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2010.09.20(月・祝)10:00~18:00@京都市内
そもそもの始まりは、僕の京都の左京区の事務所にくるり岸田君がふらっと遊びにきたのがきっかけだったと思う。
こう書くともうずいぶん我々は親しいような感じがするが、二人で飲むのはこのときが初めてだった。2008年の7月くらい。僕は昔からロボピッチャーというバンドを京都でやっており、みやこ音楽祭やボロフェスタなどで岸田君とは面識があった。僕が編集長を務めるフリーペーパーSCRAPに岸田君がちょっとだけ書いてくれたりもしていた。
事務所の一階にあった「BAR探偵」というBARで二時間くらい飲んで、そのときは僕は確かSCRAPがやった小規模の宝探し大会がとても盛り上がった話をした。人々がテンション上がりまくった状態で灼熱の京都左京区を練り歩き、ゲームデザイナーの意図を越えて巧みな戦略や、新たなコミュニケーションを生み出しながら宝探しが進行したことを。
すると、彼はいつものふわっとした感じで「それじゃあ音博でやりましょうよ」といい、僕は「やりたいねえ」といい、しかしこの程度の飲みの席での合意ってのは山ほど体験している僕は、その言葉を鵜呑みにしたわけではなく、まあまあやれたらいいよなあ、確かにって思ってた。その日は残りの時間はドラクエの話ばっかりしてた。
翌日二日酔いの僕のところにくるりのマネージャーさんから電話がかかってきて、ちょっと東京に来てくれって言われて、翌日なんやなんやと思いながら東京に行くと、事務所の社長さんや、ビクターの人や、メンバー二人がいて「さて、じゃあ、京都音楽博覧会でどうやって宝探しをするかのミーティングをしましょうか」って話になった。
僕はいくつかのアイデアをそこで出したけれど、なかなか上手く決まらなかった。僕はもともと京都中を巻き込んだ宝探しってのは、さすがに大変すぎるし、トラブルだってあるだろうからたくさんの企業や立派な大人たちが関わりまくっているイベントでは無理なんじゃないかと思っていて、梅小路公園の中を使った小規模なものをいくつか提案した。しかし、それは岸田君の「せっかくやるならちゃんとやろう」っていう一言でかき消されて、誰も経験したことのない大規模な宝探し大会は、内容がまったく見えないまま「京都中を巻き込んで開催決定」ということだけが決定した。
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