【最新版】翻訳機おすすめ27選!ビジネスに海外旅行に大活躍、語学学習もOK

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グローバル時代の必須アイテム、翻訳機

英語がよく分からずに困った経験はありませんか? 「日本から出ないんだから英語なんかできなくても良い」という意見が多数派だったのは今や昔の話。現在、世界はグローバル化へまっしぐらで、デジタル上では最早国境など無いといっても過言ではないでしょう。街中でもネットでもアルファベットを目にしない日は無いですし、高校や大学の入学試験ではほとんどのケースで英語は必須科目ですよね。

日本は、世界的に見て最も外国語(英語を含む)が苦手な国民の多い国の一つと言われています。英語を始めとするメインな外国語と日本語とでは文法の体系や使う文字が違い過ぎるのと、ミスをしたがらない国民的な性質がその大きな要因なのだとか。

もちろん語学が得意な方も沢山いらっしゃいますが、海外の方と直接コミュニケーションを取るとなると、やはり言葉の自信が無いという方が大多数を占めるのではないでしょうか。

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そんな時に大いに役立ってくれるのが「翻訳機」です。
文字通り翻訳をしてくれる機械のことで、これさえあればこちらが言いたいことを外国語にすることも、相手の言っていることを日本語にすることもほぼワンタッチ感覚。海外旅行では非常に重宝しますし、仕事中に分からない外国語に遭遇しても恐れる心配はなくなります。語学学習にも使えますし、街中に持ち出せば海外の方に道を尋ねられてもスムーズに案内できますね。

そこで、今回はグローバル時代の必須アイテムとも呼べる翻訳機について、厳選したおすすめの25モデルをご紹介して行きたいと思います。上手な選び方や使い方、さらにはおすすめのメーカーなども合わせて解説して行きますので、ぜひ参考にしてみてください!

翻訳機の上手な選び方

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翻訳機、とざっくり言われても、イメージすら湧かないという方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、日本は母国語で何でも学べてしまう国ですので(これは非常に珍しいことです)、外国語への関心が大きい方が海外に比べて少なく、従って語学アイテムである翻訳機もなかなか興味を持たれづらいのです。加えて、現在は翻訳アプリが広く普及しており、そちらの方が影響力が大きいということも否めません。

ですが、翻訳機にはアプリには無いメリットがあります。それは、翻訳の精度が高いこと。そして、翻訳の手間がほとんどかからないことです。また、スマートフォンの翻訳アプリを使い続けるとバッテリーが消費されますが、特に海外旅行を始めとする外出先ではこれが致命的な事態を招くことも……しかし、翻訳機があればその心配はありません。使い勝手でも安全面でも、実は翻訳機はアプリを大きく上回るのです。

そうした大きなメリットのある翻訳機ですので、各メーカーは力を入れて開発して来ますから、市場には魅力的なモデルが溢れています。カタログを見ただけでは、どれもおすすめに見えてしまうのです。そうなると、選ぶこちら側としてはどのモデルを購入しようか迷ってしまいますよね。そんな時のために、ここでは翻訳機の上手な選び方について詳しく解説して行こうと思います。かなり細かいところまで掘り下げますので、ぜひ楽しみながらご覧ください!

翻訳機の形状で選ぶ

翻訳機と聞いて、イメージできるのはどんなものでしょうか?

持ち運びができそうな印象がある一方、昔の特撮映画などで宇宙人が使っているような大きなコンピューターを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。この二つのイメージは両極端ですが、実のところそのどちらも正しいというのが翻訳機の面白いところです。

翻訳機の歴史はかなり長いと言われますが、不思議なことにその始まりは定かではなく、発明者も知られていません。ただ、昔の翻訳機は非常に大きなコンピューターで、持ち運びなど想定されていなかったことは事実です。翻訳の精度もあまり高いとは言えませんでした。けれどもテクノロジーの発達によって翻訳機は大きな発展を遂げ、サイズは見違えるほどコンパクトになり、翻訳の精度も飛躍的に高まりました。そして価格もこなれて来て、現在のように一般の消費者の元にも届けられるようになったのです。その過程で、翻訳機の本体には様々な形状が生まれました。

翻訳機は、その形状によってそれぞれ得意な分野があります。使われるケースによって、おすすめの形状が異なってくるということですね。ですのでここでは、意外と話題になることが少ない翻訳機の形状について解説して行きます。性能的なことよりも形のことを先に持って来たのは、翻訳機選びにおいて最も大事なのが用途と形状の見極めだからです。ぜひ、じっくりチェックしてみてください!

扱いやすいハンディタイプ

現在翻訳機の市場で最も大きなシェアを占めているのが、このハンディタイプです。

スマートフォンよりも小さな、文字通り手のひらサイズのモデルがほとんどで、取り回しのしやすさは全ての形状の中でもダントツ。モバイルの扱いに慣れた現代人にとっては、最も直感的に使えるタイプでもあります。

バッグの中で場所をあまり取りませんし、ポケットに入れての持ち運びももちろん楽ですから、外出先で翻訳機を使いたい方には最もおすすめできるタイプと言えます。また、非常にコンパクトなモデルが多いだけに、使わない時の収納場所に困らないというのも隠れたメリットでしょう。狭い引き出しの中や面積の限られた棚の上でも、難なく保管できてしまいます。

また、これは使い勝手とは全く関係ありませんが、見た目がスタイリッシュなモデルが多いこともハンディタイプの大事なポイントと言えます。スマートフォンでもノートパソコンでもそうですが、機能のことはそこそこに、外観の良さでモデル選びをされる方は大勢いらっしゃいますよね。それは決しておかしな選択ではありません。使わない機能はいくら便利そうであっても無用の長物ですし、その分価格も高くなりがち。その点、アイテムの見た目の良さは使っている人のスマートさを演出できますし、使う側としても気分が良いものなのです。

ですので、翻訳機にファッション性を求める方にも、このハンディタイプはおすすめできますよ!

コミュニケーションが取りやすいイヤホンタイプ

翻訳機と言うと一般的には手のひらサイズのハンディタイプが主流です。が、国際会議の場など、その場での瞬時のコミュニケーションが必要な現場ではハンディタイプはあまり使われません。そうしたシーンで活躍しているのは、音楽鑑賞でおなじみの形状、イヤホンの形をしたタイプです。

イヤホンタイプの翻訳機の最大のメリットは、何と言っても会話相手と顔を合わせてコミュニケーションが取れることでしょう。ハンディタイプですと翻訳機に目が行く時間が圧倒的に長くなりますが、イヤホンタイプであれば通常の会話と同じ姿勢・ペースでコミュニケーションを続けられます。

また、イヤホンタイプの翻訳機はその特性上、周囲の騒音に悩まされずに会話ができるという大きな魅力も持ちます。一般的なイヤホンやヘッドホンの機能の一つとして「ノイズキャンセリング」というものを聞いたことがある方も多いことでしょう。それと同じ機能が、ほぼ全てのイヤホンタイプの翻訳機に備わっているのです。空港や観光地などでは、周りが賑やかでお互いの声が聞き取りづらい場面も多々ありますが、イヤホンタイプの翻訳機があれば無駄な誤解や聞き返しのステレスとは無縁です。

また、多くのイヤホンタイプの翻訳機は、通常のワイヤレスイヤホンとしてスマートフォンと連携させられるということも隠れたポイント。一粒で何度も美味しいタイプですので、あらゆるシチュエーションでスムーズなコミュニケーションを楽しみたい方にはもちろん、お得に翻訳機を経験したい方にもおすすめできると言えます。加えて、イヤホンタイプはハンディタイプ以上に軽量コンパクトですから、携帯性を重視する方にも大いにおすすめできますよ!

高機能で窓口などに最適な据え置きタイプ

メジャーな翻訳機と言うと一般的にはハンディタイプかイヤホンタイプでしょうが、実は昔ながらのパソコンのような見た目の翻訳機も、数は少ないながら存在しています。あえてタイプ分けするなら、据え置きタイプと表現できるでしょうか。受付窓口に置いたり、対面での面接に二台用意して使ったりなど、一対一でじっくりやり取りをすることに向いているタイプです。

据え置きタイプの大きなメリットは、ハンディタイプやイヤホンタイプに比べてより高性能・高機能であることです。本体が大きいだけに高性能なCPUを搭載できるので、結果的にかなり本格的な翻訳機になるのでしょう。その分、価格も他の2タイプに比べるとはるかに高額で、手軽に購入を検討できるとはあまり言えません。
海外からの訪問客に対応する必要のある会社や旅館の受付に設置するのがおすすめでしょう。また、少々お金をかけて語学を勉強したい方や、海外からのホームステイを初めて受け入れるご家庭のような特殊なケースにもこの据え置きタイプの翻訳機は大いにフィットしてくれます。

加えて、据え置きタイプの翻訳機はモデル自体が非常に少ないので、選ぶ際に迷うケースが少ないということも隠れた嬉しいポイントと言えます。どれを選んでもメーカーが威信をかけて作っている自信作ですので、ハズレを引くリスクは低いでしょう。そうした意味では、翻訳機を持ち運びする予定の無い方にでしたら、思い切っておすすめしたいタイプ

翻訳機のおすすめ27選

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翻訳機のタイプや機能はバリエーションが非常に豊富で、どこから攻めても選択肢が絞れない時は全くうまく行かないのが特徴です。普及しはじめてからまだそこまで時間が経っていないことも影響しているのか、各メーカーが覇権を目指して開発してくるだけに、カタログを見た限りでは決め手が無く、購入に際しては迷ってしまいがち。困ったら用途で絞るのがおすすめと言えばおすすめですが、それでも一つにはなかなか的が定まりません。
そんな時に役立てていただこうと、ここでは厳選し尽くしたおすすめの翻訳機を27モデルご紹介することにしました。普段聞きなれないメーカーのモデルも多数取り上げましたので、楽しみながらチェックしてみてください。用途さえ事前に決めておけば、お目当てに近いモデルが必ず一つは見つかるはずです!

キングジム ワールドスピーク HYP10

個性的な事務用商品の展開で厚い支持を受けるキングジムから、非常に高機能・高品質な翻訳機のご紹介です。製品クオリティを考えると価格もかなりリーズナブルで、初めて翻訳機をお試しになるという方にも大いにおすすめできます。

対応言語は155と業界最多クラスで、オフライン翻訳も難なく行えます。このオフライン翻訳についても、対応言語は17とかなりの充実度。これならネット環境が無い所へ連れ出しても安心して使うことができますね。翻訳言語の選択方法はとても簡単で、例えば日本語と英語の双方向翻訳を行いたい場合は「日本のと英語」と本体に話しかけるだけでOK。SIM接続タイプですので単体でも心配なく活用できますから、汎用性の高さも抜群です。また、登録可能なフレーズの数も50とかなり多いことも嬉しいですね。事前に常用フレーズを沢山登録しておけばいつでも海外旅行に持ち出せますよ。

加えて、このモデルは大容量のバッテリーもセールスポイントの一つとしています。2500mAhというスマートフォン並の大容量リチウムイオンバッテリーによる連続作動時間はなんと驚異の30時間! 平均的な作動時間が5~6時間であることを考えると、1日中翻訳作業を行わせても一般的な翻訳機と同じだけのエネルギーを保っていられるということですので、翻訳機に持久力を求める方には特に強くおすすめです。

Google(グーグル) Pixel Buds A-Series

検索エンジンで有名なグーグルはスマートフォンやパソコン分野でも存在感を発揮していますが、そうしたデバイスと連携させることで翻訳機としても大いに運用できるワイヤレススピーカーがこちらです。特にAndroidのスマートフォンをお使いの方にはダントツでおすすめの翻訳機と言えるでしょう。

厳密には翻訳機ではありませんが、スマートフォンとの連携でGoogle翻訳の恩恵を大きく受けられたり、常時アップデートを行ったりしてもらえるのはグーグルの製品ならではの大きなメリット。音楽や動画鑑賞をメインに開発されたイヤホンだけにノイズキャンセリング機能も非常に優秀で、賑やかな場所でも聞き損じのリスクはほとんどありません。人間工学に基づいて設計された本体のフォルムは耳にフィットしやすく、使用感も快適そのもの。音声認識の水準が業界最高水準なことと合わせて、イヤホンタイプの中では屈指の実力の持ち主です。

もちろん普段はワイヤレスイヤホンとして趣味に仕事にと大いに活躍してくれますので、汎用性の高さも全ての翻訳機の中でトップクラス。さらに防水・防塵機能を備えているので悪天候の下でも安心して使えますし、極めつけは5.06gという圧倒的な軽量設計。ここまで来るとAndroidスマートフォンをお使いの方は選ばない理由を見つける方が大変ですし、そうでない方も選択肢として一番上に持って来たくなってしまうレベルであろうと思います。

テスプロ Mayumi3 MU-001-03

翻訳機の業界最量販機種は「ポケトーク」シリーズですが、第2位にランクインしているのが実はこの「Mayumi」シリーズ。コンパクトかつ軽量な設計と、徹底的な機能の取捨選択・ブラッシュアップによって、ディスプレイタイプの翻訳機としては全モデル中屈指の使い勝手の良さを実現しています。高級感のある見た目に惹かれて購入するのもおすすめで、外観に負けない高性能が味わえます。

対応言語は85と、現実的なシーンで使うには十分すぎる多さ。オフラインでの双方向翻訳が可能なため、ネット環境の無い場所での使用も難なく行えます。非常時の備えとしても頼もしいですね。カメラ翻訳ももちろん可能で、こちらは13言語に対応。SIM接続タイプでありながらBluetooth接続による外部デバイスとの連携も可能です。さらにはこの翻訳機自身がWi-Fiルーターとしても機能するなど、翻訳機以外の用途でも運用できる汎用性の高さは大きな魅力です。

タッチパネル式のディスプレイのサイズは、持ち運び可能な翻訳機としては異例の3インチという巨大さ。これなら操作性に優れるのはもちろんのこと、会話相手も翻訳文が見やすいのでコミュニケーションがより円滑に行えますね。価格はプレミアムな部類に入りますが、ここまで機能面で充実していますと逆にリーズナブルに思えてくるから不思議です。本格的な翻訳機をお探しの方には、強くおすすめできるモデルでしょう。

Timekettle「WT2 Plus」

イヤホンタイプの翻訳機としては非常にリーズナブルなモデルのご紹介です。対応言語は93とコンパクト・軽量なモデルにも関わらず非常に多く、双方向タイプの翻訳機なのでダイレクトな会話が可能。さらに、無償アップデートによって随時対応言語が増えて行くというのも嬉しいですね。イヤホンタイプの翻訳機をお探しの方に、強くおすすめできるモデルです。

連続使用時間もイヤホンタイプとしては長めな5時間が確保されていますので、外出先での使用にも不安はありません。また、付属の充電ケースを使えば連続使用時間は15時間まで延長することができます。これなら、ほぼ一日中海外の街中を歩き回ったとしてもバッテリー切れの心配はありませんね。フル充電までは90分と非常に短時間ですから、まさに旅行のお供にはぴったり。さらに、連続待機時間だけならなんと30日間の長さを誇りますから、少しくらい放っておいても問題無いところもポイント。

グループチャットやオフライン翻訳にも対応しており、搭載する翻訳エンジンは充実の7つ。翻訳精度の高さに定評のあるDeepLにも対応しているところも大いに注目です。イヤホンタイプの翻訳機の中でも、かなり競争力の高い一台と言えるでしょう。

HAILイノベーション Langogo Genesis

国内の翻訳機の世界で圧倒的なシェアを誇るのはソースネクストの「ポケトーク」シリーズですが、世界的に見るとこちらの「Langogo」も負けていません。中国とアメリカで先行販売されていたシリーズが2019年に日本へ上陸し、瞬く間に支持を広げています。クラウドファウンディングから生まれたLangogoシリーズ、今回はその中から高機能版のGenesisをご紹介します。

音声認識技術に強みを持つこのモデルは、「ランゴーゴー」と本体に話しかけるだけで会話相手の言語を即座に翻訳してくれます。その速度、なんとわずか1秒。対応言語も104と、現実世界での使用においては少々オーバースペックとも言える高水準です。さらに、文字お越し機能を備えている点や24もの翻訳エンジンを統合している点にも要注目。ハンディタイプの翻訳機の中でも、屈指の高機能モデルと言えます。

加えてeSIM技術の採用により、モバイルWi-Fiルーターとしても使えるというのですから、汎用性の高さも抜群です。ですので、翻訳機能付きのルーターとして緊急用に購入するのもおすすめです。モバイルルーターの中には少々かさばるものも多いですが、このモデルであればハンディタイプの翻訳機ですので非常にコンパクト。バッグの中でも全く邪魔になりません。その観点から行けば、薄いバッグを好む女性の方にもおすすめできますね。

イトウ スマート翻訳機

高級感のある外観が特徴的なハンディタイプの翻訳機のご紹介です。本体がアルミ合金でできていることとゴールドカラーなことが相まって、価格以上のプレミアム性を感じさせます。iPhoneに代表されるような金属製のボディを採用するガジェットは、どれも所有感を満たしてくれるのが嬉しいですね。こちらのモデルも、翻訳機の見た目や触り心地にこだわる方にまずおすすめしたい一台です。

このモデルが優れているのは見た目に関してだけではありません。オンラインなら75、オフラインなら8種類の言語に対応し、ネット環境がなくても翻訳作業は難なく行えます。定期的に行われるアップデートは無償で、常に最新の状態を保てますから、一度購入してしまえば長く同じ機種を使えます。電子機器の寿命が短くなってきている昨今、こうした企業努力は消費者にとって非常にありがたいものです。

また、この翻訳機の大きな特徴として、オンラインによる最大500人までの同時相互翻訳・チャット機能が挙げられます。テレワークが普及してきてオンラインでのやり取りの機会が爆発的に増えていますので、この機能は特にビジネス用途で翻訳機の購入を考えている方にとってセールスポイントになるのではないでしょうか。見た目と機能を高水準で両立した、非常に優れたモデルと言えます。

ソースネクスト POCKETALK S

翻訳機界の最右翼、ソースネクストの「ポケトーク」シリーズの中から、高性能モデルに該当するハンディタイプのご紹介です。2.8インチの大画面が、使い勝手の向上に大きく貢献しています。ポケトークシリーズはどれも見た目がシンプルで、それだけに直感的な操作を可能にしてくれますから、初めて翻訳機に触れるという方にも自信を持っておすすめできます。

カメラ翻訳機能が標準搭載で、この機能が対応している言語数は55。世界中のどこへ行っても、看板やメニューを見て困ることはほとんど無いと言っていいでしょう。通常の双方向翻訳で対応できる言語数は61と、他メーカーの高機能モデルに比べると少なく見えますが、現実的な需要は十分に満たしています。加えて、最適・最新の翻訳エンジンとAIを駆使した翻訳能力は非常に高く、長文でも瞬時に難なく翻訳してくれることも大きなポイント。伊達に圧倒的なシェアを誇っているわけではありません。

さらにこちらのモデルは、出品形態にもよりますが、なんと2年間使い放題のグローバルSIMが付属しているものもあります(こちらでご紹介しているものには付属しています!)。通信量無料で使い放題は間違いなくお得。しかも、通常ですと高額な通信量金がかかってしまう海外での利用も無料。ソースネクスト独自のSIMカードを使いますからキャリアとの契約ももちろん不要です。対応している国は133と、世界中の国の7割前後をカバーしていますので、海外旅行を考えている方はまさに必見のモデルと言えます。

ソースネクスト POCKETALK S PLUS

翻訳機の中で圧倒的な支持を得ているポケトークシリーズ。その中のハイエンドモデルと呼べるSについてはすでにご紹介しましたが、ここでご紹介するのはSのさらに上を行くS PLUS。ただでさえ高機能・高品質なSがさらに進化したまさにハイエンド中のハイエンド機種ですので、「一番良い翻訳機が欲しい!」という方におすすめですよ。

Sの2.8インチも翻訳機としてはかなりの大画面でしたが、こちらのモデルはそれがさらに広がってなんと3.97インチ。約4インチですから、ひと昔前のスマートフォンの画面の大きさに匹敵します。1550mAhの大容量バッテリーで連続使用時間も7時間と充実の長さ。フレーズ登録やカメラ翻訳などの翻訳機に搭載できる機能はほぼ全て備わっている上、AIとの会話レッスン機能まで付いていますから、これ以上望めるものは無いといっても過言ではないでしょう。

Sモデルと同じく、2年間使い放題のグローバルSIMが付属することも忘れてはいけません。しかも、付加機能として時刻と通貨単位を現地仕様にワンタッチで切り替えられるシステムまで搭載しています。ワイヤレスイヤホンとの連携もできますし、ハンディタイプとして使う際にもノイズキャンセリングができてしまうなど、まさに非の打ちどころがなく、魅力を書き連ねるだけでも一苦労。価格はさすがに格安スマートフォン並みの高さですが、これだけの機能を備えたスマートフォンは珍しいことを考えると、逆にお買い得とも言えてしまいます。メーカー保証が最大3年という要素も付け加えれば、最早このモデルしか目に入らなくなる方も多いのではないでしょうか……。

ソースネクスト POCKETALK W

ポケトークシリーズはハイエンドモデルが注目されがちですが、ここでご紹介するのは機能を実用的なものに絞り、シンプル化して価格を抑えた入門モデルです。が、決して上位モデルに対して劣っているわけではなく、ただ機能的にシンプルになっただけ。ディスプレイは2.4インチと相変わらず翻訳機としては大画面ですし、上位機種よりもさらにコンパクトな本体は携帯性が抜群です。初めて翻訳機を試してみたいという方におすすめできるモデルですよ。

ベースは上位のSやS PULSですので、対応言語数やノイズキャンセリング機能、外部デバイスとの接続や翻訳精度といった基本骨格はほぼ同じ。このWモデル独自の特徴としては、中身がシンプルなだけにシステムが軽く、待機状態から起動までの時間が非常に短いことが挙げられます。基礎的な性能は変わらないまま本体・機能が軽量化されていますので、廉価版というよりもフットワークに優れたバージョンとみるべきでしょう。使いやすさとう点では、場合によっては上位モデルを凌ぎます。

おなじみの2年間使い放題SIMはこのWモデルにも標準で付属していますから、海外旅行に持ち出したい方にももちろんおすすめできます。Bluetooth接続でイヤホンとの連携もOK。ここまで優れていながら価格はエントリーモデルそのものですので、翻訳機の購入を考えている全ての方におすすめできます。

FFF SMART LIFE CONNECTED MAL-TR01WHMAL-TR01

こちらのハンディタイプの翻訳機は、リーズナブルな価格とタフな性能で人気を得ているモデルです。この価格帯ながらタッチパネルを備え、使い勝手に優れますので、試しに翻訳機を買ってみようかなと考えている方はチェックするのがおすすめですよ。

このモデルの最大の特徴は、8時間という連続使用時間の長さです。通常、エントリーモデルはバッテリーの能力を抑えて価格を控えめにすることが多いのですが、この機種ではバッテリーに大きなコストをかけてきました。華やかな機能でアピールするより実用面で評価してほしいということなのでしょう。フル充電まで90分ですから、連続使用時間の長さと合わせてどこまでも実用性重視。質実剛健なタイプの方におすすめですね。

双方向翻訳で対応できるのは39か国語。比較的少なめに思えるかもしれませんが、話者の多い言語は漏れなくカバーしていますので現実的なシーンで不便を感じることはまず無いでしょう。無駄を削ぎ落した、非常にコストパフォーマンスの高い翻訳機と言えます。

TAKUMI JAPAN KAZUNA etalk 5

日本のメーカーの製品は、高品質なかわりに価格はワンランク上というのが一般的……ですが、このハンディタイプの翻訳機は一味違います。この「KAZUNA」シリーズは、今や国内の翻訳機業界においてポケトークシリーズを追いかける第二勢力の急先鋒。その原動力は、非常に優れたコストパフォーマンスにあります。

双方向翻訳で対応できる言語数は充実の72。カメラ翻訳にも対応しており、一人で海外の街を歩く際には頼もしい相棒になってくれます。もちろんオフライン翻訳も可能ですので、ネット環境の無い場所での使用も安心。また世界中のLTE環境に対応する設定がされているため、ネット環境下であればどこでもストレスフリーで使えるフットワークの軽さも魅力です。チャット翻訳も可能なので、複数人での使用に耐えるところも嬉しいですね。

このモデルは格安・エントリーモデルに位置づけられますが、Wi-Fiルーターとしての使用も可能です。なんと最大6台の外部デバイスを同時にデザリングしてネット接続できるという優れもので、一台あればいざという時に困りません。それでいて価格はかなり親しみやすい水準ですから、まさにコストパフォーマンスは抜群。価格を抑えて使いやすい翻訳機を購入したい方におすすめです。

Apple(アップル) AirPods Pro

アップルと言えば、iPhone、iPad、MacBook……どれも高級・高性能な、プレミアム感満載のガジェットたちですよね。見た目が良くて使いやすくてもちろん高性能。ワンランク上のものを欲しがる方で、アップル製品をチェックしたことがない方はほとんどいないのではないでしょうか。そんなアップルから、イヤホンタイプの翻訳機のご紹介です。厳密には翻訳機ではなくワイヤレスイヤホンですが、他のアップル製品と連携させることで優れた翻訳能力を発揮します。

翻訳精度はiPhoneの翻訳能力やアップル純正の翻訳アプリである「Translate」に準拠したもの。世界的な支持を得ているアップルの技術で作られていますので、選んで間違いはないでしょう。また、元々音楽や動画鑑賞を前提として開発されている製品だけに、ノイズキャンセリング能力や音質の高さはかなりのものがあります。また、耐水性・耐汗性にも優れますので、悪天候の下での使用も安心。イヤホンタイプの翻訳機中でも屈指の使いやすさを誇ります。

もちろん、翻訳機としてだけでなく通常のイヤホンとして、しかも高品質なワイヤレスイヤホンとしても使えます。汎用性の高さは他メーカーのイヤホンタイプの翻訳機とは比べようもないほど高く、少々高めな価格を考慮してもお買い得と言える一台でしょう。アップルファン以外の方にもおすすめしたいですね。

ビザイア RADITALK

ハンディタイプの翻訳機としては一風変わった見た目のモデルのご紹介です。卵型のフォルムがなんとも可愛らしいですね。ディスプレイは2.0インチとなかなかの大きさで、使いやすさがしっかり考慮されています。価格が控えめなので、エントリーモデルとしておすすめできそうです。

このコンパクトな設計に似合わず、バッテリー容量は1450mAhと大きめで、連続使用時間は約8時間。外出先でバッテリー切れを気にする必要はありません。2時間というフル充電にかかる時間の短さも魅力的ですね。こうしたシンプルなモデルでバッテリー周りにコストをかけてもらえると、購入へのハードルがグッと下がります。

対応言語数は48。SIMとWi-Fiの両方の接続方式に対応し、外部デバイスを複数繋げるテザリング機能も標準搭載です。音声チャットやインカム翻訳にも対応し、ラジオも聴けますし録音もできます。ここまで沢山のことができるモデルでありながら価格をこの水準に抑えているのは驚異的と言えるでしょう。コストパフォーマンス重視の翻訳機選びをしたい方におすすめの一台です。

DMM.make FreeTalk-Wifi H01W

シンプルで非常に使いやすいハンディタイプの翻訳機のご紹介です。ボタンを押しながら喋るだけという操作方法は、全ての翻訳機の中でも屈指の単純さ。初心者の方でも安心して使いはじめられますので、初めての翻訳機として候補に加えるのがおすすめです
翻訳方向はスムーズな会話を可能にする双方向。対応言語数は35と控えめですが、話者の多い言語は全てカバーしていますので実用面では全く問題ありません。タッチパネル式のディスプレイは、自分が話した内容がきちんと認識されているか・一度やり取りした会話の内容はどんなものだったかをワンタッチで確認できる優れもの。また、対応言語数は今後のアップデートで随時増やして行くとのアナウンスがメーカー側からありますので、汎用性はさらに高まると思われます。

接続方式はWi-Fi接続ですので、外部デバイスと連携させて使いたい方に特におすすめ。コンパクトで取り回しも良好ですので、海外旅行でのよきパートナーになってくれることでしょう。

フューチャーモデル ez:commu TR-E18-01

スタイリッシュな外観が非常に魅力的なハンディタイプの翻訳機のご紹介です。グッドデザイン賞を受賞したフォルムは、見た目はもちろんですが使い心地もとても優れており、常に手に持って使うタイプの翻訳機を選ぶ側としてはこの要素は見逃せません。扱いやすい翻訳機をお探しの方は必見です。

対応可能な言語は48ですが、これを国になおせば170か国。世界中の国は全部で200前後ですから、その8割以上をカバーできるということになります。言語数が少ないように見えても、実用面で問題は全くありませんね。ボイスレコーダー機能が搭載されているので録音も得意ですから、翻訳機として以外の運用も期待できそうです。その一環として、とでも言いましょうか、SIMカードを挿入すればモバイルルーターとしても使えます。

このモデルのセールスポイントの一つとして、高速翻訳も挙げられるでしょう。短い会話ならばなんと0.5秒で完全に翻訳が可能ですから、海外での買い物やちょっとしたやり取りではほぼストレスフリー。優れた外観と相まって、競争力の高いモデルと言えます。

テックウインド SpeakMe TW30A

数あるハンディタイプの翻訳機の中でも、群を抜いて低価格なモデルのご紹介です。通常は安くても1万円前後のプライスタグを掲げるのが翻訳機ですが、こちらのモデルはなんとその水準の半額以下。初めての翻訳機を選ぶなら、候補に加えることをおすすめしたい一台と言えます。

超低価格モデルでありながら、バッテリー容量が大きく、連続使用時間は平均以上の約6時間。対応言語数は40と必要十分ですし、翻訳方向は会話重視の双方向。実用面での抜かりはありませんので、海外旅行にも安心して連れ出せますね。クラッチバッグに難なく入るコンパクトさも魅力的です。

対応する翻訳エンジンが特に指定されておらず、状況に応じて最適な翻訳エンジンを選んで翻訳を行ってくれることも大きなポイントの一つ。各翻訳エンジンはそれぞれ特徴を持ち、得意なシチュエーションがあるということなのでしょう。シンプルかつ廉価ながら、よく考えられた競争力の高い一台です。

インスタントテクノロジー Say EasyVT300L

こちらのハンディタイプの翻訳機は、信じられないほどの低価格と使いやすい機能に定評のあるモデルです。ボタンを押しながら喋るだけという非常にシンプルな操作方法は、翻訳機を使い慣れていない方にとってありがたいのではないでしょうか。対応言語数は24と少なめですが、その部分を補って余りある価格の低さが魅力的です。

会話重視の双方向タイプですが、リピート機能が付いているので聞き損じや誤解が生じるリスクがグッと減っています。この機能は非常に便利で、特に賑やかな店内や空港などでは重宝しますよ。ディスプレイ上で翻訳内容が確認できますから、万が一その内容がご自身の意図と違った場合には修正か可能なところも嬉しいですね。
言語の切り替えが画面上でワンタッチで行えるのも、扱いやすくて〇ですね。こなれた価格と必要十分な機能のバランスがセールスポイントの、高コストパフォーマンスな一台ですよ。

マウスコンピューター 音声翻訳機 TL01

パソコン玄人の方々から熱狂的な支持を受けているマウスコンピューター。そんな同社が手がける翻訳機は、コストパフォーマンスに優れた万人向け。機能を最小限に抑え、翻訳にソースを割くことによって、結果的に高性能な翻訳機へと仕上がりました。

外観を見ていただければ分かる通り、このモデルは思い切ってディスプレイを排除した割り切りデザインが特徴。ディスプレイは便利ですが、翻訳機としてはそれだけ負荷がかかりますので、バッテリーも余計に消費しますし故障するリスクのある箇所も増えます。実用性・耐久性重視マウスコンピューターとしては、価格を抑えるためでもあるでしょうが、そうした面倒ごとは避けたかったのでしょう。このことが、「ボタンを押すだけで翻訳できる」「バッテリーが8時間持つ」など、扱いやすさに繋がっているのがすごいところです。

対応言語は日本語・韓国語・中国語・タイ語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ロシア語・ポルトガル語・イタリア語・オランダ語・フィンランド語・スウェーデン語・デンマーク語の15か国語と、こちらも非常に割り切られたもの。裏を返せば厳選されたラインナップと言えるでしょう。それだけ本体にかかる負荷は少なく、翻訳そのものに大きなソースが割かれていますから、きっちりしっかり翻訳してほしい・実務的な翻訳機が欲しいという方には強くおすすめできるモデルです。

富士通コネクテッドテクノロジーズ arrows helloAT01

IT業界の大御所である富士通から、高級機に分類できるハンディタイプの翻訳機のご紹介です。といっても、機能に対しての価格は控えめなもの。メーカーへの信頼感も相まって、良いものをより安く、の精神で翻訳機選びをしたい方に大いにおすすめできるモデルと言えそうです。

翻訳対応言語数はオンライン翻訳で28、カメラ翻訳で21と徹底的に絞り込まれています。その代わり、翻訳精度の高さは折り紙付き。オフラインでの翻訳言語数は3とさらに絞り込まれますが、通常、オフライン翻訳はオンラインに比べて精度が落ちるところを、こうして翻訳精度にソースを振り分けることでカバーしています。ぱっと見のスペックではなく、中身が磨き上げられた高級機と言えそうです。

どこまでも実用性に特化したモデルだけに、連続使用時間は驚きの9.7時間。これだけのタフさがあれば、どこへ連れ出してもバッテリー切れの心配はありません。

外部デバイスとの連携ももちろんできますので、機能を絞ってあるとはいえ運用幅の広さは十分に確保されています。カタログスペックだけ見ればミドルからエントリークラスと勘違いされそうなものの、3.0インチのディスプレイサイズは間違いなく高級機のもの。現実的なシーンでの活躍を考えたモデルとして大いにおすすめできますし、多くの方に支持されているのも納得です。

VORMOR MINITALK T8

対応言語数106という、非常に能力の高いハンディタイプの翻訳機のご紹介です。この水準は世界の203か国をカバーできることを意味しています。どんな場所でも安心して使えるのがこのモデルの大きなセールスポイントですから、海外へ出かける機会の多い方にぜひチェックしていただきたい一台と言えそうです。

このモデルは翻訳速度にも定評があり、短い会話であれば0.2秒ほどで翻訳できてしまいます。通常の翻訳機は翻訳に1秒前後の時間をかけることを考えますと、0.2秒というのがいかに速いかがわかりますね。対応言語数に多くのソースを割いていながら、これだけ優れた翻訳能力を維持できているのは驚異的と言う他ありません。

カメラ翻訳にももちろん対応していますから、言葉の壁がある場所での買い物や食事にも安心してチャレンジできます。さらに、随時ネットを通じてシステムのアップデートが行われるため、一度購入してしまえば常に最新の状態を保てておけるというのも嬉しいポイント。本体の持ちやすさも合わせて非常に使いやすい翻訳機ですから、多くの方におすすめできる一台です。

LOGBAR「ili(イリー)」LM11-JA002A

無駄な機能を全て省くことで徹底したブラッシュアップを行い、驚きの低価格を実現したハンディタイプの翻訳機がこちらです。ディスプレイを配した潔い設計の本体は、細長く持ちやすいもの。ボタンを押すだけで使いはじめられる親しみやすさも持ち味で、コンパクト・軽量ゆえに携帯性も抜群ですから、初めての翻訳機の購入を考える方に特におすすめできます。

見るからに機能の削られたシンオウルなモデルでありながら、オフライン翻訳に対応しているのは嬉しいポイント。外出先にはネット環境が整っていない場所も沢山ありますから、そうした現場でも安心して使えるのは大きなアドバンテージになります。対応言語は英語・中国語・韓国語の3つと徹底的に絞られていますが、海外旅行であっても英語が通じればとりあえずの問題は回避できますから、実用面での不便もあまり感じることはないでしょう。

最近の翻訳機としては珍しく、語学に自信の無い方でも安心して使える一方向翻訳タイプであることも見逃せないポイント。こちらが現地語を流ちょうに話せないことがすぐに相手に分かってもらえますので、コミュニケーションに無駄なノイズが入りません。シンプルな翻訳機をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

TRUSONUSJAPAN Dgettie TE-03

シックな見た目が特徴的なイヤホンタイプの翻訳機のご紹介です。海外旅行にも持って行きやすいケース付きのモデルで、メーカーPRにも「いつでもどこでも、世界の誰とでも」「あなたの海外旅行をアシストする!」とあるように、海外旅行に行く機会の多い方に特におすすめできるモデルです。

43の言語に対応しており、小型ながらGoogle翻訳とマイクロソフトのBing翻訳の二つの翻訳エンジンを内蔵しています。両者を統合・使い分けすることにより、ライバルモデルに比べてワンランク上の翻訳が可能です。またスマートフォンとの連携も得意で、iOS10・Android5.0以降のモデルに対応した無料アプリも付属しています。連続使用時間は4時間と控えめに見えますが、海外での長時間の外歩きは語学上級者に向きますので、翻訳機ユーザーの方々にとってはこれで十分実用に耐えます。また、最大通信距離が10mというのもこのモデルを語る上で外せないポイント。会話相手がある程度離れていても、インカム的な使い方で翻訳・会話が行えます。複数人での会話も問題なく行えますので、団体旅行にも使えますよ。

翻訳機として使わない時は、通常のワイヤレスイヤホンとして運用できるのも嬉しいですね。翻訳のためだけに電子機器を買い足すことに抵抗を覚える方に、ぜひチェックをおすすめしたい一台です。

東江物産 Langie 翻訳機

直感的に使えるハンディタイプの翻訳機のご紹介です。ディスプレイを持たない代わりに大きなスピーカーを備えたこのモデルは、会話に特化した一台。シンプルな見た目によらず対応言語数が53と比較的多く、どんなシチュエーションでも困ることがありません。
ネット環境が無かったり電波状況が不安定だったりする場所であっても、13か国語に対応しているオフライン翻訳機能があるので安心です。電波状況は山間部や海上・災害時でも悪化しがちですから、このオフライン機能はいざという時の備えにもなりますね。

2年間有効なSIMカードが付属していることも見逃せないポイントでしょう。充実のオフライン翻訳機能に加えて、自身でネット環境を構築できるSIM接続にも対応しているのは、間違いなくアドバンテージになります。連続使用時間も約5時間と平均的なラインを確保していますから、翻訳機選びの際にシンプルなモデルが欲しくなったら選択肢に加えることをおすすめします。

ダイアモンドヘッド ROOMMATE 音声翻訳機 UNITERM-73SK

シックな外観がどんな場面にもなじみやすいハンディタイプの翻訳機のご紹介です。2.4インチと、この価格帯の翻訳機としてはかなり大きなディスプレイを採用しているため、使い勝手は良好。対応言語数も54と必要十分ですから、海外旅行にも安心して持ち出せますね。

外部デバイスとの連携はスマートフォンを中心に得意なので、汎用性の高さも確保されています。また、この翻訳機は-10℃の環境でも問題なく作動するタフさもセールスポイントの一つ。温暖化が進んでいるとはいえ海外には冬が極寒な地域もありますから、この耐久性は大きな魅力と言えるでしょう。

本体重量が110gと非常に軽いことも見逃せません。コンパクトな設計も手伝ってバッグの中では邪魔になりませんから、手荷物をできるだけシンプルにしておきたい女性の方にもおすすめできるモデルですよ。

フューチャーモデル 自動翻訳機 PERARK

成人男性の中指程度の長さしかない、非常にコンパクトで持ちやすいハンディタイプの翻訳機のご紹介です。対応言語数が41とごく平均的なものですが、注目すべきはディスプレイの大きさ。本体表の半分以上を占めるこの画面の大きさは、この価格帯では異例とも言える2.4インチです。指先ひとつで操作が可能な使いやすいモデルですから、荷物が多くなりそうな海外旅行のお供として大いにおすすめできますよ。

随時アップデートが行われますので、常に最新の状態・翻訳のクオリティを享受できます。110gという軽さも特筆もので、取り回しの良さは抜群と言えます。リーズナブルなモデルですから、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。

アスタイル TwoBow

各通販サイトで入手困難とのコメントが散見される、非常に人気の高いイヤホンタイプの翻訳機のご紹介です。このモデルは翻訳機として使わない時にはワイヤレスイヤホンとして運用できますので、一粒で二度おいしいタイプ。ワイヤレスイヤホンはコードがいらないだけに非常に取り回しがしやすくて便利な人気商品ですから、そこに翻訳機能がプラスされるというところに注目すれば、イヤホンに付加価値を求めている方にもこのモデルはおすすめできます。

グループチャットに対応している他、スマートフォンとの連携も可能。最大通信距離は10mと長めで、交換用のイヤホンゴムも6個付いて来ます。イヤホンタイプの翻訳機をお探しの方、必見です。

キングジム 対話型翻訳機 ワールドスピーク

比較的珍しい、据え置きタイプの翻訳機のご紹介です。価格は他のタイプに比べて飛びぬけて高いですが、高機能・本格的なだけに納得です。

2台1組みで使うタイプで(もちろん2台組みでこの価格です)、タッチパネルは翻訳機としては巨大とも言える8インチ。誤操作の心配はまず無いでしょう。据え置きタイプゆえに通信環境が安定していますので、ホテルのカウンターや公共施設の窓口で使うのがおすすめです。対応言語数は72と十分に多いですので、どんな国の方がいらっしゃっても安心して対応できますよ。また据え置きタイプのメリットとして、お互いに翻訳機を見せ合ったりイヤホンを付け合ったりする手間が省けることも見逃せません。ノイズキャンセリング機能が付いているのも、周囲の雑音が入りやすい窓口業務の際にはありがたいですね。

付属のACアダプターを使えばコンセントから直接電力を得られるので、バッテリー切れを心配する必要はありません。加えて、内蔵されている大容量リチウムイオンバッテリーのおかげで、電源から離れた場所でも約5時間の使用が可能ですから、運用場所に関して困ることも無いでしょう。

翻訳機の使い方

翻訳機は直感的に使える電子機器……とはいえ、初めての方は使い方に戸惑ってしまうこともあるかもしれません。そんな時のために、ここでタイプ別に翻訳機の使い方を簡単にご紹介したいと思います。ぜひお役立てください!

ディスプレイがある場合

ディスプレイのあるタイプの翻訳機は、まず起動して、ホーム画面で「音声翻訳」に該当する項目を選び、そこからさらに翻訳言語を選択します。

言語選択が終わったら、本体に話しかければOK。この時、「話している間は○○ボタンを押したまま」や「画面の○○をタッチし続けておく」など、モデルごとに操作に違いがあるので、そこだけ注意していただければ大丈夫です。

ディスプレイが無い場合

ディスプレイの無い翻訳機の場合は、たいていの場合は音声認識ボタンが本体にありますので、そこを押しながら本体に話しかければOKなケースがほとんどです。

イヤホンタイプの場合

イヤホンタイプの場合は、連携している外部デバイスで翻訳言語を選択した後、イヤホンの片方を会話相手に装着してもらえばOKです。話す際にはディスプレイタイプと同じくモデルごとに簡単な操作が指定されている場合が多いですが、特定のボタンを押したままにしておくなどのごく単純なものですので過度な心配はご無用です!

翻訳ソフトと併用でさらに精度アップ

翻訳機は単体でももちろん高度な翻訳が行えますが、スマートフォンと積極的に連携させることでさらにその精度を高めることができます。専用アプリを備えたモデルですとその効果は特に顕著ですから、購入後にはぜひためしてみることをおすすめします。

まとめ

海外旅行やビジネス、学力試験の場などで、日本人は常に外国語の壁に直面します。特に英語を習得しづらい母国語を持つ日本人にとって、この苦労は避けて通れないもの。そこを力強くサポートしてくれるのが、現在普及しつつある翻訳機です。一つ持っていれば非常に多くの場面で活躍してくれる翻訳機は、グローバルな時代にあってはこの先必需品になって行くかもしれません。

翻訳機にはさまざまなタイプと種類、またそれぞれの特色があって、用途ごとに選ぶべきモデルが変わってきます。ここ数年、翻訳機の汎用性の高さに各メーカーが着目して、市場には魅力的な商品があふれていますから、選ぶ側としては嬉しいもののいざ購入となると選択肢を絞るのにも一苦労。カタログだけ眺めただけでは、どれも良いものに見えてしまって決めてに欠けてしまうのです。
そんな時には、ここでご紹介した情報とご自身の用途、それに予算とよく相談して、ぜひ使いやすい一台を手に入れて下さい。持ち運びに苦労しないモデルが多いので、どこへ行っても外国語への不安が和らいで快適に過ごせますよ!

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