日本政府観光局(JNTO)が7月15日に発表した訪日外客統計によると、2026年6月の訪日ドイツ人数は2万500人でした。

また、観光庁が同日に発表したインバウンド消費動向調査によると、2026年4-6月期の訪日ドイツ人旅行消費額は468億円となっています。

本記事では、上半期のドイツ市場のインバウンド動向について解説します。

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    目次

  • 訪日ドイツ人客数最新データ:6月は2.1万人
  • 訪日ドイツ人消費額最新データ:4-6月期468億円
    • 1人当たり消費額は40万8,361円

訪日ドイツ人客数最新データ:6月は2.1万人

日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2026年6月の訪日ドイツ人数は2万500人で、前年同月(2万3,912人)から14.3%減少しました。

訪日旅行の人気自体は継続しているものの、昨年は6月上旬にあった祝日が今年は5月下旬にずれたことで、6月は前年同月を下回りました。

2026年上半期(1~6月)の推移を見てみると、累計では21万8,000人となり、前年同期(20万2,812人)から7.5%増加しました。4月と6月は前年割れとなったものの、上半期を通じてはおおむね前年を上回って推移しました。

上半期の訪日ドイツ人数は21.8万人で前年超えの水準 4-6月期消費額は前年から微減:ドイツ市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日ドイツ人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日ドイツ人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

ドイツ人の訪日旅行においては、引き続きゴールデンルートの需要が高いものの、四国を訪れた欧米豪からの訪日客のうちドイツがもっとも多くなるなど、地方を訪れる動きもみられつつあります。

また三重県のインバウンド誘客計画において、ドイツが重点市場の一つとして選ばれるなど、地方誘客促進に向けた取り組みも進められています。

ドイツ人は春季と秋季に多く訪日する傾向にあります。そのため下半期も順調に推移すれば、2026年の訪日ドイツ人客数は前年を上回って過去最高を更新すると考えられます。

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上半期の訪日ドイツ人数は21.8万人で前年超えの水準 4-6月期消費額は前年から微減:ドイツ市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日ドイツ人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日ドイツ人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

訪日ドイツ人消費額最新データ:4-6月期468億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。2026年4-6月期の訪日ドイツ人旅行消費額は468億円(前年同期比1.5%減)となり、前年同期の476億円から微減となりました。

減少の背景として、後述する1人当たり消費額は前年同期を上回っているものの、4月と6月の訪日客数が前年割れとなったことによるものと考えられます。

上半期の訪日ドイツ人数は21.8万人で前年超えの水準 4-6月期消費額は前年から微減:ドイツ市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日ドイツ人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日ドイツ人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

1人当たり消費額は40万8,361円

1人当たり消費額を見てみましょう。

2026年4-6月期の訪日ドイツ人の1人当たり消費額は、40万8,361円(前年同期比2.1%増)でした。全市場の1人当たり消費額(24万4,457円)と比較すると16万3,904円高くなっています。

また2025年と比べると、1人当たり消費額は8,293円多くなりました。

平均泊数を見てみると、4-6月期は14.0泊(同4.8泊減)でした。

上半期の訪日ドイツ人数は21.8万人で前年超えの水準 4-6月期消費額は前年から微減:ドイツ市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日ドイツ人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日ドイツ人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成1人当たり消費額の構成を見ると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で20万9,546円でした。次いで飲食費が8万1,852円、買物代が5万4,610円、交通費が4万8,993円、娯楽等サービス費が1万3,360円でした。

5つの費目のうち、宿泊費と飲食費、交通費は前年から増加しました。

ドイツは海外旅行意欲が高く、アウトバウンド消費も増加傾向にあります。下半期には訪日旅行のもう一つのピークである紅葉シーズンもあるため、このまま順調に推移すれば、訪日客数とともに消費額も前年を上回って過去最高を更新すると考えられます。

関連記事:2025年の訪日ドイツ人数は43.0万人で過去最高、消費額は前年比57.7%増を記録

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以上、ドイツの最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、ドイツのインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。

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※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。

  • 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)

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<参照>

  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計
  • 観光庁:インバウンド消費動向調査

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