9月2日、都内で「第24回グッドエイジャー賞」の発表・授賞式が開催された。同賞は一般社団法人日本メンズファッション協会/グッドエイジング委員会が主催し、「活きいき・楽しく・かっこよく」をスローガンに、年齢を重ねてもなお人生を楽しみ、挑戦を続ける人を称えるものだ。
2003年の創設から24回目を迎えた本年は、俳優の沢口靖子(61)、歌手の天童よしみ、プロレスリングZERO1ゼネラルマネージャーの工藤めぐみ(56)、モデルの久保京子(71)ら8名が選ばれた。
沢口はテレビ朝日系『科捜研の女』で榊マリコ役を26年にわたり演じ続け、「自分の価値観を大切にし、つねに心身のケアをおこたらない、しなやかで凛とした」姿勢が評価された。授賞式で「これからはユーモアを持って生きていきたい」と語った真意を問われると、「比較的まっすぐに、真面目に行くタイプなんですね」と自らを分析。「これからは余白を入れて、周りの方にもちょっとほがらかになっていただけるような、そういう人になっていきたい」と続けた。
天童は、年齢を重ねるうえで憧れる人を問われると「もう身近にいます。私の母です」と即答した。「今年で93歳になりました。93歳という年齢は、私はもう信じられないわ。まだ65歳で止まってるみたい」。母から最近言われて心に残っている言葉は「もうちょっと綺麗にメイクして、いろいろ勉強しなさい」だという。「母のように、何にもなくてもしっかり洋服を選んでいる姿を見ると、これが若さの秘訣なんだって、すごく思い直しました」。自身については「別に老ける必要はないと思うし、私の言葉の中に『老ける』というのはないです。
二人にはこの日、思わぬ縁もあった。
沢口が「母は天童さんの大ファンでして、カラオケに月一回行くのですが、天童さんの歌を必ず一曲は歌っているそうです」と明かせば、天童も「沢口さんのお母様は私の母とあまり年齢が変わらないんです。『毎月歌ってんのよ』って言われたとき、本当に嬉しかったです。もう最高です」と喜んだ。沢口は天童のミニライブを「歌詞の言葉の中に世界観がワーッと広がって、今日は特等席で拝見させていただいて、本当にいい一日になりました」と絶賛した。
16歳で全日本女子プロレスに入門し「邪道姫」の異名をとった工藤は、10月17日に国立代々木競技場第二体育館で40周年記念大会を控える。「課題を乗り越えても、そこで終わりではなく、また次のチャレンジが続く」とし、「振り返ると一生、挑戦というテーマの中で生き続けていくんだろうな。それが私にとっての幸せなんじゃないかな」と語った。
沢口は最後に「いただいたトロフィーの輝きに負けないように、表現者としても一人の人間としても、生き生きと、かっこよく、楽しく歩いていきたい。年齢を重ねることを楽しんでいきたいと思います」と締めくくった。授賞式では天童によるミニライブも行われ、「珍島物語」「旅路」の2曲が披露された。
取材・撮影:BEST T!MES編集部
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