看護師が大学病院へ転職するメリットは?一般病院との違いも徹底解説

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看護師転職

「キャリアアップやスキルアップのために、大学病院で働いてみたい!」そんな看護師の方も多いのではないでしょうか。また、「大学病院勤務の看護師は仕事ができない」という記事もネット上に見られます。

そこで、この記事では看護師が大学病院へ転職するメリット・デメリットや、一般病院との違いを詳しく解説。この記事を読めば、自身が大学病院へ転職した時のイメージが湧き、キャリアプランをより具体的に描けるでしょう。

大学病院への転職に興味がある看護師の方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

看護師の仕事内容は大学病院と一般・総合病院で違う?

「大学病院と聞くと、看護よりも研究のイメージがある」そんな方も多いですが、実際のところはどうなのでしょうか?

まずは、大学病院と一般病院での看護師の業務内容を解説します。

一般病院の仕事内容

一般病院に勤務する看護師の仕事内容としては、以下の業務が挙げられます。

  • バイタルサインチェック
  • 巡回
  • 注射、点滴、採血
  • 患者さんの移送
  • 入院患者さんの食事、入浴、排泄の補助
  • 入院患者さんの体位交換
  • 入院患者さんのベッドメーキングなど身のまわりのお世話
  • 担当患者さんのカルテ記録
  • 看護師同士のミーティング
  • 他職種とのカンファレンス
  • 夜間のナースコール対応
  • 手術の準備や介助 など

他の業務をこなしている方もいるかもしれませんが、一般病院勤務の看護師であれば、このような仕事内容を担当していることが多いです。

一般病院の仕事を一言で表すと「患者さんの看護」が主な業務内容となります。続いて、大学病院勤務の仕事内容を見ていきましょう。

大学病院の仕事内容

そもそも大学病院とは大学に付属している病院のことを指し、診療・研究・教育研修の3つの役割を持っていることが特徴です。

そんな大学病院に勤務する看護師の仕事内容は、以下の業務が挙げられます。

  • バイタルサインチェック
  • 巡回
  • 患者さんの移送
  • 入院患者さんの食事、入浴、排泄の補助
  • 入院患者さんの体位交換
  • 入院患者さんのベッドメーキングなど身のまわりのお世話
  • 担当患者さんのカルテ記録
  • 看護師同士のミーティング
  • 他職種とのカンファレンス夜間のナースコール対応
  • 看護学生への実習 など

これらが大学病院で勤務する看護師の主な業務です。大学病院とはいうものの1つの病院なので一般病院と同じように病棟業務はもちろん発生します。一般病院と比較すると、患者さんの看護にプラスし、看護実習や勉強時間が増えることが特徴です。スキルによっては実習に来た看護学生の指導を行うこともあります。

このように、診療だけではなく、教育活動に参加できることが大学病院の特徴です。

看護師が大学病院へ転職するメリット

看護師が大学病院へ転職するメリットとして、自身のスキルアップやキャリアアップに繋がる点が挙げられます。

もちろん、一般病院でもスキルアップや看護知識を学ぶことはできますが、大学病院であれば看護師のための勉強会や研修がたびたび開催されており、学ぶ機会の多さは圧倒的に多いと言えるでしょう。

また、大学病院は研究機関という側面も兼ね備えているため、常に最新の医療・看護情報をキャッチしやすいことも特徴です。

「看護師としてもっとキャリアアップしたい」「最新の看護知識を身につけて、患者さんの役に立ちたい」そんな方は、大学病院への転職を視野に入れてみてくださいね。

看護師が大学病院へ転職するデメリット

看護師が大学病院へ転職するデメリットとしては、以下の2つが挙げられます。

  • 一般病院よりも多忙になりがち
  • 患者さんへの医療行為は少なくなりがち

それぞれ具体的に解説します。

デメリット1.一般病院よりも多忙になりがち

まず、大学病院に勤務すると一般病院よりも多忙になりやすいデメリットがあります

なぜなら、普段の看護業務に加えて、大学病院では強制参加の勉強会、研究発表が定期的に開かれ、業務と勉強に追われやすいからです。

また、手術が長引てしまうこともよくあるので、基本的に残業は覚悟しておかなければいけません。

もちろん、業務時間や勉強会の頻度などは病棟によって異なりますが、基本的に忙しくなるものだと考えておきましょう。

デメリット2.患者さんへの医療行為は少なくなりがち

続いて、もちろん全ての大学病院の看護師がということではないですが、大学病院では一般病院よりも患者さんへ医療行為をする機会が減る傾向があります。大学病院の採血や点滴は基本的に研修医が行うケースがあったり、大学病院は特殊症例を扱う機会が多いため、基礎的な看護スキルが衰えてしまうこともあるでしょう。

そのため「大学病院からクリニックへ転職したけど、採血が苦手になってしまった」こんな方も少なくありません

大学病院での経験が転職で不利になることは少ないですが、将来的にクリニックや診療所への転職を考えている方は、基礎的な看護スキルを衰えさせないよう気をつけておきましょう。

看護師が大学病院へ転職する際は志望動機に気を付ける

看護師が大学病院へ転職する際は、志望動機が大切です。看護師業界の中でも人気の職場なので、大学病院へ転職するにふさわしい志望動機を考えておきましょう。

具体的には「研究機関の側面も持つ大学病院で、常に最新の看護知識や医療知識を身につけたい」「大学病院という環境を生かし、自身の看護スキルや専門性をスキルアップさせたい」など、大学病院での学びをテーマにした志望動機がおすすめです。

また「学んだ看護知識を患者さんへの看護にどう生かすか」といった点まで考えておければ、採用担当者からの評価も期待できます。

看護師が大学病院へ転職する際によくある質問

最後に、看護師が大学病院へ転職する際に出るよくある質問をまとめてみました。転職希望者が抱きがちな質問を厳選したので、ぜひ参考にしてください。

Q.大学病院への転職・中途採用の求人はどこで見れる?

各種転職サイトや、ハローハークなどでも求人を確認できます。また、転職活動をしっかりサポートしてもらいたい方は、転職エージェントの利用がおすすめです。以下大学病院の看護師求人が豊富な転職サイトを2つピックアップしましたのでご参考下さい。

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Q.大学病院の看護師になると採血できなくなるって本当?

大学病院の場合、採血や点滴は研修医が担当するケースもあるので、そのあたりの看護スキルが低下してしまうかもしれません

しかし、採血を看護師が行う大学病院もありますし、自分自身で気をつけていれば看護スキルを維持できます。そのため、大学病院に転職する=採血や点滴ができなくなる訳ではありません。

Q.「大学病院の看護師は使えない・仕事しない」という評判は本当?

ネット上に書き込みもありますが、個人次第としか言えないのではないでしょうか。そういう声が上がる1つの理由に、医師と看護師の関係性によるものもあるでしょう。医師と看護師の関係性が悪い病院では、そのように言われることもあるでしょう。そのため、大学病院の看護師全員=使えない・仕事しないということはもちろんありません。

まとめ

大学病院に勤務する看護師の仕事は、患者さんの看護だけではなく、研究活動や教育活動など、一般病院よりも多岐に渡ります。

勉強会や自主研究で多忙になりやすいですが、自身のスキルアップに繋がることは間違いありません

「大学病院へ転職してみたいけど、実際どうなんだろう?」そんな疑問がある方は、ぜひこの記事を参考に、大学病院へ転職した際のキャリアプランを描いてみてください。

メリット・デメリットを検討しながら、最適なキャリアを目指しましょう。

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