一度ははまった人も多いであろう「ペン回し」。今でもペンを持つとつい回してしまう、なんて人もいるのでは? そんなペン回しが実はここ数年、中高生の男子を中心にブレイクしている。
ちなみに現代のペン回しは、昔のように単純にクルクル回すだけでない。なんと100種類以上の技があり、「ペンスピニング(Pen Spinning)」という新たな競技として発展しているのだ。日本をはじめ、韓国やインドなどアジア各国、さらにアメリカやヨーロッパにいたるまで、全世界にスピナー(ペン回しをする人)が存在。そしてついに去る2月21日、株式会社タカラトミーから、ペン回し専用ペン『ペンズギア(PEN'Z GEAR)』なるものが発売された。
学生時代にはペン回しが、授業中のお供だった私。懐かしさと共に、いったいどれほど回しやすいのだろう? と興味津々で使ってみると、確かに適度な重みで安定感が増し、回しやすい。ちなみにペン回しの得意な知人に使ってもらったところ、
「確かにこれくらい長いと回しやすいね」
という感想とともに、なんとも器用にペンを回してくれた。
それにしても、なぜペン回し専用のペンを作ろうと思ったのか? (株)タカラトミーの開発担当の方に話を聞いてみると、
「実は私はペン回しができなかったんですよ。それで誰でもペン回しがしやすいペンを作りたいと思ったのがきっかけです」
日本ペン回し協会と共同開発されたこのペン。50〜60本あまりの試作品をつくり、スピナーの方たちと一緒にひたすらクルクル……。長さや太さ、重さなどを変えながら、回しやすさや使い心地をひたすら研究したという。そのため企画があがってから発売まで、およそ二年もかかったのだとか。
ペンズギアは通常のペンに比べて約13グラム重く、初心者にも回しやすい重さ。さらには両端のメタルウェイト(重り)の数を調整することにより、重量の調整も可能だ。また回しやすさを追及した結果、サイズは全長19センチ、太さ(直径)9.7ミリ。…



