米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドにおける、開園当時と現在のチケット価格の劇的な格差がSNS上で話題を呼んでいる。
スペインのインフルエンサーであるハビ・オリベイラ氏が、同テーマパークの開園初日である1971年10月1日の入園チケットと2026年の最新チケットの比較画像を投稿したところ、5000%を超える価格高騰ぶりに驚きと困惑の声が広がった。
1971年当時のチケット代はわずか3.50ドル(約550 円)だったのに対し、2026年の最新チケットは180ドル(約2万8200円)に達している。かつては手軽に楽しめる家族のお出かけスポットだったテーマパークが、現在では一大決心が必要な高額イベントへと変貌した実態が浮き彫りとなった。
現在の1日券(標準価格)は、対象のテーマパークや日程によって127ドル(約1万9900円)から223ドル(約3万4900円)の幅で変動する。さらに海外からの旅行者にとっては渡航費や宿泊費、飲食代、グッズ購入費などが加わるため、旅行全体の出費は膨れ上がる一方だ。
オリベイラ氏の投稿に対し、SNS上では「だから『夢の国への旅行』と言われるんだ。価格が夢の世界だから」「高すぎる。パリのディズニーに行った方がマシだ」といった批判やあきれの声が相次いだ。
一方で、開園当時と現在ではスケールが全く異なるという指摘もある。1971年の開園当初は単一のテーマパークだったが、現在は4つのテーマパーク、2つのウォーターパーク、170以上のアトラクションを擁する巨大リゾートへと拡張された。最先端の技術を駆使したアトラクションや大規模なエンターテインメントの拡充、インフレの影響も価格高騰の背景にある。
なお、インフレ率を考慮すると、1971年の3.50ドルは現在の価値で約28.86ドル(約4530円)に相当し、現在の180ドルは1971年当時の価値で約21.83ドルに該当するという。
価格の高騰が続くなかでも、象徴的なシンデレラ城や人気キャラクターとの出会いを求めて世界中から訪れるファンは絶えず、ウォルト・ディズニー・ワールドは今なお世界有数の人気観光地であり続けている。
文:BEST T!MES編集部
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