ドローンや無人車両、無人船舶の開発を手掛けるアトラックラボ(埼玉県三芳町)が、災害現場や危険環境での捜索・調査活動を支援する六脚スパイダーロボットを開発した。

 同ロボットは、6本の脚を独立して制御することで、車輪型ロボットでは進入が困難ながれきや段差、不整地を安定して走破する。

また、4本の脚で姿勢を保持しながら、残る2本の脚を使って対象物に接触し、「触診」を行う独自機能を搭載している。

 AIでの画像認識に加え、対象物に直接触れることで硬さや柔らかさなどの物理的な情報を取得でき、危険区域での状況判断を支援する、次世代のフィジカルAIロボットだという。想定用途は、「災害現場での捜索・調査」「倒壊建物内の状況確認」「被災者の捜索支援」「原子力・化学プラントの巡回」など。今後、実用化に向けて同ロボットの開発を継続し、自律歩行技術や遠隔操作システムとの連携を強化していく予定という。

 同社は、「災害現場では、『見える情報』だけでは十分でない」とコメント。これからも、人が立ち入れない危険な場所で活躍するロボットを開発し、「危険な仕事、不快な仕事を、ロボットとAIの手に。」という理念の実現を目指すとしている。

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