落ち着いたイイ恋愛をしている女性が“上手”な4つのこと

恋愛をして、一世一代の出来事のように盛り上がったり、盛り下がったりするのも楽しいけれど、ある程度の経験をしてくると、そろそろ落ち着いた恋をしたい、恋に振り回されすぎない大人の女性になりたい――と思うこともありますよね。

落ち着いたイイ恋愛をしている女性たちは、いくつかの面で“◯◯上手”な共通項を持っていると感じます。今回はそのうち4つをご紹介します。

目次

1.楽観上手


たとえば、恋愛で少し壁にぶつかったときや、彼が浮気しているかもなどと不安に感じたとき。恋する乙女はどうしても、わーわーと友達に泣きついたり、仕事も学業も手につかないような状態になったり、ネガティブな妄想を膨らませてはこの世の終わりかのように落ち込んでしまったりしがちですよね。

一方、落ち着いた恋愛をする女性たちは、こんなとき、とても“楽観上手”です。「こんなことでダメになる関係なら、いずれダメになるでしょ」「ま、どう転んでも、なるようになるわ」などと楽観視して、必要以上に落ち込んだり、取り乱したりはしない。いろいろと経験をしてきたからこその“腹の据わり具合”とも言えますが(笑)、恋愛中でも“自立心”を忘れていないからこそ楽観視できるのかもしれません。

うまくいかない状況になっても、「恋のひとつやふたつ消えたって、死にはしない」といった哲学で自らを鼓舞する人や、「おお、そうきたか~」などと、どこかで笑い飛ばすような余裕を備えている人も。自分にとって都合のいい解釈をする“楽観”ではなく、その状況を越えていける自分を信じている“楽観上手”になれると、「どんな状況でも、どんとこい!」という無敵の状態になれるかもしれません(笑)。

2.あきらめ上手


恋がダメになりそうになったとき、完全にダメになってしまったときに、“あきらめ上手”なことも特徴です。去る相手を追いすがるようなこともしなければ、「私に魅力がないから」「私がちゃんと頑張らなかったから」なんて自分を責めるような後悔もしない。「この恋は、本物の愛情にならなかっただけ」と“結果”として受け入れようとする――。

恋が終わってしまったときに、ひどく自信をなくしたり、卑屈な状態に陥ってしまったりした経験は、多くの方にあると思います。ですが、そもそも思いどおりにならなくて当然なのが恋愛。反省点は見いだしたとしても、長々と相手や自分を責めたところで、何もいいことはないですよね。「二人が関わった結果としての別れ」だと、あらがわずに受け入れようと努める。これができるようになると、精神的ブランクが少なくて済み、次の恋も比較的スムーズにやってきやすいです。

3.時間上手


待つべきときに待てるし、動くべきときには動ける。恋愛での“時間の力”を上手に使えるのも、落ち着いたイイ恋ができる女性の特徴です。連絡を控えるなど「今は動かないでおこう」と思えば、ちゃんと実行できる。逆に「これはちゃんと言っておいたほうがいいな」と思えば、相手の反応がどうあれ、必要なタイミングに伝えられる。これができるのは、「焦り」「不安」などの感情に心を完全に支配されきってしまうことがないから。多少は不安な気持ちがあっても、自分の生き方に信念を持ち、理性が働いているからこその態度と言えるでしょう。

恋愛で時間を上手に使えるようになると、“自爆”するような機会もめったになくなります。恋愛をする男女は、もともと何かしらひかれあう部分があって関わっているわけですし、問題が起きても「ま、時間が解決してくれるだろう」と信じて時の力に任せていれば、自然と解決に向かっていくことも少なくありません。この力は、ぜひ見につけたいものですね。

4.責任上手


自分の恋愛に起きた出来事を他人のせいにしないことも、落ち着いたイイ恋愛をする秘訣です。進展が思うようにならなくても、「私もそうしたかったから、そうしただけ」と認めて相手のせいにしない。「ひどいことをされた」「都合のいい関係にされた」などと被害者にならず、あくまで自分の恋に責任を持つ。自分の意思を持って恋愛しているので、相手の動向に振り回されたり、動じたりすることが少なくて済むのですね。

以上、4つの特徴をご紹介しました。過去に激しく振り回される恋愛を経験したからこそ、こうした境地に至れた――という先輩女性もたくさんいますので、今すぐこれらすべてを身につけよう、と思わなくてもいいと思います。一歩一歩、成長していけるといいですよね。

もう恋で同じ失敗を繰り返したくない、落ち着いたイイ恋愛をしたいと思ったときは、ぜひ上記のようなポイントを意識しながら、自分の恋に向き合ってみてはいかがでしょうか。
(外山ゆひら)

この記事を書いたライター

外山ゆひら
対人関係、心や生き方に関する記事執筆が中心のフリーランスライター。読売新聞が運営する「発言小町」の相談コラムや、「恋活小町」を担当する。文芸、カルチャー、エンターテイメント方面を日々ウォッチしている。

関連記事