おすすめカーリース会社9選!メリット、デメリットを徹底比較

最近は「カーリース」という新しいクルマとの関わり方をよく耳にしますが、これは毎月一定額で好きな新車に乗れるという話題のサービス。

普通なら手の届かないクラスの新車でも、カーリースを利用すれば気軽に手に入れることができ、マイカー感覚で乗ることができます。

今回は、人気のカーリース9社のサービス内容の比較を交えながら、メリット・デメリットなども詳しく解説していきます。

「カーローンやカーシェアとはどう違うの?」
「頭金0円で新車に乗れるって本当?」
「毎月いくらから利用できるの?」
「リースだから使い方に制限が多いんじゃないの?」
「何年単位で契約するの?」
「輸入車や高級車を扱う会社もあるの?」

カーリースに関するあらゆる疑問に対し、記事のなかでしっかりとご説明していきましょう。

できるだけ安く新車に乗りたい」という人は、ぜひこの記事を参考にカーリースを検討してみてください。

カーリースとは?ローンやカーシェアと比べてどう違う?

頭金ナシ・毎月の固定料金だけで、好きな新車をマイカー感覚で利用できるのが「カーリース」という新しいサービスです。

クルマの購入時にかかる税金や諸経費、また所有するうえで大きな負担になる「自動車税」も料金に含まれるため、貯金がなくても新車に乗ることができます。

これまでの一般的なクルマの入手方法である「カーローン」や「カーシェア」とは、具体的にどのように違うのか気になりますよね。

まずはカーローンとカーシェアのメリット・デメリットについて、わかりやすく簡潔にまとめてお伝えしておきましょう。

カーローンのメリット・デメリット

カーローン最大の魅力は、完済後にはクルマを自分の所有物にできることでしょう。

これはほかの2つにはない要素ですので、カーローンならではのメリットと言えるかもしれません。

また、ローン期間の設定に自由度があるため、長期で組むことで毎月の支払い額を抑えることもできます。

ただし、自動車税や車検代などのメンテナンス費用も別途必要になり、長期のローンでは金利分だけ総支払い額が増えるというデメリットも。

それこそ生涯手放したくないと思えるクルマなら、最終的に所有できるカーローンも選択肢になるでしょう。

しかし、一定期間での乗り換えが前提であれば、カーローンにあるメリットはかなり薄れてしまいます。

カーシェアのメリット・デメリット

レンタカーよりも費用が安いカーシェアリングは、時間料金にガソリン代や保険料も含まれるというメリットがあります。

また、使わないときも管理の必要がなく手間がかからないため、メンテナンス費用や駐車場代などの維持コストも不要です。

しかし、需要期や時間帯などによっては別のユーザーが利用していることもあり、必要なときに必ず利用できるという保証はありません。

また、会員間でクルマを共有するためのルールがあり、喫煙・ペットの同乗・灯油の積み込みなど禁止事項が多くあります。

利用に関して所有感覚はなく使い勝手の自由度は低く、毎回ステーションまで行かなければならない手間も大きなネックとなるでしょう。

カーリース・ローン・カーシェアの比較

カーリースとの違いをわかりやすくするために、下記の表にそれぞれの主なメリット・デメリットをまとめてみました。

表を見ておわかりになるかもしれませんが、カーリースはカーローンとカーシェアのメリット・デメリットを踏襲したシステムとも言えます。

カーリースカーローンカーシェア
メリット・月々の支払いが定額
・好きな新車を選べる
・料金に維持費も含まれる
・名義が自分になる
・クルマの使用に制限がない
・分割回数で月額を調整できる
・ガソリン代や保険料が不要
・メンテナンスの負担がない
・料金は利用した分だけ
デメリット・走行距離などの制限
・車両の扱いに注意が必要
・中途解約には違約金が発生
・維持コストは別途必要
・金利手数料が必要
・共有のため制限が多い
・クルマの保管場所が決まっている
・車種が選べない

もちろんカーリースにもデメリットがまったくないわけではありませんが、ほかの2つと比較してもリスクとしてはかなり低いのがわかります。

そんなおすすめのカーリースのメリット・デメリットについては、後ほどさらに詳しくご紹介していきます。

カーリースの選び方

新車の新しい乗り方であるカーリースですが、選べるサービスにも提供会社によってさまざまな種類があります。

ここではカーリースのおすすめの選び方について、注意点も交えながら詳しくご紹介していきましょう。

①狙った車種のリース料金で選ぶ。残価精算の有無も確認して

SUZUKIアルト/AHONDA N-BOX/GTOYOTAプリウス/E日産セレナe-POWER/XV
リース de マイカー
18,810円
SOMPOで乗ーる
21,670円
リース de マイカー
38,720円
SOMPOで乗ーる
49,390円
SOMPOで乗ーる
19,250円
リース de マイカー
22,770円
SOMPOで乗ーる
43,670円
リース de マイカー
50,050円
おトクにマイカー 定額カルモくん
21,500円
ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパック
25,080円
らく楽リース オートフラット
45,320円
ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパック
50,270円
コスモMyカーリース
21,780円
おトクにマイカー 定額カルモくん
25,790円
おトクにマイカー 定額カルモくん
47,570円
らく楽リース オートフラット
51,040円
ニコニコマイカーリース /ORIXカーリース
22,000円
らく楽リース オートフラット
26,400円
ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパック
48,730円
コスモMyカーリース
58,080円
※リース期間は均等払いで5年・走行距離1,000km/月・各種オプションやメンテナンスパック無しでの料金比較。※価格は概算・税込

各社のシミュレーターを利用して価格を調査して比較したところ、車種や利用条件が同じでも月額料金は各社で大きく異なります。

車種によっては最安値と最高値で毎月数万円の差が出るものもあるため、事前の価格チェックはしっかりと行っておきたいものです。

尚、カーリース基本料金に変化が生じる主な項目とは、以下のような内容の影響によるものです。

月額料金が決まる主な要素

  • 利用年数の期間
  • ボーナス払い設定
  • 残価精算の有無
  • メンテナンスプランの利用
  • オプションの追加

また、これ以外にも「ネット割引」「特選車」「キャンペーン」など、各社独自のおすすめで変わる価格の違いにもご注意ください。

たとえば軽自動車ではSUZUKIのアルトでは「リース de マイカー」が、月額18,810円で最安値となっています。

しかし、HONDAのN-BOXでは「SOMPOで乗ーる」が21,670円で最安値になるなど、各社の車種ごとの取扱い方によっても差があるのです。

では「料金が高いところは損なのか?」というと、必ずしもそうとは限りません。

残価精算の有無や月間走行距離に制限がないなど、契約中から満了後にも影響するメリットにも注目してください。

カーリースを料金で選ぶときには月額料金の安さだけではなく、ご自身の契約期間満了までのカーライフをイメージしましょう。

カーリース会社のシミュレーターはカスタマイズ可能ですので、より自分に合った条件を設定したプランで料金を算出してください。

②レクサス・ベンツ・BMWは取り扱いが希少。期間を長めにするのも検討して

国産レクサス輸入車
SOMPOで乗ーる9メーカー取扱15メーカー
MOTAカーリース8メーカー取扱
リース de マイカー8メーカー取扱3メーカー
※表の「国産8メーカー」とは「レクサス・光岡自動車」を除く国産ブランドメーカーのことになります。

カーリースで取り扱う新車の多くは「国産車」が対象で、レクサス・ベンツ・BMWなどの高級車や輸入車が選べるところは希少です。

2022年3月現在の調査では、人気カーリース9社のなかでも「レクサス」を選べるのはわずかに3社だけでした。

ベンツやBMWといった輸入車に関してはさらに少なく、取り扱っているのは2社のみです。

また、レクサスや輸入車(ベンツ・BMWなど)については、国産の同クラスと比較しても月額料金が割高になることに注意ください。

おすすめ高級車・輸入車のカーリース月額料金

サービス名レクサスIS/hBenz AクラスBMW3シリーズ
SOMPOで乗ーる82,500円90,640円88,000円
MOTAカーリース116,930円
リース de マイカー93,720円77,110円88,220円
※検索条件:5年均等払い契約・各種オプションなし・月間1,000km。※価格は概算・税込

高級車・輸入車のおすすめ車種をピックアップして、実際にシミュレーターを使って月額料金を算出し表にまとめてみました。

単月の利用料金としてはかなり高額になっていますが、これを期間を伸ばして見直すと以下のようになります。

レクサスIS/300hの契約期間別の月額料金

サービス名7年9年11年
SOMPOで乗ーる74,910円70,400円
MOTAカーリース89,760円65,340円
リース de マイカー82,060円71,940円
※価格は概算・税込

上記のように月額費用の負担がかなり軽減するため、レクサス・ベンツ・BMWなどの高級車は期間を長く利用するのも選択肢のひとつでしょう。

カーリース契約満了後にクルマを返却しなければならないのか、そのまま乗り続けられるのかなど、プランの違いにも気をつけてください。

③料金体系で選ぶ。「契約形態」と「設定できる走行距離」によって料金が変わる

選んだ車種の新車価格以外にも「契約形態」や「設定できる走行距離」など、さまざまな要素でカーリースの月額料金は変動します。

特に重要なのは「契約形態」での違いで、どのような契約を前提にしているかで毎月の支払い額や利用方法にも影響してきます。

カーリースの料金体系|契約形態①残価設定の「あり」「なし」の違い

カーリースの契約形態でまずよく耳にするのが「残価設定(精算)」の「あり・なし」というものではないでしょうか。

まずは残価設定の「あり・なし」の違いについて、メリット・デメリットとともにお伝えしておきましょう。

残価設定「あり」の契約方法のメリット・デメリット

残価設定「あり」の契約方法のメリットは「月額料金が安く済む」ということです。

カーリースは期間を定めて契約するため、残価率によって満了時のクルマの評価額をあらかじめ想定することができるのです。

残価設定「あり」の料金算出方法

(新車価格 ー 満了時(返却時)のクルマの残存評価額) ÷ 契約期間

※カーリース会社の基準や利用条件で実際の残価の想定額は異なります。

月額を抑えてカーリースを利用したい人には、比較的に料金設定が低めの残価設定「あり」の契約がおすすめです。

契約期間満了時には返却や買取の選択を行いますが、契約方式によっては残価の精算が必要なものもあります。

最終の査定で想定残価から差額が出ると費用が生じることもあるため、走行距離の超過や車体の傷などには注意して利用しましょう。

残価設定「なし」の契約方法のメリット・デメリット

残価設定「なし」の契約方法は、クルマの新車価格そのものが分割対象となり月額料金が決まります。

このため、残価設定「あり」と比較すると毎月の料金は高めとなりますが、契約車両を満了後にそのまま所有できることがほとんどです。

月額料金には自動車税や車検代などの維持費も含まれ、プランによってはメンテナンス費用も賄えます。

選んだクルマを最終的に自己所有にしたい人なら、カーローンよりもお得な残価設定「なし」カーリースがおすすめです。

カーリースの料金体系|契約形態②「残価」の扱い方でも2つに分かれる

カーリースの残価設定の「あり」の契約でも、クルマの「残価」を最終的にどのように扱うかで2つに分かれます。

これは残価精算の責任が「カーリース会社側」にあるのか「ユーザー側」にあるのかの違いです。

この違いにより「オープンエンド型」と「クローズドエンド型」の2つの異なる契約形態があります。

主な違いについて下記の一覧表にまとめてみました。比較の参考にしてください。

項目オープンエンド型クローズドエンド型
残価精算の責任契約者カーリース会社
評価額の開示ありなし
満了時の差額精算ありなし
月額料金の設定相談により決定リース会社が決める
契約満了時・買取:可能
・延長:可能
・返却:可能
※査定で差額が出るときは返却前に精算
・買取:不可
・延長:可能
・返却:可能
※返却時の原状回復の有無は契約による
オープンエンド型の契約形態の特徴

カーリースの残価精算の責任が「ユーザー(契約者)側」にあるのが「オープンエンド型」の契約方法です。

カーリース会社が算出したクルマの想定残価を契約者に提示し、評価額の同意を得た上で契約が進行していきます。

つまり、契約時にカーリース会社が残価を高く設定してくれると、それだけ月額料金は安くできるということになります。

しかし、オープンエンド型では、契約満了後に再度クルマの査定を行って想定残価との差を割り出します。

このときに想定残価よりも査定評価が上回れば差額が戻りますが、逆に低いときには不足分を契約者が補填する必要があるのです。

月額料金がほかよりも格段に安いカーリース会社などは、契約満了時の査定で高額な差額を支払うことになるかもしれません。

クローズドエンド型の契約形態の特徴

カーリースの残価精算の責任が「リース会社側」にあるのが「クローズドエンド型」の契約形態です。

クローズドエンド型では、カーリース会社の想定残価は契約者にはわからないようになっています。

このため、実際の市場の想定残価より低く見積もられていても、契約者にはなかなかわかりにくいということがネックとなります。

ただ、返却時にもクルマの再査定がないため、契約満了時に差額の支払いの心配をすることはありません。

損失を防ぐためにリース会社が残価査定を低く見積もることがあり、月額料金は高めになりやすい傾向があります。

契約満了時に無駄な出費がないことは大きなメリットですが、基本的に残価を精算してクルマを所有することはできません。

カーリースの料金体系|「設定できる走行距離」にも注意

カーリースの月額料金を決める要素に「月間(または年間)走行距離」というものがあります。

残価の想定価値に影響するものなので、基本的には制限距離を上げるほどに料金はアップしていきます。

個別の利用環境によって異なるとは思いますが、一般的な年間走行距離は年間10,000km程度となっています。(※参考:国土交通省「自動車の使用実態」)

この数字を元に考えるとするならば、月間1,000km以内での料金比較がもっとも現実的なものになるのではないでしょうか。

おすすめのカーリース9社では、最小で月間500km(年間6,000km)からプランを選ぶことができます。

参考までにオートフラットで走行距離別に試算したところ、同じ5年均等払いのHONDAのN-BOXでも料金は以下のようになりました。

月間走行距離月額支払い総額残価想定額
500km25,300円1,518,000円400,000円
1,000km26,400円1,584,000円334,000円
2,500km28,600円1,716,000円209,000円
※簡易シミュレーターによるメンテナンス・オプションなしの料金。※価格は概算・税込

同じ車種でも走行距離の制限を増やすと残価設定が目減りして、月額や支払い総額に影響するのが分かるのではないでしょうか。

カーリース会社やプランによっては、受けられるサービスが年間制限距離ごとに限られているものもあります。

また、逆に「残価設定なし」のカーリースならば、走行距離に制限がない(月額や総額に影響しない)というメリットもあります。

カーリース会社を料金で選ぶときには、走行距離の制限にもよく注意しておかねばなりません。

契約内容によっては超過によるペナルティが発生するため、普段より余裕を持った距離設定で試算しておきましょう。

カーリースの料金体系|メンテナンスプランの活用も視野に入れる

ほとんどのカーリース会社では、オプションで「メンテナンス」という項目を追加で選べるようになっています。

クルマのメンテナンス費用も月額で固定できることで、より急な出費への不安がなくなるという便利なオプションです。

メンテナンス項目のサービス提供内容ついては各社で異なり、選ぶプランでも保証範囲や追加料金額は変動します。

■メンテナンスプランの対象となる費用の例

  • 延長保証(一般・特別)
  • 車検整備・諸費用
  • 法定点検費用
  • オイル交換
  • タイヤ・バッテリーなど消耗品交換
  • 故障時の修理費用
  • 代車費用
  • 返却時の原状回復費用の補償 など

カーリース会社ごとにサービスが異なるため、受けられるメンテナンスサービスについては内容をよくチェックしておかねばなりません。

ご自身の利用の用途・頻度・環境などをよく考えて比較し、適切なプライスのパッケージングを選ぶようにしましょう。

メンテナンスプランの必要性|車検整備費用について

クルマの「車検整備費用」については、全てのカーリース会社の月額料金に含まれているわけではありません。

メンテナンスプランに加入すべきかどうかは、この「車検整備費用」を基準に検討される人も多いのではないでしょうか。

下記の表を見ていただくとわかりますが、ほとんどの会社で車検整備(法定点検)費用はメンテナンスプラン加入が条件となっています。

サービス名車検整備費用対象になる条件プラン備考
コスモMyカーリース×シルバーパック以上の加入3プランから選択可能
SOMPOで乗ーるファイナンスリース、自動車保険を含む契約追加保証プランもあり
ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパック基本料金に含まれる消耗品の無償交換プランもあり
MOTAカーリース×メンテナンスパックへの加入2プランから選択可能
ORIX カーリース・オンラインクーポン利用整備関連の無料クーポン有
もろコミ カーコンカーリース基本料金に含まれる消耗品の無償交換プランもあり
おトクにマイカー 定額カルモくん×シルバープラン以上の加入3プランから選択可能
らく楽リース オートフラット×マイメンテプラン以上の加入3プランから選択可能
リース de マイカー×らくらく車検プラン以上の加入2プランから選択可能
※自動車重量税・自賠責保険料は月額料金に含まれます

車検整備費用が月額料金に含まれるのは、おすすめ9社のなかで「SOMPOで乗ーる」「ニコニコマイカーリース」と「もろコミ」の3社だけでした。

ただ「ORIXカーリース」では「車検無料クーポン」が提供されるため、実質的に期間中の車検整備費用は無料となっています。

各社のメンテナンスパックの追加費用が割安かどうかは、車検整備費用も含めて検討してみましょう。

ただし、整備については自社・提携工場が指定となることが多いため、お近くに依頼先があるかもあわせて確認しておいてください。

④満了後の車両の扱いや、途中返却の可否もチェックしよう

カーリースの契約満了後の車両の扱いや、契約の途中でも乗り換えや返却ができるのかというのもチェックしておきましょう。

カーリースの期間満了時に契約者にある選択肢は、主に以下の4つのパターンです。

■リース期間満了時の主な選択肢

  1. 継続(再リース)
  2. 返却(乗り換え)
  3. 買取(差額精算)
  4. 譲渡(自己所有)

期間満了で返却して新しいクルマに乗り換えるだけでなく、同じクルマをそのまま継続して乗る再リースも選べます。

また、長く乗るなら残価での買取や期間満了で譲り受ける契約など、リースから自己所有にできる選択肢もあります。

サービス名満了時の車両の扱い中途解約
コスモMyカーリース継続・返却・買取不可
SOMPOで乗ーる継続・返却・買取・譲渡
ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパック継続・返却・買取・譲渡不可
MOTAカーリース継続・返却・買取不可
ORIX カーリース・オンライン継続・返却・譲渡規定年数経過後は可
もろコミ カーコンカーリース譲渡
おトクにマイカー 定額カルモくん継続・返却・譲渡不可
らく楽リース オートフラット継続・返却・買取
リース de マイカー継続・返却・買取不可

おすすめカーリース9社の契約満了時のクルマの扱いと、中途解約について一覧にまとめてみました。

「SOMPOで乗ーる」では「中途解約」・「免許返納」両プランの加入者は違約金なしでの途中解約が可能です。

さらに「ORIXカーリース」はもっとも柔軟性があり、契約期間内でも定められる規定年数が経過していれば途中解約ができます。

たとえば5年契約の「いまのりくん」では、最短で2年経過後からとなっています。

規定年数の経過後は、解約金なくいつでも契約を終了することができるため、短期でお考えの人におすすめです。

譲渡に関してはプランで選択する会社もあり、必ずしも全てが対象ではないことにご注意ください。

カーリースを利用するメリット6選

購入やローンよりもコスパに優れ、各種手続きも大幅に削減される手軽さも魅力のカーリースという新しい新車の乗り方。

ここではそんなカーリースを利用すべきおすすめのメリットを、次の6つの項目に分けてご紹介していきましょう。

■カーリースを利用するメリット

  1. 月額制なので車に関する費用を平準化できる
  2. 頭金なし(初期費用0円)で新車に乗れる
  3. 申込みはネットで完結するので手間いらず
  4. ライフステージに合わせて気軽に車を乗り換えられる
  5. 分割支払いの利息がマイカーより安い
  6. 法人利用なら経費として計上できる

それではそれぞれについて、詳しくご説明していきます。

メリット①月額制なので車に関する費用を平準化できる

カーリース最大の魅力は「均一の月額料金」で新車に乗れることです。

毎月のクルマにかかる費用が一定額で済むため、年間の予算も平準化できることが特徴になります。

メンテナンスオプションに加入していれば、車検代や消耗品の交換まで費用が掛からなくなるため、急な出費に困ることはありません。

カーリース会社や契約プランごとに受けられるサービスは異なりますが、月額料金に固定できるものは以下のようなものになります。

■カーリースの月額料金に含められるもの

  • 車両代
  • 登録諸経費
  • 環境性能割
  • 自賠責保険料
  • 重量税
  • 自動車税
  • 任意保険料
  • メンテナンス代 など

毎年の自動車税も気にしなくて良いというのは、かなり大きなメリットになるのではないでしょうか?

車検代や消耗品交換も含まれる契約であれば、点検で部品の交換が必要になっても費用に悩むこともありません。

カーリースならメンテナンス費用の不安もなく、いつでもクルマは万全な状態で乗ることができます。

契約時に毎月の予算が明確になるため、家計への負担を最小限に留めてクルマを無理なく維持することができるのです。

浮いた予算でより遠くへドライブに行くなんていうのも、カーリースならではの楽しみ方かもしれませんね。

利用するカーリース会社ごとのサービスも受けられる

さらにカーリース会社で選べるプランのなかには、維持費をもっと抑えられるお得なサービスが受けられるものもあります。

たとえば「コスモMyカーリース」や「オートフラット」などの石油元売り系では、ガソリン代が最大7〜10円/L引きになるという特典も。

他にもさまざまなお得で魅力あるサービスが受けられるため、カーライフがさらに快適なものになるでしょう。

カーリースならこれらのサービスが、決まった「月額料金」だけで受けられるようになります。

 メリット②頭金なし(初期費用0円)で新車に乗れる

カーローンなどで新車購入するときのように「頭金」を必要としないのも、カーリースの特徴です。

カーリースの利用には審査がありますが、これはカーローンでも同じこと。大きく違うのは「頭金0円」で申し込めるということです。

一般的に新車購入時には、車両価格の一部を頭金として収める必要があります。

目安としては車両価格の20%〜30%程度と言われていますので、新車価格が200万円のクルマだと40万〜60万円が必要です。

これまでは頭金を用意しておかないと、カーローンの審査にも通りにくく、新車に乗ることができませんでした。

しかし、カーリースなら手持ちの資金がなくとも大丈夫。「頭金0円」で欲しいクルマにすぐ乗ることができます。

■月々どれくらいの支払いで乗れるの?

カーリース会社によっては、最新の軽自動車が頭金0円で月額8,000円から数多く選べるところもあります。

車両価格はもちろん登録に必要な各種税金や手数料、また自賠責保険なども全て含まれるため手出しの費用はありません。

ご契約内容によっては車検代やメンテナンス費用も月額料金に含まれるため、契約期間中もクルマの維持がとても楽になります。

毎月の負担も少ないうえに、カーローンのように「頭金の準備」という手間がなくなるのがカーリースのメリットです。

 メリット③申込みはネットで完結するので手間いらず

なんとネット上で完結するカーリースの申し込みは、来店の手間もかからずとてもカンタンです。

各社のWebサイト上のシミュレーターを利用すれば、希望の車種ごとに月々の料金もすぐにわかります。

契約内容について不明な点があれば、メール・ライブチャット・電話で気軽に相談できるというのもメリットです。

契約締結後はクルマを自宅まで納車してくれるところもあり、実店舗への来店が不要になることも。

中古車と違い不具合の不安がほとんどないため、欲しいクルマがすでに決まっている人にはとてもありがたいシステムではないでしょうか。

普段は仕事が忙しくてなかなか時間が取れない人でも、カーリースならWeb上の手続きだけで新車を手に入れることができます。

カーリースの審査対象や基準は?

カーリースの審査は個人信用情報を参考にして行われ、合否については各社の提携する信販会社やリース会社の独自基準で決まります。

審査の申し込み条件

  • 定期収入があること
  • 対象年齢:18歳〜80歳

(※カーリース会社により異なる)

基本的には定期収入があるひとが対象ですが、年金受給者や収入実績の少ない新社会人でも利用できるところも少なくありません。

また、ご自身に決まった収入がない人でも、固定収入のある連帯保証人をつけることで審査を受けられます。

【連帯保証人をつけることで申し込み可能なケース】

パート/アルバイト・学生・専業主婦・無職・未成年

また、審査が不安な人は事前に「匿名での仮審査」を行なってくれるカーリース会社もあります。

 メリット④ライフステージに合わせて気軽に車を乗り換えられる

カーリースを利用するメリットのひとつには「豊富な車種が選べる」ことがあり、ライフステージに合わせた車種の選択が可能です。

たとえば、免許を取ってすぐの頃は「自分に合ったクルマ探し」というのが楽しいものです。

カーリースなら豊富な車種からベストな選択が可能で、さらに予算がなくても大丈夫という魅力があります。

■免許を取ったばかりの頃なら

  • 学生なので燃費が良く維持しやすいクルマがいい
  • まだ就職したばかりで予算が限られている
  • 常に最新のクルマに乗り続けたい
  • 趣味の変化に合わせてSUVやスポーツカーなどを乗り換えたい

ご結婚された後はお子様が生まれるなど、いよいよこれまでとは大きな環境の変化が続くと思います。

しかし、カーリースなら契約期間ごとに予定を組んで、お子様の成長に合わせた車種の選択が可能です。

また、メインのクルマ以外に「奥様のお買い物用の軽自動車が欲しい」と思ったときにも、気軽に使えるカーリースがおすすめです。

■ご結婚後も安心です

  • お子様の成長に合わせてクルマを乗り換えたい
  • 買い物や通勤専用のクルマがもう1台欲しい
  • 子供の独立に合わせて夫婦だけで乗れるクルマにしたい
  • 年齢とともに運転しやすいクルマに変えたい
  • お孫さんが増え大勢で乗れるクルマが欲しい

単身赴任や海外への引っ越しなどで期間が決まっている人でも気軽に利用できます。

また、普段あまり乗らない人は距離を制限することで費用もさらに抑えられるというメリットも。

■さらにこんな人にもおすすめ

  • あまりクルマに乗らない
  • 維持にコストをかけたくない
  • メンテナンスの手間を心配をせずにクルマに乗りたい
  • クルマを利用する期間が決まっている

気軽に乗り換えができるカーリースの利便性は、目まぐるしく変わる生活環境にも対応できる画期的なシステム。

変化するライフステージに柔軟に対応できるカーリースは、今もっともおすすめの新車の乗り方です。

 メリット⑤分割支払いの利息がマイカーより安い

カーリースはマイカーローンの分割払いよりも利息が安く済むってご存知でしたか?

「リース」と聞くと割高なイメージもあり、そこに諸経費も合わせるとなると高くなるのではないか心配ですよね。

一般的なリース価格の設定方法というのは以下のように定められるケースが多くなります。

●一般的なリース料の算出方法

[物件購入価格+諸経費(金利・税金・保険料など)]×115%程度=リース料の総額

しかし、カーリースには「残価設定」という基準があるため、通常の新車価格よりも諸経費を含めても総額は割安になるんです。

●カーリース料の算出方法

[新車購入価格+諸経費ークルマの残価]×リース率=カーリース料の総額

このため、総額にかかる利息も抑えられ、月々の支払いも安く済むことになります。

残価については期間満了で償却に充てられますので、実質の総支払額も残価を差し引いた分だけです。

もちろん月額料金は残価を引いた分を契約期間で分割したものなので、購入するよりも断然安くなります。

購入よりも格段に安い価格で新車を手に入れられ、月額料金には維持費用の一部も含まれるため余分なコストもかかりません。

マイカーローンの分割払いで購入するよりも、カーリースの方が圧倒的に安く新車を手に入れられるのです。

■カーリースはなぜ安い?残価設定とは

カーリースがなぜ購入するよりも新車が安くなるのかというと、あらかじめ「残価」による値引きがあるからです。

カーリースとは「利用者が希望する車種をリース会社が代わりに購入して貸し出すシステム」のこと。

決められた契約期間の満了時には、最終的に貸出車両を返却することが前提になります。

このときに返却される貸出車両にも、当然ですが「下取り価値」があるわけです。

この想定される下取り価格(残存価値)を、契約時点で最初から差し引いて費用を算出するのがカーリースの安さの秘密となります。

 メリット⑥法人利用なら経費として計上できる

法人利用の場合、カーリースの月額料金は「経費として計上できる」というメリットが活用できます。

このメリットの効果について結論を申し上げると、購入するよりも「節税効果が高い」ということです。

カーリースの月額料金は、全て経費として落とすことができるため、節税に大きく貢献できます。

通常、法人や個人事業主が新車をローンで購入したときは、利息を除いて元金分は経費計上できません。

しかし、カーリースならば月額料金を月ごとに経費として全額計上できるため、高い節税効果に期待できるというわけです。

法人利用でのメリットは多い

また、法人利用の場合は、経費計上できる「節税効果」だけがメリットではないのです。

手続きがWebで完結する手軽さをはじめ、個人向けでも嬉しい各種のサービスが法人利用でも受けられます。

法人利用での主なメリット

  • 頭金不要など初期費用が少ない
  • 手続きがオンラインで完結するため手間がない
  • 経費処理がスムーズに行える
  • メンテナンス管理もしやすい
  • 便利なサービスやサポートが受けられる
  • 契約期間ごとに乗り換えができる

まず、月額料金にほとんどの費用が含まれているため、事業資金を圧迫することなく車両を確保することができます。

経費処理の手間も大幅に削減され、メンテナンスパックの利用をしておけば管理の負担もありません。

付帯する各種の割引や無償サービスで利用期間中もお得に使え、契約期間満了時には気軽に乗り換えられます。

余分な費用をかけずにクルマの状態を常に保てるので、ビジネスチャンスも逃しません。

カーリースを利用するデメリット

Demerit.

お得で便利なカーリースはメリットが多数ありますが、デメリットが全くないというわけではありません。

ここではカーリースを利用するときのデメリットについて、詳しくお伝えしておきましょう。

契約後にトラブルに巻き込まれないためにも、以下の3つについては注意してください。

■カーリースのデメリット

  1.  走行距離制限がある
  2.  汚れや傷には注意が必要
  3.  中途解約には違約金が発生する

それではカーリースにある3つのデメリットについて、ここからしっかりとご説明していきます。

デメリットと言っても、使い方次第では内容が気にならない人もいるかもしれません。

また、デメリットをフォローできる各種サービスのご紹介もしていきますので、ぜひ参考にしてください。

デメリット①走行距離制限がある

カーリース会社によっては、走行距離ごとに料金プランが異なるものがあります。

月間での予定距離で500km〜3,000km程度の範囲で選択するのですが、超過した場合は残価に影響するため精算が必要です。

ご利用サービスにより精算方法や超過料金は異なり、毎月・毎年・契約期間ごとの定められた区切りで行います。

●超過料金の例:もろコミ:1kmあたり8円

特に頻繁に利用する法人カーリース利用では、この走行距離制限による超過料金には気を付けておかねばなりません。

月間固定と年間累計での制限の違いもあり、累計計算のものであれば単月計算ではなくなります。

年間の総距離で制限値を超えないように、利用する時期を定めて調整してください。

余裕を持った年間予定距離で予定を組み、適切な契約プランを選択するようにしておきましょう。

参考までに当サイトおすすめカーリース9社の契約内容で、走行距離制限の条件だけをまとめてみました。

サービス名月間走行距離の選択
コスモMyカーリース〜500km/〜1,000km/〜1,500km
SOMPOで乗ーる〜1,000km/〜1,500km/〜2,000km/〜3,000km
ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパック契約時に満了時までの想定走行距離を相談して決定
MOTAカーリース走行距離不問
ORIX カーリース・オンライン主要プランは〜2,000km
もろコミ カーコンカーリース〜2,000kmで料金想定
おトクにマイカー 定額カルモくん6年以下の契約:〜1,500km7年以上の契約:無制限
らく楽リース オートフラット2,500kmまで※マイメンテプランは1,500kmまで
リース de マイカー〜500km/〜1,000km/〜1,500km

上記の表のように各社で扱いが大きく異なるため、月額料金の比較のときにも重要な要素となります。

追加オプションで無制限になることも多いので、付帯サービス内容はよくチェックしておきましょう。

デメリット②汚れや傷には注意が必要

カーリースはその名の通り「リース契約(賃貸借契約)」に基づいて新車を長期間借り受ける乗り方です。

「ファイナンス(金融)リース」と呼ばれるリース方式で、ユーザー側が選択した商品をリース会社が代わりに購入し貸与する取引となります。

●ファイナンスリースの種類

所有権移転:リース期間満了後に契約者に所有権が移る

所有権移転外:リース期間満了後も所有権はリース会社

契約形態の違いによって「返却・再リース・買取・譲渡」など、最終的なクルマの扱い方は変わります。

このため、契約プランによっては「借りている物件の返却」が必要になり、このとき原則「元の状態で戻す」必要があるのです。

リース契約では「物件の保守・修繕の義務」が契約者(ユーザー)側にあり、過失による瑕疵(傷などの損傷)には原状回復の責任が発生します。

もちろん契約時点で想定している走行距離によるものや、誰も乗らなくても起こる経年劣化は別です。

しかし、ボディの傷など各部の損傷については、各社の規定に沿って追加料金が発生することがあるためご注意ください。

追加料金の発生する状況などについて、詳しくは契約前に各社の利用規約でよく確認しておきましょう。

返却時に後付けのものを外すのもお忘れなく

契約期間中に後付けした純正以外のナビなどのパーツは、リース車両の返却前に必ず取り外してください。

また、カーリース会社によっては後付けパーツが一切禁止のところもあり、可能でも事前の相談が必要なことも少なくありません。

ドリンクホルダー・携帯ホルダー・芳香剤など、すぐに取り外しできるものについては特に規定はありません。

しかし、契約に含まれていないナビやアルミホイールなどは、純正品であっても問題になることもあります。

さらには脱着の際に付く傷や小物を貼り付けたノリ跡などは、精算時に査定を下げる要因にもなるためご注意ください。

下記に人気カーリース9社の後付けパーツへの取り決めを抜粋していますので、参考にしてください。

サービス名概要
コスモMyカーリース原状回復可能な範囲に限る
SOMPOで乗ーる要事前相談
ニコニコマイカーリース自由
MOTAカーリース制限なし
ORIX カーリース・オンライン制限なし
もろコミ カーコンカーリース原状回復可能な範囲に限る
おトクにマイカー 定額カルモくん原状回復可能な範囲に限る
らく楽リース オートフラット原状回復可能な範囲に限る
リース de マイカー契約時の指定
※制限なしなど仕様変更が自由なところでも、違法改造など公序良俗に反するものやレースへの使用はできません。

デメリット③中途解約には違約金が発生する

カーリース最大のデメリットとなるかもしれないのが「中途解約の違約金」です。

ほとんどのカーリース会社の契約では、原則として期間の途中で解約ができません。

理由としては、リースの月額賃料は契約年数をもとに算出しているため、途中で返却されると損失が出てしまうためです。

しかし、予期せぬ生活環境の変化でクルマが不要になることや、事故でリース車両に乗れなくなることもあるかもしれません。

そんなやむを得ない理由もあるため、リース会社は不足の事態に対応するための「例外」的な解約措置を認めるようになっています。

ただし、このときは所定の違約金の支払い義務が発生することになるのです。

中途解約の違約金(解約金)の金額について

ほとんどの場合、所定の中途解約金(未払いリース料)から、解約時点でのクルマの査定額(残価)を差し引いた金額の一括払いです。

契約先によって詳細は異なることもありますが、一般的には以下のような内容で違約金(解約金)が決定します。

●違約金(解約金):基本算出対象

  • 残存期間のリース料
  • 契約時に定めた残存価値(残価)
  • 事務手数料

●違約金(解約金):その他必要に応じて

  • 修理費用
  • 未払い月額料金
  • 遅延損害金

上記のような本来得られる予定のものや、必要に応じて補填すべき費用をまとめたものが基準となります。

ここから「車検・メンテナンス・税金」など、解約することで不要になる経費分と残価が差し引かれます。

カーリース会社の違約金(解約金)で、もっとも注意すべきことは支払いが「一括」になることです。

当サイトのおすすめカーリース9社の中途解約については、下記の表のような条件となっていました。

サービス名中途解約解約条件
コスモMyカーリース不可違約金
SOMPOで乗ーるオプション加入※未加入:違約金
ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパック不可違約金
MOTAカーリース不可違約金
ORIX カーリース・オンライン規定年数経過後は可違約金
もろコミ カーコンカーリース可※満了2年前から対象外は解約金の一括払い
おトクにマイカー 定額カルモくん不可違約金
らく楽リース オートフラット解約金の一括払い
リース de マイカー不可違約金

「オートフラット」は“相談により解約可能“となっていますが、必要な解約金については違約金と同じ内容になります。

このような前提のため、契約前にはご自身の利用期間についてしっかりと検討しておかねばなりません。

カーリースの利用がおすすめの人

カーローンやカーシェア(レンタカー)といった乗り方よりも、カーリースの利用が向いているおすすめの人の特徴は以下のようになります。

カーリースの利用がおすすめの人

  • 初期費用を気にせず好きなクルマを選びたい人
  • コストを平準化してお得に乗りたい人
  • ディーラーとの交渉などの手間が嫌いな人
  • メンテナンスなどクルマの管理が面倒な人
  • 生活環境の変化に合わせたクルマに乗りたい人
  • 長距離の運転はあまりしない人

カーローンやカーシェアにはない魅力があり、少なくとも上記に該当する人は断然カーリースの利用がおすすめです。

引っ越しやご家族の成長などで生活環境の変化があっても、気軽に乗り換えができるのでしっかりと対応できます。

とにかく「クルマにかかるコストを抑えて長く乗り続けたい」という人は、ぜひお得なカーリースの利用をご検討ください。

人気カーリース全9サービスを徹底比較!

ここからは人気の9社のサービスを総合的に比較して、おすすめのカーリースをポイントごとにご紹介していきます。

まずはおすすめの人気カーリース9社がどんな会社なのか?その特徴については下記の表でご確認ください。

サービス名特徴
コスモMyカーリースコスモ石油が運営しているためガソリン代などがお得になるメリットも
SOMPOで乗ーる損害保険大手SOMPO HDとDeNAが運営。保険料も含めた月額料金がポイント
ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパックカーリース部門3冠受賞の実力派。新車・中古車・短期と選べるのが特徴
MOTAカーリース新車がもらえるカーリースが話題のMOTA。契約期間は最長11年まで選択可能
ORIX カーリース・オンライン35年の実績を誇るORIXグループのカーリースは、最短2年で乗り換えも可能
もろコミ カーコンカーリースカーコンビニ倶楽部のもろコミは、車検費用も含め月額8,000円から選べるのが魅力
おトクにマイカー 定額カルモくん業界最安値水準の定額カルモくんは、なんと顧客満足度98.9%の高評価企業
らく楽リース オートフラット石油元売り大手出光グループのオートフラットは、ガソリン代の割引なども充実
リース de マイカー資金力に優れたNTTグループのカーリースは、大量仕入れによるコストダウンが魅力

また、ここまでポイントごとにご紹介してきた各社のサービス水準を、わかりやすく一覧にしてまとめてみました。

おすすめカーリース9社のサービス比較一覧

サービス名基本契約方式契約期間取扱対象月間走行距離の選択車検整備費用満了時の車両の扱い中途解約解約条件
コスモMyカーリースクローズド/オープン36ヶ月〜84ヶ月国産全車種※レクサス除く〜500km/〜1,000km/〜1,500km×・継続・返却・買取不可違約金
SOMPOで乗ーるオープン36ヶ月〜108ヶ月・国産全車種・輸入車〜1,000km/〜1,500km/〜2,000km/〜3,000km・継続・返却・買取・譲渡オプション加入※未加入:違約金
ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパッククローズド/残価設定なし60ヶ月〜108ヶ月国産全車種※レクサス除く契約時に満了時までの想定走行距離を相談して決定・継続・返却・買取・譲渡不可違約金
MOTAカーリース残価設定なし60ヶ月〜132ヶ月国産全車種走行距離不問×・継続・返却・買取不可違約金
ORIX カーリース・オンラインクローズド60ヶ月〜108ヶ月国産全車種※レクサス除く主要プランは〜2,000km・継続・返却・譲渡規定年数経過後は可違約金
もろコミ カーコンカーリース残価設定なし84ヶ月〜132ヶ月国産全車種※レクサス除く〜2,000kmで料金想定・譲渡可※満了2年前から対象外は解約金の一括払い
おトクにマイカー 定額カルモくんクローズド12ヶ月〜132ヶ月国産全車種※レクサス除く6年以下の契約:〜1,500km7年以上の契約:無制限×・継続・返却・譲渡不可違約金
らく楽リース オートフラットオープン36ヶ月〜84ヶ月国産全車種※レクサス除く2,500kmまで※マイメンテプランは1,500kmまで×・継続・返却・買取解約金の一括払い
リース de マイカーオープン60ヶ月〜108ヶ月・国産全車種・輸入車〜500km/〜1,000km/〜1,500km×・継続・返却・買取不可違約金

各社のサービス比較検証については、以下の3つのポイントを重視して行なっています。

検証①:リース料金の安さ

検証②:車種の豊富さ

検証③:契約の自由度

もっとも気になる「リース料金の安さ」の比較については、ランキング形式でご紹介していきます。

また、比較は月額料金の表示価格の安さだけでなく、注意してみておくべき付帯サービスも併せてご説明しているので参考にしてください。

検証① リース料金の安さ検証

リース料金の安さを検証するにあたり、下記のような条件を設定して各社のシミュレーターで料金を算出しました。

軽自動車からハイブリッド・ミニバンとさまざまなジャンルでチェックしています。

調査対象車種設定条件
・SUZUKI アルト
・HONDA N-BOX
・TOYOTA プリウス
・NISSAN セレナe-POWER
・リース期間:5年(均等払い)
・走行距離:1,000km/月
・各種オプション:なし
・メンテナンスパック:なし

リース料の安さ検証|車検・メンテナンス費用を含めた比較

月額料金に期間中の車検(法定整備)費用が含まれている会社もあります。

車検費用が月額に含まれるカーリース会社

  • SOMPOで乗ーる
  • ニコニコマイカーリース
  • ORIXカーリース
  • もろコミ

車検費用を含めて考えたときに、料金的に安く感じるものもあるかもしれません。

 検証② 車種の豊富さ

ほとんどのカーリース会社では、国産主要メーカー8社は全車種取り扱い可能となっています。

Web上でカタログにないものも個別の相談で価格を算出してくれますが、コストダウンにつながるのはやはり表示車種です。

カーリース会社が大量の注文を入れることで卸値が下がり、月額料金の値引きにも影響してきます。

つまり、もともとの取扱車種が多いところの方が、同じ車種でも個別相談より安く選べる可能性が高くなるということです。

おすすめカーリース9社の取扱車種一覧

サービス名車種数国産レクサス輸入車
SOMPOで乗ーる2899メーカー取扱15メーカー
リース de マイカー1858メーカー取扱3メーカー
MOTAカーリース1638メーカー取扱
ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパック1828メーカー
らく楽リース オートフラット1788メーカー
もろコミ カーコンカーリース1788メーカー
コスモMyカーリース1648メーカー
ORIX カーリース・オンライン1458メーカー
おトクにマイカー 定額カルモくん1368メーカー

※取り扱車種数は2022年3月現在の各社サイト上に表示される登録台数です。

※また、表の「国産8メーカー」とは「レクサス・光岡自動車」を除く国産ブランドメーカーのことになります。

 もっとも幅広い車種を取り扱うのは「SOMPOで乗ーる」で、レクサスはもちろん輸入車もなんと15メーカーから選択可能。

さらに国産車でも「光岡自動車」も通常プランから選べ、全289車種が用意されて圧倒的な取り扱い数となっています。

国産車のみでもっとも登録台数が多かったのは「ニコニコマイカーリース」でした。

また「リース de マイカー」では二輪車の取り扱いもあるなど、クルマ以外の選択肢があるのも魅力となるでしょう。

検証③ 契約の自由度

契約の自由度の検証では「基本契約方式」「契約期間の幅」「中途解約の可否」などが気になるポイントではないでしょうか。

そこで、以下におすすめカーリース会社9社の契約方式を一覧にまとめてみました。

サービス名基本契約方式契約期間備考中途解約
コスモMyカーリースクローズド/オープン36ヶ月〜84ヶ月利用者で選択可能不可
SOMPOで乗ーるオープン36ヶ月〜108ヶ月残価設定オプションあり
ニコニコマイカーリース 定額ニコノリパッククローズド/残価設定なし60ヶ月〜108ヶ月プランで選択可能オープンエンドも対応可能不可
MOTAカーリース残価設定なし60ヶ月〜132ヶ月下取りに独自の買取サイトあり不可
ORIX カーリース・オンラインクローズド60ヶ月〜108ヶ月プランによりクルマの譲渡も有規定年数経過後は可
もろコミ カーコンカーリース残価設定なし84ヶ月〜132ヶ月契約満了後はクルマを譲渡可※満了2年前から
おトクにマイカー 定額カルモくんクローズド12ヶ月〜132ヶ月プランオプションでクルマの譲渡も有不可
らく楽リース オートフラットオープン36ヶ月〜84ヶ月契約満了時には残価で買取可能
リース de マイカーオープン60ヶ月〜108ヶ月リース料の一括払いにも対応不可

「もろコミ」については契約満了2年前から乗り換えや解約が選択できるというメリットが有ります。

自由度の高さの評価については、契約者がどの要素に重点を置くかがポイントとなるでしょう。

  • 契約期間の幅で選ぶ:定額カルモくん
  • 契約の選択肢の多さで選ぶ:ニコニコマイカーリース
  • 中途解約に対応が柔軟なところを選ぶ:ORIX カーリース

契約期間終了時にクルマをどのように扱うかというのもチェックが必要です。

これには契約方法による違いがあり、その特徴や契約形態別のおすすめカーリース会社を下記にまとめてみました。

●オープンエンド型

月額料金だけを抑えるならオープンエンド型の契約が安くなりますが、精算時のリスクが高くなります。

●クローズドエンド型

クローズドエンド型の場合は月額はオープンエンドより高めですが、精算での追加料金の不安がほとんどありません。

●残価設定なし

残価設定なしの魅力は「クルマをそのまま所有できる」ことで、月額は高めですが制限も少なく精算リスクもありません。

契約方式オープンエンド型クローズドエンド型残価設定なし
対象カーリース会社・コスモMyカーリース
・SOMPOで乗ーる
・オートフラット
・リースDeマイカー
・コスモMyカーリース
・ニコニコマイカーリース
・ORIXカーリース
・お得にマイカー定額カルモくん
・ニコニコマイカーリース
・MOTAカーリース
・もろコミ
残価精算ありなしなし
特徴市場価格によって差額の精算が必要契約後は市場価格に左右されない満了時にそのまま所有できる

カーリースの契約満了までのライフスタイルをよくイメージして、ご自身に合ったものを選ぶようにしてください。

短期間のリースができるサービスはある?期間の決め方は?

ここまでご紹介してきた人気カーリース9社は、基本契約が最短1年程度からとなり「長期カーリース」と呼ばれる部類になります。

カーリースのなかには、最小「1ヶ月単位」から契約できる「短期」利用者向けのサービスというのもあるんです。

■主な短期カーリース提供会社

サービス会社名最短リース期間最低月額料金
ワンコインリース1ヶ月〜15,000円〜
ニチゴカーリース1ヶ月〜15,000円〜
ニコリース1ヶ月〜26,000円〜

短期カーリース利用に向いている人

  • 通勤用にすぐにクルマを手に入れたい
  • 一定期間だけクルマが必要
  • 期間を限定せずに自由に乗れる契約がいい

レンタカーやカーシェアのように1日や時間単位で料金がかからないため、一定期間のクルマの利用コストが安く抑えられます。

単身赴任や長期出張などで急に現地用のクルマが必要になるなど、限られた期間だけの利用にとても便利です。

また、いつまでクルマに乗るかわからないときも、短期リースであれば乗りながら時期も決められるため、悩まなくて良いかもしれません。

短期カーリースの場合は、クレジットカードでの支払いが可能であるなどのメリットもあります。

短期カーリース利用の注意

とても便利に思える短期カーリースですが、次の点にはご注意ください。

短期カーリース利用の注意点

  • 事前の登録作業
  • 車庫証明や保険加入手続き
  • 中古車であること多い
  • 保証金などの初期費用

利用期間が短期であっても、登録の手続きは長期と同じく必要です。

リース会社の審査もありますが、自家用車の購入時と同じく名義変更などの登録手続きを経て初めて乗れるようになります。

また、駐車場の確保から車庫証明の取得、また任意保険の加入もユーザー側で行う必要があります。

このような流れがあるため、実際に乗れるまでに約1ヶ月半程度の余裕を見ておかねばなりません。

利用するクルマも中古車であることが多く、長期カーリースのように必ず新車に乗れるという保証はないのです。

また、契約時に保証金などの初期費用が別途必要になることもあります。

■短期と長期のどちらを選ぶべき?期間の決め方

カーリースの契約期間は短期と長期のどちらを選ぶべきか?期間の決め方については、利用方法を基準にするのがベストでしょう。

まず、リース会社の審査から登録作業などの手間はどちらも変わりません。

さらに契約方式によっては、期間に関係なく残価精算の必要性があるのです。

短期にはない長期カーリースのメリットは、初期費用がかからず新車に乗れることでしょう。

長期カーリースが最短で1年程度から利用できることを考えると、期間の決め方としては以下のようになるのではないでしょうか?

■期間の決め方の例

1年以内:短期カーリース

1年以上:長期カーリース

また、手始めに短期カーリースでシステムを理解して、長期の利用を検討してみるなどの使い方もあります。

まだしばらくクルマが必要になりそうだと感じたら、具体的な年数を想定して長期の相談をするのも良いかもしれません。

カーリースをおすすめしないのはどんな人?

さまざまな魅力あふれるサービスがあるカーリースですが、イメージする利用スタイルによってはおすすめできない人もいます。

これはカーリースの注意点である「カスタマイズできない」「中途解約できない」という2つの項目が大きく影響する内容です。

カーリースをおすすめしない人

  • クルマをカスタマイズしたい
  • 自己所有したい
  • 海外赴任などでクルマが不要になる可能性がある
  • 長距離の利用がメイン
  • 新車を一括で購入できる資金力がある

クルマを入手時から自己所有にして、自分でカスタマイズしたい人にはカーリースはおすすめできません。

また普段から長距離の利用がメインだという人も、サービスごとに上限のある走行距離がネックとなるでしょう。

頭金0円で毎月定額で新車に乗れるのがメリットのカーリースですので、一括で購入できる資金力がある人も不向きと言えます。

利用すべきメリットがあるかどうかや、自分の希望が叶うプラン内容であるかなどはよくチェックしながら検討してください。

リース中に事故が発生したら?リース代や保険はどうなる?

リース中の最大の不安でもあるのが「事故のときはどうなる?」という問題。これは車両の状態によって対応が異なります。

■事故後の車両の状態

修理すれば走行可能:契約継続

車両が全損したとき:契約終了

リース車両が「修理すれば走行可能」な状態であるときは、修理費用は完全に自己負担となりますが契約は継続します。

「全損」の場合は契約の継続が不可能となり、先述した「やむを得ない解約」に該当し、違約金(解約金)を一括で精算しなければなりません。

どちらにせよ大きな出費となる可能性が高いのですが、任意保険に加入していればその損害も補償されます。

ただ、ほとんどのカーリース月額料金に含まれるのは自賠責保険のため、事故に備えて契約時に任意保険にも加入しておきましょう。

■人気カーリース9社の任意保険加入の必要性について

サービス名個別加入の必要性専用の任意保険
コスモMyカーリース必要なし
SOMPOで乗ーる不要あり
ニコニコマイカーリース必要あり
MOTAカーリース必要なし
ORIX カーリース・オンライン必要あり
もろコミ カーコンカーリース必要あり
おトクにマイカー 定額カルモくん必要あり
らく楽リース オートフラット必要あり
リース de マイカー必要なし

人気のカーリース9社を調査したところ「SOMPOで乗ーる」以外はすべて個別で任意保険の加入が必要でした。

ただ、専用の保険商品があるところなら、リース月額料金とともに保険料も一緒に支払えるという特徴も。

また「コスモMyカーリース」や「リース de マイカー」は独自の商品はありませんが、保険代理店としての店舗や窓口を備えています。

このため、対象の店舗や窓口経由であれば、選んだ任意保険料もリース月額料金に含めることが可能です。

カーリース独自の「違約金(解約金)」に注意

保険加入で気をつけておかねばならないのが「違約金(解約金)」までフォローされる商品かどうかということです。

通常、任意保険の「車両保険」に加入していれば、クルマの全損時には車両の評価額の補償が受けられます。

しかし、カーリースでは全損の場合には契約終了(解約)となり、残存期間のリース料などの「違約金」が発生します。

一般的な任意保険の車両保険では、この「違約金」になる部分をカバーするものはありません。

このため、リース車両には違約金まで補償する「カーリース専用車両保険(特約)」への加入をしておくことをおすすめします。

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