猫の死因第1位とも言われる腎臓病を予防するには、日頃の食事管理が欠かせません。でも、腎臓サポート用の餌は沢山あってどれがいいか迷ってしまいますよね。
また「腎臓用」と書いたキャットフードでも、中には危険なものもあって全てが安心できる訳ではありません!
そこで当サイトでは、腎臓サポート用のキャットフードについて、選び方のポイントを詳しくまとめてみました。その上で、本当におすすめできるキャットフードをランキング形式で紹介していきます!
目次
- 1 腎臓サポートにおすすめのキャットフードの選び方!
- 2 腎臓サポートに人気のキャットフード14種類を徹底比較!
- 3 腎臓サポートにおすすめキャットフードランキング5選!
- 4 腎臓サポートに「フォルツァ10 愛猫用ドライフード アクティブライン リナールアクティブ」がおすすめな理由!
- 5 ウェットタイプで腎臓サポートにおすすめのキャットフードは?
- 6 【日清/ヒルズ/ロイヤルカナン】市販の腎臓サポート用キャットフードは危険!?
- 7 目的別!腎臓サポートにおすすめのキャットフード紹介!
- 8 腎臓病の猫が餌を食べない時の対処法は?
- 9 腎臓サポートには「フォルツァ10 愛猫用ドライフード アクティブライン リナールアクティブ」がおすすめ!
腎臓サポートにおすすめのキャットフードの選び方!
腎臓病は猫にとって身近な病気で、15歳以上の高齢猫は3匹に1匹ぐらいの確率で発症するとも言われています。一度機能が低下した腎臓は元通りにはならないので、日頃の予防が何より大切です。
愛猫の腎臓を健康に保つためには、以下のポイントを満たすキャットフードを選びましょう!
高タンパクなものは避ける
腎臓に負担をかけないためには、タンパク質の含有量が多すぎないキャットフードがおすすめです。
しかし、タンパク質は猫にとって欠かせない成分でもあるので、必要最低限の量は与えなくてはいけません。タンパク質の割合が24%~26%程度のキャットフードが最適です。
低リン・低ナトリウム
リンやナトリウムなどのミネラル分を多く摂りすぎると、腎臓で分解できずに多飲多尿や高血圧などの症状を引き起こします。
ただ、タンパク質と同じでミネラル分を全く摂らないのは健康に悪いので、低リン・低ナトリウムのキャットフードを選びましょう。
オメガ3脂肪酸配合
マグロやサーモンなど魚の油に含まれるオメガ3脂肪酸には、腎臓病の進行を抑える作用があると言われています。
そのほか、血液をサラサラにする働きや被毛の健康にも役立つ万能な成分ですが、体内では生成されないため食事から摂取するようにしましょう。
危険な原料や添加物を含まない
腎臓を健康に保つためには、人工添加物や危険な原料が使われていないキャットフードをおすすめします。
特に代謝が落ちてくる高齢の猫は、刺激物が体に蓄積されるとアレルギーを起こすこともあるので危険です!
また「○○ミール」といった中身が不透明な肉には、血液、骨、くちばし、腫瘍など、粗悪な部位が含まれている可能性があるので十分に気を付けましょう。
腎臓サポートに人気のキャットフード14種類を徹底比較!
当サイトでは多くのキャットフードを比較しているのですが、その中でも特に人気のある14種類のキャットフードを比較してみました!
先程のポイントを踏まえると、今回比較する項目は「タンパク質の割合」「リン・ナトリウム」「オメガ3脂肪酸」「危険な成分」の4つです。詳細が分かるものに対しては「〇%」と明記しています。それでは、実際に見ていきましょう!
商品名 | タンパク質 | リン・ナトリウム | オメガ3脂肪酸 | 危険な成分 |
---|---|---|---|---|
ブルー |
26%以上 | |||
モグニャン |
27%以上 | |||
ファーストチョイス |
25%以上 | コーングルテンミール、コーン、ビートパルプ | ||
ヤラー |
32%以上 | |||
アニモンダ |
26% | リノール酸 |
獣脂ミール、鳥肉粉(低灰分)、ビートパルプ | |
フォルツァ10 |
26% | |||
ハッピーキャット ダイエットニーレ |
24% | チキンミール、フィッシュミール、ミートミール | ||
ハッピーキャット グレインフリー |
34% | チキンミール、家禽脂、海水魚のフィッシュミール | ||
ロイヤルカナン |
21%以上 | コーンフラワー、コーン、コーングルテン、動物性油脂 | ||
プリスクリプション・ダイエット |
29.4% | 動物性樹脂、チキンエキス、ビートパルプ、小麦、コーングルテン | ||
メディファス |
31.5%以上 | とうもろこし、コーングルテンミール、ミートミール、チキンミール、動物性油脂 | ||
ザナベレ |
24.5% | 動物性脂肪、肉粉 | ||
ドクターズケア |
23.5%以上 | トウモロコシ、コーングルテン、フィッシュミール、動物性油脂、トウモロコシ胚芽、ミートミール、フィッシュエキス | ||
ダイエティクス |
24%以上 | 小麦全粒粉、ミートミール、ビーフオイル、コーングルテンミール、フィッシュパウダー、削り節ミール、小麦粉 |
こうして比較してみると、腎臓サポート用で人気のキャットフードでも、大事な部分に配慮されていなかったり本当に安全なものはごくわずかしかありませんでした。
特に、赤字で示した危険な原料を使ったキャットフードは、腎臓サポート以前に体に有毒なのでどんな猫にも与えるべきではありません。
では一体、腎臓サポート用に最適なキャットフードはどれなのでしょうか?当サイトで比較した結果、本当におすすめできる5つをランキング形式でまとめてみました!
腎臓サポートにおすすめキャットフードランキング5選!
ランキングをにつくるにあたり、まずは「タンパク質の割合」「リン・ナトリウム」「オメガ3脂肪酸」「危険な成分」を重視して評価しています。
その上で、食べやすさ、栄養バランス、消化の良さ、続けやすさなども評価項目に入れてみました!
価格 | 1,480円 |
内容量 | 454g |
100gの価格 | 326円 |
評価 | 4.0 |
価格 | 1,320円/3,300円 |
内容量 | 300g/1.2kg |
100gの価格 | 440円/275円 |
評価 | 3.8 |
価格 | 1,331円/4,356円 |
内容量 | 300g/1.3kg |
100gの価格 | 444円/335円 |
評価 | 3.7 |
価格 | 539円/1,335円 |
内容量 | 530g/1.5kg |
100gの価格 | 102円/89円 |
評価 | 3.5 |
価格 | |
内容量 | 1.5kg |
100gの価格 | 283円 |
評価 | 3.5 |
腎臓サポートに「フォルツァ10 愛猫用ドライフード アクティブライン リナールアクティブ」がおすすめな理由!
腎層サポート用のキャットフードは沢山ありますが、その中でフォルツァ10 愛猫用ドライフード アクティブライン リナールアクティブを最もおすすめするのはなぜなのか?その理由を以下にまとめてみました!
- イタリアの獣医師チームが推奨する自然派の療法食。
- カリウムとナトリウムの比率が調整されている。
- 世界特許技術で作られたファイトケミカル成分配合のAFSタブレット。
- リンとタンパク質の含有量を調整。加水分解された高品質なタンパク原料を使用。
- オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を配合。
- アレルギーに配慮し残留化学物質を極力排除。
数あるキャットフードの中でフォルツァ10 愛猫用ドライフード アクティブライン リナールアクティブをおすすめするのは、ペットフードのレベルが高い国イタリアの中で、40名以上の獣医師たちが臨床経験をもとに長い歳月をかけて開発したトップブランドのペットフードだからです。
腎臓へ負担がかかりやすいタンパク質とリンの含有量が調整され、さらにナトリウムを減らしてカリウムとの比率も調整してあることから、腎臓病の猫だけでなく、心臓病が気になる猫の療法食としても使用できます。
また、世界特許技術のAFSタブレットには、植物由来のフィトケミカル成分(ハギ、クランベリー、タンポポ)が配合されているため、腎機能・泌尿器機能の健康を維持してくれます。
愛猫の腎臓ケアには、イタリアの獣医師が専門的知識を活かして開発したフォルツァ10 愛猫用ドライフード アクティブライン リナールアクティブを試してはみるのはいかがでしょうか?
原材料には、海洋汚染の少ない海の魚がベースとして使われており、無農薬、グルテンフリーにこだわって作られているので安全性が高く、飼い主さんも安心して与えられますよ!
ウェットタイプで腎臓サポートにおすすめのキャットフードは?
当サイトでは多くのキャットフードを調査しましたが、残念ながらウェットタイプで腎臓病の猫におすすめできるものはありませんでした。
そもそもウェットタイプは「副食」と言って、主食であるドライフードの補助的な位置付けだと言われています。つまり、おやつのような存在ですから、栄養バランスが偏っているものが多いのです。
また、ウェットタイプと言っても水分より油分の方が多く含まれている場合もあるので、腎臓病など病気を抱えた猫には適しているとは言えません。
ただ、腎臓病の猫にとって適度な水分補給は必要なので、普段からよくお水を飲ませるように工夫しましょう。
【日清/ヒルズ/ロイヤルカナン】市販の腎臓サポート用キャットフードは危険!?
商品名 | タンパク質 | リン・ナトリウム | オメガ3脂肪酸 | 危険な成分 |
---|---|---|---|---|
日清ペットフード ダイエティクス キドニーキープ |
24%以上 | 小麦全粒粉、ミートミール、ビーフオイル、コーングルテンミール、フィッシュパウダー、削り節ミール、小麦粉 | ||
ヒルズ プリスクリプション・ダイエット™(特別療法食)k/d™ ケイディー ドライ 腎臓ケア |
29.4% | 動物性樹脂、チキンエキス、ビートパルプ、小麦、コーングルテン | ||
ロイヤルカナン 療法食 猫 腎臓サポート |
21%以上 | コーンフラワー、コーン、コーングルテン、動物性油脂 |
市販の腎臓サポートキャットフードで人気の3商品を比較してみましたが、安全と言えるものはひとつもありませんでした。
市販の餌は製造から消費者の手元に届くまでのタイムラグがあるので、品質を保つために保存料などの人工添加物が多く含まれています。
また、安く手に入れたいという消費者の割合が多いため、原価が安い低品質な原料を使って安価で提供しているのが現実です。
元気な猫ならまだしも、腎臓病を抱える猫にとって刺激物は体に毒なので、成分はもちろんのこと原材料の安全性も考慮してキャットフードを選びましょう!
目的別!腎臓サポートにおすすめのキャットフード紹介!
こちらでは、腎臓ケアに加えて安全性やアレルギーなど複数の条件でキャットフードを探している飼い主さん向けに、目的別でおすすめ商品をまとめてみました!
無添加で安全な腎臓サポートキャットフード
フォルツァ10
無添加で安全な腎臓サポートキャットフードなら、フォルツァ10 愛猫用ドライフード アクティブライン リナールアクティブがおすすめです!
腎臓に優しい成分バランスなうえに、原材料は無農薬・オーガニック・海洋汚染の少ない海の魚にこだわり、危険な原料や有害な人工添加物が含まれていないので安心して猫に与えられます。
また、徹底的な管理のもと、人の手に触れることのないオートメーション化された自社工場で製造されているので、衛生面でも安心です。
グレインフリーで消化に優しい腎臓サポートキャットフード
アニモンダ
グレインフリーで消化に優しいキャットフードなら、アニモンダのインテグラ プロテクト 腎臓ケア ドライフードがおすすめです!米を含む穀物を一切使用していないので、アレルギー体質の猫でも安心して食べることができます。
また、小麦など「グルテン」を含む穀物だけを避けたいのであれば、フォルツァ10、ハッピーキャットはグルテンフリーなので安心です。
高齢猫でも食べられる腎臓サポートキャットフード
フォルツァ10、アニモンダ、ハッピーキャット
高齢でも食べられる腎臓ケア用キャットフードなら、フォルツァ10、アニモンダ、ハッピーキャットがおすすめです!
そもそも腎臓病は高齢の猫がなりやすい病気なので、腎臓ケア用の餌は大半が老猫でも食べられるように作られています。
ただ、個体差はあれど高齢になると腎機能は徐々に弱くなるので、人工添加物など腎臓に負担がかかるものが含まれていないものが安全です!
腎臓病の猫が餌を食べない時の対処法は?
腎臓病になると、動きが鈍くなったり餌を食べなくなったり猫の体調に様々な変化が見られます。ただ、餌を食べてくれないと衰弱してしまうので、以下の方法で猫の食欲を刺激してみましょう!
フードプロセッサーで粉砕するか、チャック付きの袋に入れた餌をすりこぎ棒などで砕いて与えてみましょう。
レンジで1~2分温めると風味が強くなり、嗅覚が衰えた猫でも食欲が刺激されます。
お湯でふやかすと餌が柔らかくなるので、噛む力が衰えた老猫にもおすすめです。また、水分により少量でも満足感を得られます。
病院で処方されたペースト状の療法食をシリンジ(注射器のようなもの)で与える方法です。食べない時の最終手段として使いましょう。
まだ動ける猫に関しては、①~③の方法で食欲を刺激してみましょう。同じ餌でもひと工夫すれば、すんなり食べてくれる場合があるのでぜひ試してみてくださいね!
ただ、既に症状がかなり進行していて全く食べない場合は、病院の診察を受けたうえで流動食への切り替えや点滴での栄養補給などで対処しましょう。
腎臓サポートには「フォルツァ10 愛猫用ドライフード アクティブライン リナールアクティブ」がおすすめ!
腎臓病を抱える猫には、低タンパク・低リン・低ナトリウムで無添加のキャットフードがおすすめです!
しかし、市販の腎臓サポート用キャットフードは、成分はしっかり調整されているのに危険な原料を使っているなど、完璧と言えるものが少ないことがわかりました。
もしこれまでに、
- 無添加で安全な腎臓サポート用キャットフード
- グルテンフリーで腎臓ケアもできるキャットフード
- イタリアの獣医師チームが推奨する腎臓ケアキャットフード
こうしたキャットフードを探していたのであれば、フォルツァ10 愛猫用ドライフード アクティブライン リナールアクティブを試してみてはいかがでしょうか?ペットフードのレベルが高い国イタリアの厳しい基準をクリアした療法食なので、安心して愛猫に与えられますよ!