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居酒屋化するロンドンのラーメン屋に疑問 日本の味を追求する英国人シェフのこだわり

2017年9月5日 11時30分 ライター情報:ケンディアナ・ジョーンズ
「ものほん」特製の油そば

ここ数年で瞬く間にヨーロッパのラーメン・キャピタルへと変貌を遂げたロンドン。今やロンドン中心部には日本のラーメン屋の進出も目立ち、何軒ものラーメン屋が点在するようになった。最近では現地イギリス人シェフらによるラーメン屋も続々とオープンしている。その中でも際立っているのが、ラーメン愛好家のイギリス人イアン・ウィートリーさんが脱サラして開いた「ものほん」だ。
今回は、忙しいウィートリーさんに時間を割いてもらい、インタビューさせてもらった。
厨房に立つウィートリーさん


居酒屋化するロンドンのラーメン屋に疑問


同店は、現地日本人も注目の今もっとも熱いラーメンスポットである、東ロンドンのオールドストリート地区に今年オープンしたばかり。ウィートリーさんは日本各地でラーメンを食べまわった後、ラーメン学校に通い、さらに帰国後には「一風堂」のロンドン支店で半年修行したという。
同店の一番人気は汁なしの「油そば」だ!

――今のロンドンのラーメンシーンをどう思いますか?
じつは疑問を感じています。なぜなら最近のロンドンのラーメン屋には、ラーメン専門店から居酒屋化していく傾向があるからです。ラーメン屋が刺身まで出したりするのは行き過ぎのような気もします。私の場合はただ、日本のような本場のラーメンを提供したいんです。

――「ものほん」はどのような客層ですか? 
昼は6~7割が日本人。夜はアジア人やイギリス人も多くいらっしゃいます。日本人にとっては、1杯日本円換算で1500〜2000円もするロンドンのラーメンは高く感じるかもしれませんが、「ロンドンプライスなのね」と日英間の物価の違いを考えて納得してくれます。
ものほん店内の様子

――ものほんのメニューの冒頭を飾っているのが油そばで驚きました。とんこつ味が人気のロンドンで、なぜ油そばが看板メニューに?
厳選した少ないメニューを取り扱う専門店を当初から目指していて、じつは最初は油そば一品から始めたんです。ラーメンになじみのないイギリス人にとって、汁なしの油そばなら、パスタっぽさもありますし、分かりやすいかと思いまして(笑)。 

――ウィートリーさんの油そばですが、自家製のコシある太麺、メリハリの効いた味付け、本当にたまりませんでした。メニューに名古屋めしの台湾まぜそばがあることにも驚きました!
製麺機は日本で買いました。到着までに船便で6カ月もかかりましたが……! 私の油そばには秘伝レシピがあって、厳密に言うと日本の油そば、そのものとは違うんですよ。ロンドンでは他ではやっていない、醤油とんこつも弊店の特製です。ただし、台湾まぜそばだけについては、具材などは名古屋の台湾まぜそば発祥の店「麺屋はなび」の元祖台湾そばを参考にして個人的に再現しました。

――ロンドンでは最近、イギリス人シェフらによる創作ラーメンも出現していますが、創作系メニューをやる予定はありますか? 
私は日本で人気のある、クラシックな定番メニューに専念したいです。「ものほん」という店名が意味する、正真正銘の日本のラーメンを食べていただきたいと思っています。今後も、ロンドンではまだ誰もやっていない本格的な塩ラーメン、しょうゆラーメン、みそラーメンなどの定番メニューを増やしていくつもりです。  

ライター情報: ケンディアナ・ジョーンズ

イギリス在住10年を越える海外組の日本人。特にアートや音楽、さらに食文化に興味あり。趣味はハイキング。

コメント 8

  • 匿名さん 通報

    美味しそう食べてみたい ウィートリーさん頑張れ~

    10
  • 匿名さん 通報

    ラーメンは世界語になったな。

    5
  • さてさて 通報

    イギリス人に日本人がこだわる本物ラーメンを求めちゃイカンでしょ。本物を作れるのは長い歳月をかけてラーメンを探求してきた日本人だけ。そういうとこで区別した方がいいんでないの?匿名16:01 さん。

    3
  • 匿名さん 通報

    なんでコメントを削除するかニャ!?

    2
  • 匿名さん 通報

    「ものほん」に本物らしさはない,如何にも胡散臭い

    2
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