2013年冬に登場し大ヒットを記録した吉野家の「牛すき鍋膳」が、今年も10月19日から販売されている。今年は特に大きなリニューアルはないが、プラス300円で新たに「肉2倍盛」が頼めるようになった。
3年連続でこの商品を食べている筆者。今年も食べるべくお店に行ってきた。
牛すき鍋膳を食べに吉野家へ。
さっそく近隣の吉野家へ。このメニューは鍋などを使う手間のかかるメニューではあるが、基本的には全店で提供しているようだ。
店内にもメニュー写真が。
牛すき鍋膳を肉2倍盛で注文すると値段は980円だった。吉野家ということを考えるとやや高い気もする。
旨味がしっかりした熟成肉
待つこと5分ほどで牛すき鍋膳がテーブルに。鍋には溢れんばかりの勢いで牛肉が入りまくっている。
「この鍋、牛肉以外もちゃんと入っているの？」と思い、下の部分を確認すると、豆腐や平打ちの麺も入っていた。
牛肉は熟成肉だけあり旨味がしっかりしていてかなり質が高く感じられた。
この牛肉は牛丼と同じものを使っているものの、やや厚めに切り、脂身を減らしているそうだ。わりしたも甘味控えめで、肉の味を引き立てており、味は申し分ないものといえる。
卵に付けてすき焼き風に食べたり、ご飯にかけて牛丼風にして食べたりと様々なバリエーションで食べられるので飽きがこない。肉が多いので卵をもう1個頼んだり、ご飯を多めにしてもよさそうだ。
肉2倍盛にすると、わりしたに牛肉の旨味がたっぷり染み出るから、いつも以上に野菜や平打ち麺、豆腐などが美味しい。筆者がオススメの食べ方は、お酒を飲みながら食べるスタイル。
相性がかなり良かった。
吉野家に電話で取材を行ったところ「基本的には去年と同じものをお出ししていますが、今年は肉2倍盛やねぎ増しなどオプションサービスを充実させています。他社さんも鍋メニューは発売されていますが、特に意識することはなく、吉野家として自信を持って出せる商品を提供できればと考えております」とのことだった。
牛丼の値下げ戦争がし烈さを極めるなか、客単価アップを見込んで各社が投入する鍋メニュー。今年は吉野家に続き、すき家も10月29日から鍋メニューを販売を始めるが、松屋は現時点では正式な発表はない。今後の動向が気になるところだ。
(やったー麺)
