「朝は時間がないから菓子パンで済ませてしまう」という方も多いのではないでしょうか。しかし朝食の内容は、その日の血糖値や体の老化スピードに大きく影響します。
医師が太鼓判を押す朝の食材と、避けたほうがよい食べ物を解説します。

今回のテーマは、「老化予防のために朝食で意識すること」です。
朝に摂りたい「老化予防の3食材」

日本抗加齢医学会専門医の五藤先生によると、アンチエイジングを意識するうえで、朝食は重要な役割を持つといいます。特に積極的に取り入れたいのが、卵・発酵食品・緑茶です。

卵は、良質なたんぱく質に加え、コリンやルテインなども含んでおり、朝に摂ることで筋肉合成のスイッチが入りやすくなるといわれています。

また、納豆や味噌汁などの発酵食品は腸内環境を整える働きがあり、免疫機能だけでなく、肌の健康維持にも役立つと考えられています。なかでもヨーグルトは、生きた乳酸菌やビフィズス菌を手軽に補える点が魅力で、継続して摂ることで腸内の善玉菌のバランスを保ちやすくなると考えられています。良質なたんぱく質やカルシウムも同時に補えるため、朝食に一品加える発酵食品としておすすめです。

さらに、緑茶に含まれるカテキンには抗酸化・抗炎症作用が期待されており、テアニンにはリラックス作用との関連が注目されています。こうした成分を手軽に取り入れられる点も、緑茶が日常的な抗加齢習慣として親しまれている理由のひとつです。

五藤先生は、「朝食は"何を抜くか"ではなく、"何を加えるか"が大切です」と話しており、無理な制限よりも、体に必要な栄養をしっかり補う意識が重要だとしています。
菓子パン・加工肉は「老化の入口」

一方、菓子パンやシリアルだけの朝食は血糖値の急上昇(血糖スパイク)を起こしやすく、体内で“老化物質”が蓄積しやすい環境をつくります。
五藤先生によると、ウインナーやハムなどの加工肉も、毎朝の定番にするのは避けたいところだといいます。

特別な食材を用意しなくてもよいので、まずは「卵か発酵食品を一品加える」ところから始めてみましょう。

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