チャンネル登録者数66万人の大人気節約・投資系YouTuberの節約オタクふゆこさんが、著書『お金はこれで増やせます 失敗したくない人のための投資の教科書』の中で投資の落とし穴を回避するメソッドを大公開!
今回は本書から一部抜粋し、高配当株投資のリスクを最小限に抑えながら、着実に資産を増やすための具体的なポートフォリオ活用術を紹介します。
■高配当株の「手間」と「リスク」
高配当株投資には魅力がある一方、インデックス投資のように「放っておいてOK」というわけにはいきません。リスクと適切につきあうには工夫と手間が必要です。
ただし、きちんと対策をしてデメリットを軽減する方法はあるので、ポイントを押さえて見ていきましょう。
インデックス投資なら、たった1本の投資信託で世界中の何千社にも分散投資ができますが、高配当株投資は自分で銘柄を選び、複数の企業に投資していく必要があります。
仮に100万円の資金があったとしても、単一の銘柄に集中投資してしまうと、その企業が業績悪化で「無配(配当ゼロ)」になれば、配当も株価も一気に下がってしまいます。だからこそ「分散」が望ましいのですが、最初から何十社にも分散するのは資金的にも知識的にもハードルが高いはずです。
そこで役立つのが「単元未満株」です。これは、株式取引における最低売買単位(単元)である100株に満たない株数の株式のことで、1株単位で購入することができます。
株主総会での議決権や株主優待などはもらえませんが、1株でも配当金は受け取れるので、1株単位で20銘柄、30銘柄と分散させることが可能になります。
わたしもはじめたばかりの頃は、高配当株投資家が推奨する銘柄リストのなかから、手が届く価格で財務が健全なものを選んでいました。最初に買ったのは、当時1株が5000円くらいだった沖縄セルラー電話の2株です。
当時の総資産額は500万円ほどでしたので、無理のない範囲で少しずつ進めていったのです。最近では、定番の優良大型株でも株価が手頃なケースがあります。例えば、NTTは2023年に25分の1の株式分割を行ったため、2025年9月時点で株価は約158円です。つまり、100株買っても1万5800円程度で足りる計算です。こうした「買いやすい優良銘柄」から少しずつはじめるのもおすすめです。
■高配当株に潜む「減配」と「無配」
高配当株は、毎年安定して配当金を出し続けてくれることが理想ですが、現実には業績悪化で「減配」や「無配」になることも珍しくありません。そうなると配当収入が減るだけでなく、株価も下がってしまい資産の減少にもつながります。
また、配当利回りがやたら高い銘柄にも注意が必要でしょう。一見お得そうに見えても実は業績が不安定で余力がなく、配当を維持できない「危険な高利回り株」という可能性もあるからです。
高配当株投資は、ただ「利回りが高い株を買う」のではなく、将来にわたって安定して配当金を出し続けてくれる、優良な企業を見抜く力が求められます。
著者:節約オタクふゆこ(節約&投資系YouTuber)
1993年2月14日生まれ、自らを「節約オタク」と称する節約・投資系YouTuber。
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