A fundingの評判と特徴|メリット・デメリットを解説

不動産クラウドファンディング
この記事は約15分で読めます。

「不動産クラウドファンディングが気になる…けど、どこの会社を選べば良いかが分からない。」…この様な人は多いと思います。クラウドファンディングは新しいビジネスなので、この様に迷うのも無理のないことでしょう。

さて、「A funding」というサービスをご存じでしょうか。株式会社アンビション DX ホールディングスが運営する不動産クラウドファンディングサービスなのですが、不動産クラウドファンディングを検討している人の中には、気になる人も多い模様です。

そこで、ここでは不動産クラウドファンディングとA fundingにスポットを当て、どの様なビジネスかを解説したいと思います。

不動産投資クラウドファンディングとは

不動産クラウドファンディングは近年になって成長してきたビジネスです。そのため、案外知られてない部分も少なくありません。しかし、知らないままで投資に踏み切ることは危険です。場合によっては大きな損失を被ることもあり得るからです。

そこで、ここでは不動産投資クラウドファンディングについて、どの様な形態の不動産投資であるかを再確認して行きましょう。

不動産特定共同事業法(不特法)に基づく新しい不動産投資の手法

一般の不動産投資は投資家が投資用物件を選定し、それを購入して家賃収入を得ます。また、物件の運営も基本的には投資家の仕事です。

その一方で、不動産クラウドファンディングは複数の投資家から資金をインターネット経由で集めて投資をする手法。発生した利益を投資家に還元するシステムです。物件の所有や運営などは投資家では無く運営会社になるなど、一般の不動産投資と異なる点が多くあります。

さて、この投資は不動産特定共同事業法(不特法)による新しい投資形態。法律の成立が1994年ですから、まだまだ新しいビジネスと言うことが出来るでしょう。

尚、後述しますが不動産クラウドファンディングに似た投資形態としては不動産小口化商品とJ-REITがあります。

他の不動産投資と比べて「少額から始められ、変動性が低い」

一般の不動産投資は物件購入の資金を投資家自身が用意しなければなりません。つまり、1人で全部を抱えなければならないのです。ですから、1人の投資家が多額の銀行融資を受けて物件を購入する恰好になります。

その一方で、不動産クラウドファンディングの場合は複数の投資家が共同で投資するビジネス。ですから投資金額が少額です。1口が1万円の物も多く、小遣い程度の資金の投資が可能と言えます。

また、価格流動性が低いのも大きな特徴です。不動産クラウドファンディングは投資期間が決まっていて中途解約が出来ないのが一般的だからです。ですから、仮に旗色が悪くなった時であっても逃げることが出来ず、損失を被ってしまいます。

物件選定・運営は業者に委託

一般の不動産投資の物件選定は投資家自身が行います。多くがインターネットや不動産投資会社などからの情報をもとにする決定と言えるでしょう。

また、物件の運営も投資家自身の仕事です。不動産管理会社の起用もあるでしょうが、管理会社を決めるのも投資家自身にあるのです。

その一方で不動産クラウドファンディングの場合は運営会社に委託するので運営会社が主体です。運営会社が物件を選定して運営まで請け負って、その利益を投資家に還元するのです。

ただし、不動産クラウドファンディングの運営会社は不動産運営のプロ。一般の不動産投資家よりも運営ノウハウを持っていることも多いです。プロのノウハウを活用出来る点は大きなメリットとも言えるでしょう。

投資期間が短い

一般の不動産投資は投資期間が長いです。数十年の融資を組んで、次世代までの収入を狙う人も少なくないでしょう。確かに物件を売却するケースもあるのですが、基本的には年単位の投資になります。例えば、アパートローンの資料を銀行から取り寄せてみると「20年」「30年」との記載が見つかります。つまり。それほどの長期間の投資になるのです。

その一方で、不動産クラウドファンディングは非常に短期間であることが大きな特徴です。多くの案件が1年以内なので、次元が違うと言えるでしょう。

ただし、不動産クラウドファンディングは投資期間が短くはあっても中途解約は基本的には出来ません。ですから、短期間ではありますが損失が膨らんでしまうこともあり得ます。

ネットで手続きが出来る

ネットで投資が可能なのも特徴的と言えるでしょう。

確かに一般の不動産投資であってもネットの出番は非常に多いです。例えば物件の調査や情報収集にはネットの存在は不可欠。しかし、契約などは書面での取り交わしとなりますし、投資家同士の交流も欠かせません。

また、物件の確認などもネットだけで完結させるのは危険ですし、業者選択もネットだけでは心細いです。

その点、不動産クラウドファンディングの場合はネットだけで完結させることが出来ます。物件の選定から運営まで運営会社に委託出来るので、物件にタッチする必要が無いからです。

ただ、丸投げ出来るからと言って、不動産投資の知識無しで決めることは危険です。ネットで完結するからと言っても、ベースとなる知識は大切です。

初心者でも始めやすい

不動産クラウドファンディングも不動産投資の1つの形態。銀行預金と異なり、様々なリスクが伴います。前述の様に流動性が悪いために損失が膨らんだ、ということもあるかも知れません。そのために不動産投資の知識は必要です。

しかし、そうは言っても一般の不動産投資よりも初心者は始めやすいです。と言うのも、借金を背負う必要は無いし、投資額も少なくて済むからです。…ギャンブル感覚で数万円を投資して「負けちゃった」などと笑う人が居るかも知れません。

ちなみに、一般の不動産投資の場合は安い物件であっても数百万円もします。特に銀行から借金をして始める人は「負けちゃった」では済ませられないと思われます。

中途解約は基本的に出来ない

先にも挙げた様に、不動産クラウドファンディングは基本的には中途解約は出来ません。これは投資の流れを考えた時に大きなデメリットであることが分かります。

と言うのは、J-REITなどの様に解約が自由であれば損切りが出来るからです。

不動産投資はミドルリスクと言われますが、リスクはゼロにはなりません。自然災害などのリスクは消えないのです。空室が発生すれば利回りが落ちてしまいますし、老朽化してしまえば家賃レベルも下がります。

さて、その様な場合、解約が自由な投資であれば損失が膨らむ前に換金することが可能です。しかし、解約が出来ない場合は赤字の膨らみに耐えなければならないでしょう。中途解約の可否は大きいのです。

リスクが分散されない

投資を安全に推進するためにはリスクの分散が不可欠です。と言うのも、投資対象が1つしか無いと、仮にその投資対象が破損した場合に大きなダメージになるからです。例えば、木造アパートを持っていた場合、その物件が火事で燃えてしまえばビジネスそのものが危うくなります。銀行の追加融資は分かりませんし、火災保険の補償も分からないでしょう。

さて、不動産クラウドファンディングも投資対象は1つ。リスクは分散されません。

ちなみにJ-REITの場合は複数の不動産に投資するのでリスクは分散されます。安全性は高いです。

供給が追い付かない

不動産クラウドファンディングは新しいビジネスです。しかも人気が高く、多くの投資家が集まっています。

そのため、供給が追い付かないのが現状です。物件取得は抽選になる物もあるのですが、それでも早い者勝ちであることには変わらず、パソコンのクリック合戦にもなる場合があります。

ちなみに、早い者勝ちだからと言って、むやみにクリックすることは好ましくはありません。運営会社の厳選した物件と言ってもミスはゼロにはならないので、良くない物を引く可能性が高まるのです。

A fundingのメリット・特徴

この様に、不動産クラウドファンディングにはメリットもデメリットもあります。

それでは、A fundingの場合はどうなのでしょうか。

不動産投資のプロによる物件選定

不動産クラウドファンディングは不動産のプロの物件選定。A fundingも同じくプロによる物件選定です。

物件の例は後述の通りですが、どれもが条件の良い土地に建っています。また、物件も中古を採用していて高い利回りを狙っています。

不動産投資は物件選定でビジネスの浮沈が決まります。その選定をプロに任せられる点はA fundingの大きなメリットと言えるでしょう。

ちなみに、不動産投資にはじめて挑戦する人には物件選定で誤ってしまう人が少なくありません。そのリスクをプロに委ねられるのは、やはり大きな利点です。

管理・運用が不動産のプロによる

不動産投資は物件の管理が非常に大切です。仮に管理が悪いならば、入居者に愛想を尽かされて退去されてしまいます。その場合には収入そのものが断たれてしまいます。

しかし、特にビギナー投資家の場合は管理の重要性の認識に甘く、入居者を苛立たせている場合が少なくありません。この場合は空室リスクが一気に加速し得ます。

その点、A fundingの場合はプロによる運営のため、リスクは小さく抑えられます。ビジネスの浮沈にもかかわる部分なので、大きなメリットと言えるでしょう。

経費が安い

不動産クラウドファンディングもビジネスですので運用会社に費用を支払わなければなりません。そして、時にはこの費用が大きな足かせになることもあり得ます。

しかし、A fundingは運用報酬を業界最低水準に抑えています。

無駄なコストを抑えることは投資家にとって利益が増えることに繋がるので、嬉しい体制と言えるでしょう。

情報開示がしっかりしている

不動産クラウドファンディング業者にもよりますが、情報をブラックボックスの中に隠しているところもあります。しかし、投資家にとっては業者のこの様な態度は望ましくありません。

その点、A fundingは情報開示をしっかりとしています。投資家にとっては安心材料となるでしょう。

1万円からスタートが可能

不動産クラウドファンディングには1万円から対応する会社があります。A fundingも1万円から対応しますので、小遣い程度の資金で始めることが可能です。

A fundingのデメリット・注意点

次に、A fundingのデメリットを挙げてみます。

元本保証が無い

これは不動産クラウドファンディング全般に言えることなのですが、「元本保証が無い」ことが大きなデメリットと言えます。

基本的に投資ビジネスは経済状況によって元本を割り込むことがあるのですが、不動産クラウドファンディングも他の投資と同じで、元本の確保は不可能…と言うことでしょう。

ちなみに元本が確実に確保されるのは銀行預金。ただし銀行預金は利息が期待出来ません。

案件が少ない

不動産クラウドファンディングは「物件あってのビジネス」です。逆から言えば、物件が無いと投資先が無く、ビジネスとして成立しません。

さて、A fundingの場合はサイトを見て分かる通り、掲載されている案件が少ないです。

ですから、投資家がサイトを訪れても物件が無くてビジネスそのものが成立しなかった…と言った事態が大いに考えられます。

利回りが低め

不動産クラウドファンディングに参入している会社は多いのですが、利回りを見るならば6~8%のケースが多い様に見られます。会社によっては10%を叩き出す例もあるほどで、なかなかに有望な投資ビジネスに見えます。

しかし、A fundingは利回りが5%程度のケースが見られ、全体的に低めです。

投資ビジネスは基本的にはリターンが小さい物はリスクも小さくなります。しかし、他のクラウドファンディングと同じ土俵で利回りが落ちるとすれば、大きな痛手と言うしかないでしょう。

A fundingの利用開始までのステップ

A fundingは一般の不動産投資よりも手軽ではあるのですが、それでも一定の手続きを踏まなければなりません。基本的には以下の3つのステップを踏むことになります。

  • 会員登録
  • 投資家登録
  • 投資家審査

最初に行うのが会員登録。A fundingのサイトからメールアドレスを登録して行います。

その次は投資家登録です。電話番号、マイナンバー、職業、保有資産情報所得の種類や年収、金融機関名、口座番号・口座名義を申告します。

その後で審査を受け、通ったならば完了です。

A fundingの案件

ここでA fundingの今までの案件を紹介します。

ただし、2023年1月25日現在では募集中の案件は無く、以下の案件は過去の事例になります。

A funding 5号 不動産特定共同事業

物件は1Kで小規模ではありますが、交通のアクセスは非常に良く、「大崎」駅へも「五反田」駅へも徒歩で行ける物件です。

大崎も五反田も東京では人気の集まる地域。客付け力が高いため、仮に空室となった場合でも次の入居者が見つかりやすいです。

また、人気の土地のため家賃下落のリスクも少ないと考えられます。

尚、投資は計画通りの期間・利回りで完了することが出来ました。

目標金額1750万円
出資総口数1750口
運用期間9ヶ月
想定分配利回り4.5%
物件名称ダイナフォート品川大崎
所在地東京都品川区大崎5-5-20ダイナフォート品川大崎
交通(最寄り駅) 山手線「大崎」駅より徒歩7分、同「五反田」駅より徒歩5分
都営浅草線「五反田」駅より徒歩6分
東急池上線「五反田」駅より徒歩5分、同「大崎広小路」駅より徒歩2分
構造鉄筋コンクリート造陸屋根8階建
床面積(登記簿)4階部分 23.53㎡
(壁 芯)     25.76㎡
築年月平成14年1月新築

A funding 4号 不動産特定共同事業

この案件は横浜市の中心街のマンション売却プロジェクトによる物です。

横浜は人気の街で中心街では東京よりも高額な場所もあるほど。ですから高値が期待出来ます。

この案件も計画通りの期間・利回りで完了することが出来ました。

目標金額420万円
出資総口数420口
運用期間6 ヶ月
想定分配利回り5%
物件名称ライオンズマンション平沼
所在地神奈川県横浜市西区平沼一丁目13番19 ライオンズマンション平沼2階
交通(最寄り駅)京急本線 / 戸部駅 徒歩3分
相鉄本線 / 平沼橋駅 徒歩6分
横浜市営地下鉄ブルーライン / 高島町駅 徒歩6分
JR東海道本線 / 横浜駅 徒歩15分
みなとみらい線 / 新高島駅 徒歩15分
相鉄本線 / 西横浜駅 徒歩19分
地目宅地
構造鉄骨鉄筋コンクリート造1階建
床面積23.63㎡(壁芯)
築年月昭和56年7月新築

A funding 3号 不動産特定共同事業

この案件は西新宿の11階の物件をリフォームして売却する計画です。

西新宿は多くのオフィスビルが並ぶ街で、公園も多いのが特徴。住環境も良好です。

物件は中古なのですが、新宿の街が見渡せる物件なので、高値が期待出来ます。

ちなみに、投資は計画通りの期間・利回りで完了することが出来ています。

目標金額854万円
出資総口数854口
運用期間7ヶ月
想定分配利回り5%
物件名称ダイヤモンド西新宿 11階
所在地東京都新宿区西新宿5丁目8番5号ダイヤモンド西新宿
交通(最寄り駅)大江戸線「西新宿五丁目」駅 徒歩4分
大江戸線「都庁前」駅 徒歩8分
丸の内線「西新宿」駅 徒歩10分
地目宅地
構造鉄骨鉄筋コンクリート造
床面積17.85㎡ (壁芯、延床面積: 964.46㎡)
築年月昭和51年5月新築

A funding 2号 不動産特定共同事業

この物件は新宿にあるマンション。リノベーションして売却するプロジェクトです。土地は新宿中央公園に近いので、住環境としては最良と言えるでしょう。

尚、この案件も計画通りの期間・配当を達成しています。

目標金額840万円
出資総口数840口
運用期間7ヶ月
想定分配利回り5%
物件名称ダイヤモンド西新宿 2階
所在地東京都新宿区西新宿5丁目8番5号ダイヤモンド西新宿
交通(最寄り駅)大江戸線「西新宿五丁目」駅 徒歩4分
大江戸線「都庁前」駅 徒歩8分
丸の内線「西新宿」駅 徒歩10分
地目宅地
構造鉄骨鉄筋コンクリート造
床面積19.45㎡ (壁芯、延床面積: 964.46㎡)
築年月昭和51年5月新築

A funding 第1号 不動産特定共同事業

この物件は神奈川県の相模原のマンションをリノベーションして売却する計画です。物件は相模原市の発展が見込める地域の上質の物。高値が期待出来ます。

尚、この物件も計画通りの予定と利回りを達成しました。

目標金額875万円
出資総口数875口
運用期間6ヶ月
想定分配利回り6%
物件名称相模原ハイツ
所在地神奈川県相模原市南区東林間4-20-6相模原ハイツB棟
交通(最寄り駅)小田急線「相模大野」駅 徒歩15分
小田急江ノ島線「東林間」駅 徒歩7分
地目宅地
構造鉄筋コンクリート造
床面積59.67㎡(登記面積)
築年月昭和46年11月22日

A fundingのよくある質問

A fundingには様々な質問が寄せられます。よくある質問を挙げてみましょう。

不動産小口化商品との違いはどんな点ですか

不動産小口化商品も不動産を複数の投資家で投資するビジネス。ですから、投資額が抑えられる点では変わりません。

しかし、違う点も多いです。

例えば、投資額ですが、不動産クラウドファンディングの場合は1万円からの物があるのですが、不動産小口化商品の場合は100万円単位の物もあり、額が大きく違います。

また、期間も異なります。不動産クラウドファンディングは1年以内なのに対して、不動産小口化商品は長く、10年を超える物も多いです。

ですから、自分の手持ちの資産や許される期間などの条件で、どちらの投資にするかを決めるのが良いと思われます。

J-REITとの違いはどんな点ですか

J-REITは不動産投資信託です。少額の投資が可能な点は変わりませんが、ビジネスモデル全体が異なります。

異なる点の第1は「どの物件に投資しているかが投資家からは見えない」点にあります。

J-REITは投資家が運用会社に資金を預け、運用会社が物件の選定から運営、そして売却まで行うのですが、投資対象となる物件は複数。しかもショッピングセンターやホテルなど、一般の不動産投資家には手が出ない様な物件に投資するのです。

また、解約に関しても完全に異なります。と言うのはJ-REITは解約が簡単だからです。そのため、価値が下がってしまった場合などは損切りをしてしまうことが可能。損失を最小限に抑えられます。

しかし、不動産クラウドファンディングは途中解約が出来ず、損失は膨らんでしまうのです。

途中解約は可能か

前述の通り、途中解約は出来ません。

A fundingの運営会社情報

以下はA fundingの運営会社の情報です。

会社名株式会社アンビション DX ホールディングス
登録番号不動産特定共同事業許可 東京都知事 第127号
設立年月日2007年9月14日
本店〒150-0001 東京都渋谷区神宮前二丁目34番17号住友不動産原宿ビル18階
免許等宅地建物取引業免許 国土交通大臣免許(3)第8023号 

A fundingのまとめ

A fundingを不動産クラウドファンディングに絡めながら解説しました。不動産クラウドファンディングのメリット・デメリット、そしてA fundingのメリット・デメリットも分かったことと思います。

不動産クラウドファンディングにも様々な物がありますが、案件数の少ないA fundingの場合は「これから」が狙えると思われます。ぜひとも今後に期待したいと思います。

タイトルとURLをコピーしました