■優待は「使いやすさ」も大切
株主優待というと豪華な商品を思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし実際には、普段の生活で使いやすい優待ほど長く支持される傾向があります。
その代表例が買い物優待です。百貨店の割引や家電量販店の商品券は、必要な買い物をする際に活用できるため、優待の価値を実感しやすい特徴があります。
最近は家電製品の価格も上昇傾向にあります。冷蔵庫やエアコンなどの大型家電はもちろん、パソコンやスマートフォンの買い替えも家計にとっては大きな支出です。
また、百貨店を利用する人にとっては割引優待が魅力に映ることもあるでしょう。自分が利用する店舗の優待を選ぶことも、優待投資を続けるコツの1つです。
今回は8月優待のなかから、人気が高く利用しやすい3銘柄を取り上げます。
■ビックカメラ<3048>
ビックカメラ<3048>の株主優待では買物優待券が贈られます。100株保有の場合、8月権利では1000円分の優待券を受け取ることができ、ビックカメラやコジマ、ソフマップなどで利用できます。長期保有優遇制度もあり、保有期間に応じて優待額が増える仕組みです。家電だけでなく日用品やお酒なども取り扱っているため、使い道に困りにくい点が特徴です。
■J.フロント リテイリング<3086>
J.フロント リテイリング<3086>は、大丸や松坂屋を運営する百貨店大手です。
■高島屋<8233>
高島屋<8233>は、全国で百貨店を展開する老舗企業です。株主優待では優待カードが発行され、高島屋各店での対象商品購入時に10%の割引を受けることができます。高島屋オンラインストアや通信販売でも利用できるため、百貨店を日常的に利用する人には魅力的な優待です。長年にわたり優待制度を継続していることもあり、優待投資家からの人気も高い銘柄です。
※株主優待に関する情報は、記事執筆時点のものになります。詳細につきましては、各社が発表している株主優待内容をご確認ください。
※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告なく変更される場合があります。
文:田代 昌之(金融文筆家)
新光証券(現みずほ証券)やシティバンクなどを経て金融情報会社に入社。アナリスト業務やコンプライアンス業務、グループの暗号資産交換業者や証券会社の取締役に従事し、2024年よりフリー。ラジオNIKKEIでパーソナリティを務めている。
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