2026年8月25日、モデルでタレントの高橋ユウが、フィリピンの本格的な家庭料理「マミータのチキンアドボ」を自らプロデュースし、数量限定で販売を開始することが分かった。日本とフィリピンの国交正常化70周年という節目に合わせた企画で、食文化を通じた両国交流の新たな試みとして注目を集めている。


その他の写真:マミータチキンアドボの試食会・2026年8月25日、東京都港区六本木のフィリピン共和国大使館で撮影

高橋ユウは、フィリピン人の母と日本人の父を持つ背景を持ち、現在は2児の母としても活躍している。今回商品化されたアドボは、酢や醤油、ニンニク、黒胡椒、ローリエなどで肉をじっくり煮込むフィリピンの代表的な家庭料理で、甘酸っぱさと深いコクが特徴だ。彼女にとってアドボは幼少期から慣れ親しんできた「お袋の味」であり、今も子どもたちに作り続けている大切な家庭の味だという。

「母の味を残したい」「フィリピンの素晴らしい食文化をもっと日本の人々に知ってほしい」という強い思いが商品化の原動力となった。商品名の「マミータ」は、高橋の子どもたちが祖母を呼ぶ愛称に由来する。

味の監修には、有名店「とろけるハンバーグ福よし」創業者の料理人・住村哲央氏が参加。家庭でも手軽に本格的な味を再現できるよう、細部までこだわり抜いて仕上げられた。商品は600食限定で、1箱に2袋入り。価格は税込2480円。専用ウェブページのほか、福よし店舗でも順次販売される。ご飯との相性はもちろん、酒のつまみとしても楽しめる万能な一品となっている。

販売開始に合わせ、フィリピン観光省との連携も進み、東京都港区六本木のフィリピン共和国大使館ではメディア向けのお披露目会や試食会が開催された。
単なるタレント商品にとどまらず、両国の文化交流を深める新たな一歩として期待が高まっている。

【解説】フィリピン家庭料理「チキンアドボ」とは
チキンアドボは、フィリピンを代表する家庭料理であり、国民食とも呼ばれる存在だ。
主な材料は鶏肉、酢、醤油、ニンニク、黒胡椒、ローリエ。これらを鍋に入れ、弱火でじっくり煮込むことで、肉はほろほろと柔らかく、味は甘酸っぱさとコクが共存する独特の深みを持つ。

アドボが愛される理由
保存性が高い
酢を使うため傷みにくく、常温でも比較的長く保存できる。暑い気候のフィリピンで重宝されてきた背景がある。

家庭ごとに味が違う“母の味”
酢の量、醤油の種類、砂糖を入れるかどうかなど、家庭によってレシピが大きく異なる。まさに「家族の味」が詰まった料理だ。

ご飯との相性が抜群
とろりとした煮汁をご飯にかけて食べるのが定番。日本人にも馴染みやすい味わいで、近年は日本国内でも人気が高まっている。

国交70周年の象徴として
今回の「マミータのチキンアドボ」は、家庭料理としての温かさと、日比両国の文化をつなぐ象徴性を兼ね備えている。高橋ユウが母から受け継いだ味を日本で広めることは、食を通じた交流の新たな形として大きな意味を持つ。

【編集:安麻 比呂】
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