薬剤師の転職するタイミングはいつがベスト?失敗しない転職術を徹底解説

薬剤師転職

転職を考えている薬剤師の方は、以下のような悩みをお持ちではありませんか?

  • 薬剤師の転職するタイミングはいつがベストなの
  • 薬剤師の転職はどこを狙えばいい
  • 薬剤師が転職するにはどうすれば良い

薬剤師の転職は、年齢や今後のライフプランによっても大きく異なります。また、薬剤師が転職するべきではないタイミングもあり、知っておかないと損をしてしまう場合も。

そこで、今回は薬剤師の転職タイミングや主流の転職先、薬剤師の転職に役立つサイトなどを徹底解説します。薬剤師としてのキャリアアップを希望される方、今の職場に不満がある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

薬剤師が転職するべきタイミングは年代によって異なる

結論、薬剤師が転職するべきタイミングは年代によって異なります

具体的に20代と30代以降では、転職するべきタイミングや求められるスキルや大きく異なるので、注意が必要です。

ここからは、20代と30代以降のおすすめの転職タイミングをそれぞれ解説します。

【20代】第二新卒のタイミングで転職するのがオススメ

20代の薬剤師の方は、第二新卒のタイミングで転職するのがオススメです。第二新卒に明確な定義はありませんが、一般的に新卒で入社してから3年以内程度とされています。

そのため、6年制の薬学科をストレートで卒業後に就職した場合は、24~27歳までが第二新卒扱いです

20代の薬剤師の転職になぜ第二新卒が望ましいのかと言うと、新卒採用や中途採用よりも企業側にメリットがあるからで、具体的なメリットは以下のようなものが挙げられます。

  • 新卒採用よりもスキルが高く、教育コストを削減できる
  • 中途採用よりも柔軟な考え方を持っており、企業の中核を担うポテンシャルがある

企業側にこのようなメリットがあり採用されやすくなるので、20代での転職は第二新卒のタイミングがおすすめです。

現在の職場で最低1年は勤務すること

第二新卒で転職をするにしても、薬剤師として最低1年は勤務するのがベストです。なぜなら、1年未満の早期退職者は転職の時の印象が悪くなってしまうからです。

入社から1年未満で転職すると、面接官から「うちの会社に入っても、すぐに辞めるのではないだろうか……」という印象を持たれることも多く、転職活動に悪影響をきたしかねません。

そのため、第二新卒で転職する場合も、最低1年間は勤務をしてから転職活動をスタートさせましょう。

【30代以降】なるべく早いタイミングで転職をしよう

30代以降の転職は、なるべく早めに行動するのが大切です。なぜなら、30代以降はこれまでのやり方に固執する傾向が見られ、企業側も採用しにくくなるからです。

そのため、転職のタイミングが遅れれば遅れるほど、転職難易度は高くなります。30代前半は中途採用において一番採用ニーズのある年齢層ですが、30代後半になると転職難易度は跳ね上がり、薬剤師の転職はかなり難しくなっていくでしょう。

30代以上の人材に求められるのは即戦力となるスキル

30代以上の薬剤師に求められるのは即戦力となるスキルや実務経験です。20代の薬剤師であれば、今度の成長なども採用のポイントになりますが、30代以上は即戦力となるスキルや実務経験が重視されます。

求められるスキルや実務経験は年齢とともに比例するので、年齢を重ねれば重ねるほど、薬剤師としての転職は厳しさを増すのは言うまでもありません。

そのため、30代以上で転職を検討している方は「自分のスキルや経験は年齢に合っているのか」を自問自答してみることが大切です。

30代以上の薬剤師転職について詳しく知りたい方は、次の記事で深堀りしています。

30代薬剤師でも転職はできる?注意すべきポイントやオススメの転職エージェントを徹底解説
転職では「35歳の壁」と言われるものがあります。35歳以降は採用率が落ちるという話です。しかし、薬剤師業界は異なり、30代の薬剤師でも問題なく転職ができます。 薬剤師は30代でも転職が難しくないため「キャリアアップのために転職しようか...

薬剤師が転職を避けるべき3つのタイミング

薬剤師が転職をする場合、年齢に関わらず避けるべきタイミングが存在します。ここでは3つ例を挙げてみます。

  • 新卒入社の多い4月~6月
  • ボーナスの支給直後
  • 繁忙期

これらのタイミングで転職をするのは前の現場への負担も大きいので、できるだけ避けるべきです。それぞれのタイミングについて深堀りして解説します。

新卒入社の多い4月~6月

新卒入社の多い4月~6月は転職先が忙しいことが多く、避けるべき転職タイミングです

4~6月はどんな企業でも新入社員の教育に手一杯で、転職したとしてもゆっくり転職先に慣れるのが難しく、即戦力として現場に出なければいけません

転職という大きな環境の変化にも関わらず、新しい職場に馴染む時間もないまま即戦力として働くのは、精神的にもなかなかキツいですよね。

このような理由から、新卒入社の多い4月~6月は避けて転職を行いましょう。

ボーナスの支給直後

続いて、ボーナスの支給直後の転職も避けるべきタイミングとして挙げられます。なぜなら「ボーナスだけ貰って辞めた人」というレッテルを貼られることもあり、前の職場と円満に退職するのが難しくなる可能性もあるからです。

「人間関係なんて気にしない」という人は問題ありませんが、ボーナス支給直後に退職を申し出るのは、やはり職場の人間関係を悪化させます。

そのため「できるだけ円満に転職したい」人は、ボーナス支給直後を避けるのがおすすめです。

繁忙期

最後に、繁忙期の退職は前の職場に大きな負担を与えてしまいます。また、繁忙期に転職を申し出ると、今の職場との人間関係が悪化しかねません。

そのため、繁忙期は今の職場で働き、繁忙期を過ぎてからの転職なら波風を立てずに転職できます。

薬剤師として転職を検討している方は、この3つのタイミングは避けた方が円満に転職しやすいでしす。

薬剤師が転職を決意するタイミング・理由

薬剤師が転職を決意するタイミングや理由には、結婚やライフスタイルの変化など、様々な理由があります。転職するなら「転職先が思ったよりも良く無かった」ということを避けたいので、転職のタイミングや理由はできるだけ慎重に考えましょう。

薬剤師が転職を決意するタイミングや理由で多いものの例に、以下の3つが挙げられます。

  • 結婚や出産によるライフスタイルの変化
  • 今後のキャリアプランが固まった時
  • 今の職場が辛いと思った時

ここでは、それぞれの転職タイミングや理由を深堀りして見ていきましょう。

1. 結婚や出産によるライフスタイルの変化

結婚や出産によるライフスタイルの変化は、薬剤師が転職するタイミングや理由の大きな要因です。男性の場合、結婚や出産があると家族を養わなければいけない責任が生まれ、収入的にもっと上を目指したい人も出てきます。

また、女性は出産をすると今まで通りの勤務形態に戻りずらいこともあり、自分に合った職場や環境へ転職する方も少なくありません

このような理由から、結婚や出産をきっかけに転職を検討する薬剤師は多くいます。

2. 今後のキャリアプランが固まった時

続いて、薬剤師として今後のキャリアプランが固まった時も、転職タイミングや理由の要因です。実際、薬剤師としてキャリアを詰める場所は病院や調剤薬局のほか、製薬会社、ドラッグストアなど、様々ですよね。

ドラッグストアで働いている薬剤師の中には「製薬会社で新薬の開発がしたい」と考えている方もいるでしょう。

自分の中で5年後、10年後のキャリアプランを考えた時に「今の職場ではできない」と感じることもあり、今後のキャリアプランが固まった時に転職する薬剤師も少なくありません。

3. 今の職場が辛いと思った時

最後は、今の職場が辛いと思ったタイミングです。人手不足の職場では長時間の残業をすることもあり、人間関係が複雑な職場も少なくありません。また、薬剤師は常に薬の勉強をしなければならないので「プライベートな時間が少ない」と感る人も多いでしょう。

薬剤師でもブラックな職場はあるので「今の職場が辛い」と思った時はすぐに転職をして大丈夫です

今よりも労働環境や人間関係が良好な職場は必ずありますし、転職をすれば辛さから解放されるはず。確かに、職場によって色々な事情がありますしかし「今の職場が辛い」と思った多くの薬剤師が転職をしているのも事実です

また、薬剤師を辞めたい、辛い原因や対処方を知りたい方は次の記事を参考にしてください。

薬剤師の仕事を辞めたい&辛い理由9選!原因と対策を徹底解説
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薬剤師の転職先は大きく4種類

薬剤師の転職先は多きく分けて4種類あります。

  • 病院
  • 製薬会社
  • 公的機関
  • ドラックストア

それぞれの転職先で積めるキャリアや平均年収が異なるので、詳しく解説します。

病院

薬剤師としての病院への転職は、薬剤師転職の中でも人気です。他の転職先との違いは大きく2つあります。

  • 治験業務がある
  • 救急救命業務がある

また、病院薬剤師の主な業務内容は調剤業務と病棟業務です。調剤業務は調剤薬局でも行っているような薬剤の調剤を行います。病院で調剤する薬剤の多くは入院患者に投与され、注射薬の調剤や無菌製剤の混注など、調剤薬局では扱わないような薬剤の調合も業務範囲です。

病棟業務は、入院中の患者に対して服薬指導を行います。また、改善が必要と感じた場合は医師に処方提案をすることもあり、病院ならではの治療に関われる転職先です

製薬会社

製薬会社への転職は、新薬の研究や開発をしたい薬剤師におすすめです。製薬会社での薬剤師の業務内容は、主に以下のようなものが挙げられます。

  • 管理薬剤師
  • 治験コーディネーター
  • MR(医薬品営業職)
  • DI・学術業務
  • 研究・開発職
  • 薬事職

この中でも研究・開発職は薬剤師からの人気が高い反面、高いスキルや実績が必要で、転職の難易度はかなり高い職種だと言えます。

とはいえ、製薬会社への転職は自社製品や取扱い製品の品質管理を行う「管理調剤師」や治験を行う「治験コーディネーター」、自社製品の営業を行う「MR」など、業務範囲は多岐に渡ります

製薬会社への転職は他の転職先よりも高報酬を得られやすいので「年収をアップさせたい」人にもおすすめの転職先です。

公的機関

続いて、日本医師会や保健所などの公的機関への転職です。公的機関への転職の場合は、行政機関に勤務する地方公務員又は国家公務員という扱いになります

公務員は安定職というイメージが強いので、薬剤師として保健所などの公的機関に勤務したい人も多いのではないでしょうか。

しかし、保健所など公的機関への転職は民間企業よりも難しいことが特徴です。具体的に薬剤師資格を有する方のうち、衛生行政機関又は保健衛生施設勤務はわずか2.4%となっています。
引用:厚生労働省:施設・業務の種別にみた薬剤師数

それに、公務員試験の年齢制限もネックになりがちです。食品衛生監視員などの国家公務員の場合、公務員試験を受けられる年齢制限は30歳以下に限定されています。地方公務員の場合は、各自治体によって年齢制限は異なりますが、年齢を重ねてしまうと公務員転職は難しくなります。

公的機関(保健所)に勤務する薬剤師の主な業務内容は以下の5つです。

  • 薬事衛生
  • 食品衛生
  • 生活衛生
  • 水道衛生
  • 試験管理

生活衛生など薬剤師と一見関係のない業務に感じますが、一定以上の衛生水準の維持・向上のために指導や許可・届出・監視指導等の対応を行うことも、保健所薬剤師の仕事です。

ドラッグストア

最後は、ドラッグストアに転職する場合です。ドラッグストアに勤務する薬剤師は、主に処方箋がなくても買える「一般用医薬品(OTC医薬品)」や第1類医薬品の販売が主な業務内容になります

「一般用医薬品(OTC医薬品)」の大半は登録販売者でも販売できるものの、第1類医薬品の販売は薬剤師資格を取得していなければ販売できません。

また、調剤部門のあるドラッグストアの場合、調剤業務も業務内容に含まれます。基本的に調剤業務も行うドラッグストアの方が、年収が高くなる傾向にあるので、転職の際の参考にしてください。

薬剤師が転職するにはどうすればいい?転職サイト・転職エージェントがオススメ

ここまで、薬剤師の転職タイミングや転職先を解説しました。しかし「転職しようと思ったけど、具体的にどうすればいいの?」こんな疑問がある方も多いのではないでしょうか。

薬剤師として今よりも良い職場に転職したい方や、キャリアアップをしたい方は、転職サイト・転職エージェントを利用した転職が非常におすすめです

そこで、今回はexcite編集部がリサーチし、厳選した転職エージェントを、3つ紹介します。

  • 薬キャリエージェント
  • ファルマスタッフ
  • マイナビ薬剤師

それぞれの転職エージェントによって、持っているノウハウや企業との繋がりも異なります。どの転職エージェントも無料で利用できるので、自分にぴったりの転職先を見つけたい方は、ぜひ3社すべての転職エージェントを利用してみてください

薬キャリエージェント

薬キャリエージェントは、医療業界で複数の事業を展開するm3グループが運営する転職エージェントサービスです

年間20,000人以上の薬剤師が薬キャリエージェントを利用して転職活動を行っており、薬剤師の登録者数は日本一※。コンサルタントの満足度や専門性も高く、転職の相談から転職成功までしっかりサポートしてれます。

※2015年薬キャリ調査

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ファルマスタッフ

ファルマスタッフは日本調剤グループの株式会社メディカルリソースが運営する転職エージェントサービスです。

日本調剤グループの転職エージェントということもあり、公開求人数 61,000件以上で、調剤薬局・DgS・病院など豊富な転職先から選択可能。

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マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は、リクルートサービスの大手「マイナビ」が運営する転職エージェントです。リクルートサービスの大手企業なので、転職ノウハウは業界随一。転職者側はもちろんのこと、企業側からも高い評価を得ています。

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薬剤師の転職タイミングまとめ

今回は薬剤師の転職するタイミングや時期について、様々なポイントを解説しました。その中でも、特に押さえておきたいポイントの一例が以下です。

  • 今の職場で最低1年以上は勤務すること
  • 30代以降はなるべく早いタイミングで転職をすること
  • 新卒入社の多い4月~6月は避けること

特に3点目の新卒入社の多い4月~6月については、要注意。求人数が少なくなる傾向にあるため、急いで応募して「もっと良い条件の会社があった……」なんてことも。

自分にあったタイミングや時期を見定めて、転職を成功させましょう。

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