【宮古島】県立宮古病院(川満博昭院長)の研修医で北海道出身の七戸(しちのへ)将生さん(27)と、宮古島市出身の下地美寧(みや)さん(26)がこのほど、医学会の九州大会と県大会の研修医部門で最優秀賞に輝いた。同病院は「離島の病院は症例や学びが限られるというイメージを覆した」と喜んでいる。

 七戸さんは6月、宮崎市で行われた日本循環器学会九州地方会研修医セッションで受賞。同病院の患者で、虚血性心疾患を疑った症例が、実は甲状腺ホルモンの低下による珍しい事例だとチームで確認した。
 発表はスライド14枚を使って8分間。「扱う症例が少なく珍しい疾患を疑うことが難しい中で、想定する必要があると意識付けできた。病院一丸で取った大変光栄な賞だ」と喜んだ。
 下地さんは6月、南風原町で行われた県医師会医学会総会の発表会で受賞した。ベッドの脇で患者と対話し、日々の変化を確認することが適切な治療につながったと訴えた。「患者さんのところに行く大切さを再確認した」と語った。
 2人を知る砂川惇司医師は「自分から興味のあることを調べ、後輩の面倒も見るなど頼もしくなっている。努力した分、賞として報われた」と頑張りをたたえた。(宮古支局・又吉健次)
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