玄関先に届いていた立派なたけのこは、前夜出会った猿面の女性・ヤマヒメからの「お礼」だった。香り高いタケノコご飯を炊き上げたケンジは、お礼にとおにぎりを山へ差し出す。姿を見せたヤマヒメの、思いのほかの健啖家っぷりに驚かされた、あの日から数週間――夏野菜の世話に追われるケンジの前に、再び彼女が現れて…。


「山には入るな」梅雨の到来を告げにきたヤマヒメが、土産に持ってきたのは?

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