小麦やトウモロコシなど猫が消化できない穀物を含むキャットフードは、胃腸の弱い猫にはおすすめできません。
では一体、最も胃腸に優しいキャットフードはどれなのか?比較した結果をもとに、本当におすすめできる5つのキャットフードをランキング形式で紹介していきます!
胃腸の弱い猫におすすめのキャットフードランキング5選!
ランキングをにつくるにあたり、まずは「脂質」「低アレルゲン」「原材料の安全性」を重視して評価しています。
その上で、食べやすさ、栄養バランス、消化の良さ、続けやすさなども評価項目に入れてみました!
価格 |
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内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.6 |
価格 |
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内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 4.5 |
価格 | 【通常】3,772円 【初回お試し価格】1,100円(1.5kg)※初回・1世帯1個まで 【定期】3,562円(1~9回目の購入時210円の割引) 3,395円(10回目以降10%割引) ※節目毎の購入で特別割引あり |
内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 227円(10%割引時) |
評価 | 4.3 |
価格 | 1,378円/2,442円/4,752円/7,898円/14,575円/20,790円/26,290円 |
内容量 | 180g/800g/2kg/4kg/8kg/12kg/16kg |
100gの価格 | 766円/306円/238円/198円/183円/174円/165円 |
評価 | 4.3 |
価格 | 2,574円(病院による) |
内容量 | 900g |
100gの価格 | 286円 |
評価 | 4.3 |
胃腸の弱い猫にカナガンキャットフード チキンがおすすめな理由!
消化に良いキャットフードは沢山ありますが、その中でなぜカナガン チキンを最もおすすめするのか?その理由を簡単にまとめてみました!
- 高タンパク・低脂質なので胃腸に負担がかからない。
- 鶏脂&サーモンオイル由来の不飽和脂肪酸が豊富。
- 消化を促進する「可溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」をバランス良く配合。
- 穀物・乳製品不使用でアレルギー体質の猫でも安心。
- 無添加でヒューマングレードの素材だけを使用。
- 2種類のオリゴ糖が腸内環境改善をサポートする。
当サイトがカナガン チキンをおすすめするのは、猫が消化しやすい動物性タンパク質をたっぷり使用した胃腸に優しいキャットフードだからです。
カナガン チキンは、肉類の中でも消化に優しく栄養価の高い鶏肉をたっぷり使用しています。
穀物や乳製品などアレルゲンとなりやすい食材は一切使用していないので、胃腸の弱い猫でも安心です。
また、芋類や野菜に多く含まれる2種類の食物繊維が、消化運動を向上して健康的なうんちの排泄をサポートします。
胃腸の弱い猫には、まずは消化に良いカナガン チキンを試してみてはいかがでしょうか?
善玉菌を増やすオリゴ糖も含まれているので、腸内環境を整えて消化をしっかりサポートしてくれますよ!
猫が餌を食べて消化不良を起こす原因は?
猫が軟便や下痢など胃腸のトラブルを起こす原因は様々ですが、餌を切り替えてから体調を崩した場合は食事に何か問題があったのかもしれません。
こちらでは、猫が消化不良を起こす主な原因として考えられるものをまとめてみました。
- アレルギー
- 化学調味料などの人工添加物
- 脂質の摂りすぎ
- 食べ過ぎ
- その他の異常
猫が消化不良を起こす原因①:食物アレルギー
猫も私たち人間と同じように、食物アレルギーを起こすことがあります。特に以下の食材は、食物アレルギーを起こしやすいので注意が必要です!
牛、豚、鶏、魚、大豆、小麦、トウモロコシ、乳製品など
比較的低アレルゲンな鶏肉や魚はキャットフードにもよく使用されていますが、何年も食べ続けると稀にアレルギーを発症することがあります。
また、冒頭でお伝えしたように小麦、大豆、トウモロコシ、乳製品も、消化に悪くアレルギーを起こしやすいので注意が必要です。
もし餌を替えた途端に胃腸のトラブルが起こった場合は、アレルギーの可能性が考えられるので、一度病院で血液検査を行いましょう。
猫が消化不良を起こす原因②:化学調味料などの人工添加物
化学調味料や食品添加物など人の手によって作られた人工添加物は、新鮮な自然食材には存在するはずの「酵素」を含んでいません。
つまり、人工添加物は死んだ食材であり、病気や老化のリスクを高める活性酸素を発生させます。
その解毒に時間がかかるので、消化不良や下痢など胃腸のトラブルが起きやすくなるという訳です。
中には発がん性が疑われる添加物もあり、どんな猫にも与えるべきではありません。
猫が消化不良を起こす原因③:脂質の摂りすぎ
適度な脂質はエネルギー源として必要ですが、摂りすぎるとお腹が緩くなります。
特に動物性脂肪など、なんの動物の脂肪がわからないようなものは安全とは言えないでしょう。
鶏脂や魚油、植物性油脂など不飽和脂肪酸が豊富な脂質を適度に含んだものを選びましょう。
猫が消化不良を起こす原因④:食べ過ぎ
どれだけ高品質な餌でも、適正な量を超えて餌を食べれば消化不良を起こしてしまいます。
特に胃腸の弱い猫なら、通常の量を与えていてもお腹を壊すことがあるので、1日5~6回に小分けして少量ずつ与えるようにしましょう。
猫が消化不良を起こす原因⑤:その他の異常
上記の原因に当てはまらない場合は、異物やポリープなどの腫瘍、寄生虫への感染など餌以外の原因が考えられます。
長く続く下痢や、血が混じった便(タール便)、便に異物が混じっているなどいつもと違う変化があれば、一度病院で診てもらいましょう。
猫の餌と消化時間の関係は?どれくらいの間隔で餌を与えるのが良い?
猫の消化にかかる時間は、半日~1日程度だと言われています。なので、朝に与えた食事のうんちは、その日の夜か翌日の朝に排泄されるという計算です。
人よりも消化スピードが早いと言われる猫ですが、胃腸の構造は一度にまとまった食事を消化するより、少量の食事を何度も消化する方が適しています。
そのため、朝、食間、昼、食間、夜と5回に分けて少量ずつ食事をすることで、猫の胃腸にかかる負担を少しでも減らすことができるでしょう。
普段は忙しくて1日5回も食事を与えられないという飼い主さんは、自動給餌器をうまく活用すれば外出中も愛猫の食事管理ができますよ!
ドライよりウェットのキャットフードが胃腸に優しいって本当?
水分を含んだ柔らかいウェットフードの方が消化に良いのでは?と思われがちですが、胃腸の弱い猫にはおすすめできません。
確かに、お粥のような感じで一見消化に良さそうですが、水分を含んでいるため品質保持が難しく、保存料などの添加物が山ほど使われています。
そのため消化するのは簡単でも、胃腸にかなりの負担がかかってしまうのです。
反対にカリカリの餌は、固くて消化に悪そうと思われがちですが、タンパク質が豊富でむしろ胃腸に優しいと言えます。
ただし、ドライフードの場合は水分補給を怠ると便秘になりやすいので、普段からお水をしっかり飲ませてあげてくださいね!
猫が胃腸炎で餌を食べない場合の対処法は?胃腸ケアのキャットフードは与えてもいい?
2日以上続く下痢や、突然の血便など猫の胃腸炎が疑われる場合は、まずは動物病院で診察を受けましょう。
そのうえで、医師から普段の食事をしてもいいと言われた場合は、今回紹介したような消化に良いキャットフードを少量与えてみるのがおすすめです。
もし食欲がないようなら、栄養失調にならないよう医師に相談のうえ、栄養剤やシリンジ(注射器のような器具)による給餌で対処することができます。
どちらにせよ原因次第で対処法が変わるので、嘔吐や便の以上が見られたら病院で診察を受けることが大切です!
胃腸が弱い猫には消化にいいカナガンキャットフード チキンがおすすめ!
胃腸の調子を崩しやすい敏感な猫には、消化に良く危険な原料を一切使用していないお腹に優しいキャットフードがおすすめです!
しかし巷には、人工添加物など胃腸に負担がかかる成分を含んだキャットフードが山ほどあって、本当に安全な餌はごく一部しかありません。
もしこれまでに、
- 消化に優しく低アレルゲンなキャットフード
- グレインフリーで無添加のキャットフード
- 高タンパク・低脂質なキャットフード
こういったものを探していたのであれば、胃腸に優しいカナガン チキンを試してみてはいかがでしょうか?
オリゴ糖など消化サポート成分も含まれているので、腸内発酵を促進して消化をサポートしてくれますよ!