守ってあげたいキャラがモテる時代は終わった?  男前モテ女の特徴4つ

以前、男性の友人と雑談をしていた時にたまたま恋愛の話題になりました。その流れで、どうして今の彼女と付き合っているのか聞いてみたところ、こんな返答が返ってきてうならされました。

「ロジカルシンキングの問題を超楽しそうに解いていた時にぐっときたから」

……どうですか?

ひと昔、いや、ふた昔前までは「守ってあげたくなるようなかわいらしい女性」がモテる女の典型でした。そのため、モテるためのテクニック(=モテテク)も、「上目遣い」だとか「淡い色の服装」などといった、かよわい女性を演出するようなものが多かったわけです。
しかし、今では典型的な「女」ではなく、少し「男らしい」行動が男性の心に刺さるように……。

今回は、現代版の「男前モテ女」の条件をいくつか紹介しましょう。

目次

1.金勘定ができる、数字に強い


お金の勘定をささっとやる女性ってかっこいいですよね。どうすれば得になって、何をしたら損をするのか、ということを考えられるところからは、生活力の高さも伺えます。たとえば大人数での飲み会で、短時間で金額を計算し回収までテキパキやっている女性は、とてもステキに見えます。ひところ、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持っている女性はモテる、という話もあったほど。
また、周りの男友達の話によると、自分のお金を上手くやりくりしている人は、いつも金欠だと言っている人よりもずっと魅力的に思えるし、将来的な安心感も感じられるそうです。
お金に関してきちんとしている、ということは生活する上で結構大事な要素なので、身に付けておいて損はないでしょう。

2.地図が読める


これは、一緒にどこか出かけた際に発揮される能力。初めての場所やお店に行くとき、道が分からずに歩き回って疲れてしまっては本末転倒です。方向音痴の知人女性は、デートのお店に行く時に、方角を間違え1時間も歩き回ったのだとか。暑い日だったので二人とも汗だくになり、雰囲気も悪くなってしまったそう。
「私、地図読めなーい」なんていっている場合ではないということです。

3.決断力がある


何をするか決める時にあまり時間をかけないのもクールです。たとえば居酒屋でメニューをさっと決められる、とか。優柔不断な男性だったら、相手が決めてくれると「おっ」と感心することでしょう。ここぞというときに「どうしよう……」などと言っているようでは、守ってあげたくなるどころか、相手をイライラさせてしまう可能性もあります。思い切りの良い女性は頼りがいがあり、一目置かれることも多いです。

4.論理的思考ができる


ある知人の話では、「論理的思考が身についている女性は、話に筋が通っていて中身のある会話ができる、だから信頼できる」のだそう。油断するとついつい感覚で話してしまう人も多いかもしれませんが、より対等な濃い関係を求めるのであれば、ロジカルに考えられる、ということをアピールするのも一つの手。最初のエピソードにもある通り、「頭が良い」というのも恋愛におけるプラスポイントになりえます。「これをいったら引かれるかな」などと考えずに、積極的に意見を述べることも重要です。

いかがでしょうか?
大ヒットとなった映画『ズートピア』でも、バディ(相棒)としての関係が描かれていました。お互いに尊敬しあい信頼しあえる関係を目指すためにも、クールでクレバーな「男前さ」を身につけたいものです。
(五百田達成)

この記事を書いたライター

五百田達成
作家・心理カウンセラー。「男女コミュニケーション」「きょうだい型性格分析」「ことばと伝え方とSNS」をテーマに執筆・講演。35万部を超える「察しない男 説明しない女」シリーズほか著書多数。

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