大悟と出会ったのは、同じ会社でした。飲み会では「今日は俺が奢る」と豪快に笑い、デートでは財布を出す私を「女に払わせるのは嫌なんだ」と止めてくれる…。頼りがいがあって、男らしくて――当時の私は、本気でそう思っていたのです。
妊娠がわかったとき、大悟は迷いなく言いました。「結婚しよう」。その一言を、私は「頼もしさ」だと信じました。
でも――婚してすぐに気づきました。引越し当日、私のテレビを「信也にあげたよ。俺のもお前のも、これからは一緒だろ?」と、あっけらかんと言う夫…。この人にとって「一緒」とは、「俺のもの」という意味なのだと。
それは、まだ始まりに過ぎませんでした…。
※次回に続く「妻のものは俺のもの」(全10話)は12時更新!
※この漫画は読者の実話を元に編集しています
※作:フィクション・スタジオ