福生の米軍ハウスで産声をあげ、日本の民謡とラテン・リズムの融合で唯一無二のパーティー・サウンドを築いてきた民謡クルセイダーズ。ライ・クーダーに「これまで見た中で最高のバンド」と言わしめ、イギー・ポップもお気に入りに挙げるなど、海外での評価も揺るぎない。
3年ぶりの新作『日本民謡より愛をこめて』は北米では名門ブルーノートからリリース。元ちとせ、朝倉さや、フレンテ・クンビエーロらゲスト陣を迎えてバンド史上最大級のスケールに到達している。「北海盆唄」「花笠音頭」「しげさ節」など全国各地の民謡を、サルサ、クンビア、アフロビートと融合させた今作の制作背景と、9月に控える初の北米ツアーについて、田中克海と大沢広一郎に聞いた。

ー新作とても素晴らしかったです。海外ではブルーノートからリリースされますが、その話が決まってからの制作だったのでしょうか?

田中:それは結果と言いますか、アルバムを出すことになったときに、今回もまたユニバーサルさんお願いしますとなって。これまで海外はイギリスやフランスのレーベルから出してきたんですけど、今作の海外展開の相談するなかで、アメリカのアプローチはしてこなかったので、ブルーノートに聞いてみようかということで。そうしたら、うっかり通っちゃったよという。

ー(笑)。多彩なゲスト参加や外のスタジオでレコーディングされているのが大きな変化だと思っているのですが、レーベル関係なしに当初からその方向だったんですね。

大沢:そうですね。スタジオの話をすると、このアルバムの前に、エンジニアの(韓)雄万くんに紹介してもらったスタジオを例えばNHKさんの仕事(天てれびくんへの提供楽曲など)で使ったりで、ちょいちょい制作をしてまして。その流れですね。
前はバナナハウスに機材を持ち込んでやっていたので、厳密に言うとスタジオ盤じゃないんですよ。宅録のちょっと頑張ったやつくらいだったのが、今回からちゃんとスタジオ盤になったという。

田中:やっぱりスタジオを使うと音もすごくいいですし、クオリティも上がるので、そのままそちらを使わせてもらうようになったという自然な流れではあります。それからフレンテ・クンビエーロとのコラボレーションは、じつはわりと前に彼らが来日したときにも録音していたもので、徐々に音源がたまっていったからリリースする、みたいなところもありますね。

大沢:大きいホールでやるからこの曲を編曲するとか、コットンクラブでワンマンやるからこれを新しく編曲して、みたいな感じで、プロジェクトをひとつやるごとに編曲がたまっていったんですね。アルバムを出すにあたって細かくブラッシュアップした部分はあるんですけれども、今回のアルバムのための書き下ろしというよりかは、ここ3年くらいのバンドの軌跡とか歴史みたいなものが音源化されたという感じです。

ーでは、アルバムを作るにあたってこういう方向でまとめようという感じではなく。

田中:そういう感じではないですかね。

大沢:曲ごとにいろんなキャラクターがあったほうがいいし、民謡というキャラクターは絶対に揺るがないので、そこがありつつも、サルサっぽいアレンジとか、レゲエとかクンビアとか、そういうところでいろいろなバリエーション出して、お客さんに飽きさせず……というか、自分たちが飽きないようにしている感じですかね。楽しんでやりたいので。だからいつもこういう方向で、みたいなのは基本的にはあまりないかもしれないです。

ー前作が6年空けてのリリースでしたが、今回は3年ぶりになります。
お忙しくされていると思うのですが、新たに民謡をセレクトしてアレンジして仕上げるというペースは以前と比べていかがですか?

田中:前は、それこそバナナハウスに集まって、ああじゃないこうじゃない言いながらセッションして作っていたのが、セカンド・アルバムの途中から大沢くんがアレンジしてトラックを作って、という進めやすいやりかたがメインになったんです。それでスピード感が変わってきたというのはありますね。

大沢:フレディ(塚本)さんに歌ってもらったものとか、いろいろな音源のメロディを採譜して、そこにハーモニーやリズムをつけていって、簡易的なデモをメンバーに送るんですね。それで、リハーサルでちょっと音を出してからまたブラッシュアップしてレコーディングするみたいな流れですね。

ーちなみに前作からそうなったのはどういう経緯だったのでしょう?

田中:人数も多いですし、やっぱり時間がかかりますよね。始めた頃は民謡クルセイダーズがどうなっていくかは誰にもわからないわけで、みんなで手探りでやってきたのが、活動するなかで海外に行けるようになったりだとか、うまく軌道に乗ってどんどん加速していったんです。そうすると、従来のやりかたでまた集まって飲みながらやるというのが合わなくなってきたんです。それから、コロナも大きかったですよね。なかなか集まれなくなったのもあって、自ずとそういうふうになっていきました。なにより大沢くんが曲の骨子を作るほうが早いですし(笑)。その時々に応じて最適解を見つけて、自分たちのスタイルができあがっていったんだと思います。

大沢:と言っても自分はディレクションしてるだけで、セッション要素がなくなったってわけじゃなくて、ただ単純に台本を一旦書いていくという感じなんです。
前は台本もなくて全部即興芝居でやるとか、もしくは台詞をそれぞれで考えてくるみたいな感じで、まとまるのに時間がかかっていたところ、ある程度の概要みたいな台本を作って、それをもとにリハーサルとかライブでのそれぞれのアプローチを加えて音源化していくという感じですかね。

田中:ベーシックに対して、例えば、キューバ音楽に強い人だったらこういうリズムでやってみようとか話し合って、自分たちがよりおもしろがれるアプローチでやってみたり。

大沢:最終的にはレコーディングの現場で、というところではありますけれども、ちょっと音足りないからギターを重ねるとか効果的な音を入れるとか、そういうことをやってます。

田中:あとは歌にフィットするのかどうかは大きかったりしますよね。ちょっと歌を邪魔してるなとなったら、間引くのが大事になってきますし。

ーフィットするかどうかというお話ですが、歌がどう入るのかはいつ聴いても驚きがあります。

大沢:ははは(笑)。民クルは「炭坑節」だったらもとの曲の三味線のリフをそのままラテン風にするとか、あるいは「真室川音頭」だったら全然関係ないフレンチ・カリビアンを取り入れたりしていて。今作だったらなんかラテン始まったなと思ったら「北海盆唄」の”エンヤー コラヤット”が入ってきて、なんじゃこりゃってなりますよね。自分が作ったんですけど(笑)。「下津井節」はマイルス・ディヴィスのリフを使いつつ、もとの三味線をギターが弾いてたりして、オリジナルの魅力的な部分を残していたりして、できる限りのバリエーションを持たせて、同じフレディさんの声でも違うニュアンスで聴けるように、ということは考えてはいるかも。

ー例えば「伊予万才」はこのバックでこの歌が入ってくるというのがすごい想像力だと思うんです。
自分だったらまず歌えないだろうなと思ったりします(笑)。

田中:民謡といっても、労働歌からお祈りの歌だったり、お祭りの歌だったり、わりと新しめの盆踊りのための歌だったりとか、いろんなタイプがあってですね。地域によっても訛りとかでグルーヴが変わったりするんですよね。メロディがはっきりしていて歌いやすいものから、どこに区切りがあるのかよくわからない、朗々と歌うものまで様々で、しかも歌に合わせて尺も拍も変わっていくんですよね。普通に手を叩いてたら裏返っちゃうみたいなことが平気で起きたりするので、自分たちが普段聴いている聴きやすい音楽の概念とちょっと違ったりするじゃないですか。そういう不思議さは多分にありますよね。

大沢:そこをクラーベ叩いちゃえば全部ラテンになる、みたいな雑な発想でまとめて(笑)。

田中:そうそう、もとの民謡ではリズムがひっくり返るところだけど、ラテンのリズムに合わせているので、歌のここは拍を変えてみるとか、ちょっとした改良みたいなことはしてます。

ーその歌の訛りとラテンのリズムの組み合わせが複雑なリズムを作り出していて。どんなデモがあって、どんなやりとりを経てこうなっているのかというのに毎回驚いています。

大沢:デモ、見てみますか?

ーえ、いいんですか!

大沢:(ノートPCを立ち上げ)そんなに凝ったものではないですけど。「伊予万才」だったら、(元の曲を流しながら)この歌メロを譜面に起こしてですね。
コードを付けたうえでラテンっぽいベースラインを入れて(スリーツーのリズムのベース音を流す)。こうしてピアノのフレーズとパーカッションを入れて、歌メロと一緒に流すと……。

ーあっという間に民クルっぽい曲が!

大沢:で、これをみんなに渡して、こんな感じでやりますよとリハで音を出して。こういうプロセスでやってます。

ーすごくおもしろいです。こういうふうに組み立てていくんですね。

大沢:こうせずにセッション的に進めるよさもあるんですけどね。その場でしか生まれないものができるので。でも、うまくいくときとそうでないときがありますよね。みんなが天才というわけではないので、『Bitches Brew』とか『A Love Supreme』みたいにはならないです(笑)。

ーそれこそ外のスタジオで録るとなると時間的な制約もあるわけですし。

大沢:それもあって、ある程度ディレクションして作っていく形に移行していったのはあります。


田中:夜な夜な福生まで来てもらって、ああでもないこうでもないとやるのも楽しかったですけどね。

ー音楽的なスタイルが固まってきたことでやりやすくなった面はやはりありますか?

田中:やりやすくなってますよね。変な脱線はしなくなったでしょうし、みんなのなかで共通の民クルのイメージができてきているんだと思います。なんでもやっていい、というのはいまも変わらないんですけど、民クルを聴いているみなさんが期待するものがなんとなく見えてきて、それが段々育ってきているという感じでしょうかね。

大沢:いまはメンバーも半分ぐらいがスタジオミュージシャンとかだったりするので、パッと譜面を出してもすぐに対応できるというのも大きいのかなと思います。

ーアルバムのゲスト参加についてもうかがわせてください。これも自然な流れと言いますか。

田中:そうですね。民クルがコロンビアに行ったときにコラボした経緯があって、今度は彼らが日本に来たときに、その続編みたいな形で、同じコンセプトで新しい曲を吹き込もうということでレコーディングしたものですし。元ちとせさんは以前、島唄のアルバム(『元唄(はじめうた) ~元ちとせ 奄美シマ唄集~』)のゲストに呼んでいただいたことがきっかけで一緒にライブをしたりしていたので、今回の音源に繋がりました。

ー朝倉さやさんとは初ですよね。

田中:朝倉さんはイベントで同じステージになることはあったのですが、コラボという形でご一緒にするのは初めてでした。民謡にまつわるすごいかたってたくさんいらっしゃるので、そういった民謡界の人たちと交流を深めたいと以前から思っていたなかで、それがだんだんできるようになってきたという。民クルを通して、民謡の世界の人がちょっと違うポップス畑に出て行ったりとかできるような場所になればいいなというのは昔から思っているんです。

大沢:逆に全然関係ないところからもこちらに引き込みたいですよね。

田中:ポップスの人に民謡を歌ってもらったりね。フェスに出たりするときに、ご一緒したりするミュージシャンに参加していただくこともありますし。そういう相互の交流ができるといいなと。

ーまさに自分は今回のコラボをきっかけに朝倉さんの作品を遡りまして、歌唱力やアプローチの多彩さに圧倒されました。朝倉さんとのレコーディングはいかがでしたか?

田中:すごかったですよね。格の違いをまざまざと。

大沢:ソッコーで終わりました(笑)。録り直しとかではなく、全テイクがよかった。こちらからのディレクションはほぼないに等しいくらいでした。

田中:「しげさ節」も朗々と歌う難しい曲だと思うんですよね。ここはこう下って、ここはこういくという画をご自身が何パターンも描いていらっしゃって、歌ってみて、「もう一回別の感じでやってみていいですか?」というときにはまた違う表現で完璧に歌ってくるんです。曲への解像度が高すぎるというか。ふわっとしているところが一個もないのにびっくりして、自分のギターソロがすごく恥ずかしくなって、あとでミックスのときにめちゃめちゃエコーかけてもらって派手にしました(笑)。

大沢:ご本人がめちゃくちゃ才能あるかたですし、そのうえで曲に対するビジョンをはっきり持ってレコーディングにいらしてたのがわかりました。歌詞にすごく細かく書き込まれていたので、もう何の心配なく。トラック的には割と遊びがあるものをお渡ししていたので自由にやってくださいという感じだったんですけど、明確にこう歌うというのがあったと思います。全部素晴らしかったですね。

ーフレンテ・クンビエーロとの録音は昨年の来日時ですか?

大沢:3年前ですね。土台はそのときに録っていて、また違うメロディだったりしたんですけど、色々変えて、ちょっと録り直したりもして、満を持して今回のアルバムに入れたという感じです。

ー「花笠音頭」のトラックの下敷きとなっている「Cumbia en Do Menor」を聴きました。そうしたら……。

田中:まんまですよね(笑)。

ーふたつの曲を聴いて、よくこれが組み合わさったなと驚きました。

田中:僕らがよく言われるマッシュアップ感と言いますか。現代っぽいと言えば現代っぽいアプローチで、あまりこねくり回さずに好きな音楽をパーティーチューンにすることが潔かったりするのかなと。

大沢:これに関しては、ヒップホップのサンプリングみたいな感じで、このトラックすげえ好きだから使って作りたいというマインドがありました。ただ、元の曲とはサイズが違って、ほんとうはもうちょっと詰まっているところがあって、歌の間を引き延ばしたりしているんですよね。民謡を愛しているかたからしたら違和感があるかもしれないです。ただ、そこは映像とかビジュアル含めて、民クルというコンテンツとして見せられたらいいなと。

田中:最初の頃は「民謡を冒涜するんじゃない」って怒られるんじゃないかなと思ってましたけど、いまのところそういうこともあまりなく。じゃあもっとやっていいのかなと(笑)。

ー怒る人はあまりいない気がします(笑)。むしろ、民クルのYouTubeのコメント欄を見ると「私の地元の民謡がこんなふうに歌われていて嬉しいです」みたいなコメントもありますよね。

大沢:嬉しいですよね。

田中:昔から親しんでいたとか、おばあちゃんが歌ってたとか、そういうことを語り得るのは民謡だからですよね。そういったものを新しく解釈してお祭りとかに出たりすると、おじいちゃんおばあちゃんも寄ってきて踊ったり歌ったりしてくれますし、子供がステージの前でかぶりついて見てくれたりするので、年齢層の垣根のない音楽なんだなというのを改めて感じますね。

大沢:選曲はフレディさんと相談したりしてますが、音楽を軸に選んでいるので、そこを意識しているわけではないんですけど、やっぱり親しまれている曲なので、前のアルバムだったら「貝殻節」を出したら鳥取に呼んでいただいて、みなさんに喜んでいただけて。活動がそういった形で地元のかたにプラスになるのはめちゃくちゃ嬉しいことです。

田中:津々浦々まわって、そのご当地ソングでみんなと盛り上がるのがミッションですよね。

ー自分はクンビアをQuanticで知ったのですが、地域に根差した古い音楽が新たな視点から掘り起こされて、世に流通するということはありますよね。

大沢:クンビアもコロンビア人は全然聴かない、みたいなことは聞いたことがあります。古い音楽で、クリスマスに流れてるぐらいの感じだと。

田中:サルサはイケてる音楽で、クンビアはダサい音楽というね。フレンテ・クンビエーロはパンクとかハードコアを通過してオルタナティブな価値観でそういったものを見たときに、トラディショナルなルーツ音楽のなかにパンキッシュなものを見出したわけですよね。そういう感覚がまったく共感できる部分です。こっちが勝手にもう終わっちゃったんじゃないかって思っていた音楽のなかにじつは光があった、というのはストーリーとして共感できるし、価値観が一緒だなと。

ーではレコーディングも勝手知ったる仲ということでスムーズに進みましたか?

田中:そうですね、ここまで長い年月付き合っている海外のミュージシャンもいないので、会った頃と比べて年取ったなとか思いながら(笑)。とても貴重な関係性だなと思います。

ーそして「ワイド節」では元ちとせさんをフィーチャーされています。もう間違いない仕上がりですよね。

田中:ありがとうございます。元さんには歌だけじゃなくて三味線も弾いてもらって。かなり効果的に入れていただきました。

大沢:別のインタビューで、民クルの楽曲で初の和楽器が入ったと指摘されて、たしかになと。

ー逆にいままで入れてなかった理由はあったのでしょうか。

田中:やっちゃったな感が出てもイヤじゃないですか。

ー記号的な「和モノ」を避けていた。

田中:そうかもしれません。昔のほうが「これはやっちゃいけない」とかが美学としてあったんですけど、でもだんだんそれもなくなってきたのかもしれません。

大沢:斜に構えてた。

田中:そうそう、尖がってた。シャニカマ・クルセイダーズだった(笑)。ジャズの人が民謡を一曲やってみる、みたいなアプローチって結構あったじゃないですか。そういうのってちょっと恥ずかしい感じになったりすることもあって。変に芸術的なものとして消化させようというのが透けて見えることもあったりして、民謡の素のところが出てこないというか。

大沢:プリミティブなところだったりがね。

田中:民クルは芸術面みたいなことを磨くよりも、大衆音楽として、パーティー音楽としてみんなが楽しむベクトルにしようみたいな意識があったので、ヘタに和楽器を入れてどうこうするというのが最初はあまりイメージが湧かなかったんですよね。

大沢:畏れ多いというところもありますしね。山本邦山の音源とか聴くとすごいわけで。

ー今回の「ワイド節」においては三味線が入る必然があったというわけですよね。

田中:そうですね。シンプルにノリのいい曲で、三味線が荒々しい感じで曲にしっかりマッチしていて。なんの違和感もなかったです。



ー楽器の話で言うと、「木山音頭」でアナログシンセの音が入ってくるのが印象的でした。

大沢:おお、きた!

田中:さすがです!

大沢:スタイロフォンの魅惑の音に反応されたんですね(笑)。

ースタイロフォンなんですね! これは逆に民謡やサルサではまず入らない音だなと思いました。これぞ民クルな魅力が詰まっているところだなと。

大沢:あのチープが音がいいですよね。おもちゃみたいなものですから。

田中:それこそ、民謡はどういう風にアプローチしてもいいんだっていうね。

大沢:そう、民謡は自由です。結局はみんなでお囃子して盛り上がれればなんでもいいので(笑)。

田中:その象徴としてのスタイロフォンってことですね(笑)。

ー聴くほどにさまざまな発見があるアルバムだと思っています。そろそろ締めの時間になってしまうのですが、今年の9月には北米ツアーがあります。

大沢:遂にですね。

田中:海外リリースのプロモーションなんかでヨーロッパ方面はわりとコンスタントに行ってたんですが、やっぱりアメリカは難しかったんですよね。以前から何度か声がかかったりはしていたんですが、なかなか成就せず。今回はブルーノートの協力もあって、うまくまとめていただきました。ヨーロッパとはまた違う感じになるのかな。チケットの売れ行きも好調みたいなので、楽しみですね。

ー『日本民謡より愛をこめて』の英題が『From Japan with Love』ですが、ツアーにぴったりなタイトルだと思いました。今回のツアーを意識したところはありますか?

田中:いや、それは単に大沢くんが「次のコンセプトは愛でしょ」みたいに言っていたので。普遍的なテーマですし、ポジティブですしね。民謡への愛もありますし、いろんな地方で地元にの人に出会って、友達が増えたんですよね。いろんなところに散らばっている同世代の人たちが「町のお祭りを手伝っているから民クルに来てほしい」と言ってくれたりするんです。民謡で繋がりができたというのもあって、愛というコンセプトはしっくりきたんですよね。

大沢:もう15年くらい民謡をやっているんですけど、愛がなきゃできないですよ(笑)。

田中:アルバムのジャケットの色で言うと、ファーストが黄色で、セカンドが青だったんです。次は何色にするかなというところで、ピンクとか赤みたいな血の通った暖色がいいなと思っていたので、そこも愛がしっくりくるなと。

大沢:タイトルは『007/ロシアより愛をこめて (From Russia with Love)』からですね。

田中:毎回「Japan」をつけてきたので、今回もそうしようと。シンプルでパンチが利いた名前になったかと思います。

<リリース情報>

民謡クルセイダーズが語る、「民謡は自由」、ブルーノートからのリリースと北米ツアー


民謡クルセイダーズ
『日本民謡より愛をこめて』
2026年6月26日(CD、配信)7月17日(LP)リリース
CD: UCCJ-2257 ¥3,300 (tax in)
LP: UCJJ-9059 ¥4,950 (tax in)
https://minyo-crusaders.lnk.to/withlove

=収録曲=
1. 北海盆唄 (北海道)
2. こきりこ節 feat. Frente Cumbiero (富山)
3. 花笠音頭 feat. Frente Cumbiero (山形)
4. 下津井節 (岡山)
5. しげさ節 feat. 朝倉さや (島根)
6. 木山音頭 (愛媛)
7. ワイド節 feat. 元ちとせ (鹿児島)
8. 伊予万才 (愛媛)

■EVERYTHING JAZZ STORE限定セット
CD+風呂敷付き
https://store.universal-music.co.jp/products/d2cz1148/

LP+風呂敷付き
https://store.universal-music.co.jp/products/d2jz32/

<ライブ情報>

民謡クルセイダーズ feat. 元ちとせ
MINYO IS BACK IN TOWN 2026
New album『日本民謡より愛をこめて / FROM JAPAN WITH LOVE 』Release Live!!
7月26日(日)[1st] open 3:30pm / start 4:30pm [2nd] open 6:30pm / start 7:30pm
7月27日(月)[1st] open 5:00pm / start 6:00pm [2nd] open 7:45pm / start 8:30pm
https://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/minyo-crusaders-260726/

MINYO CRUSADERS: MINYO IS BACK IN TOWN NORTH AMERICAN TOUR 2026
September 22 - The Sultan Room - Brooklyn, NY
September 23 - PhilaMOCA - Philadelphia, PA
September 24 - The Hamilton - Washington, DC
September 26 - The Iron Horse - Northhampton, MA
September 27 - Bar le Ritz - Montreal, QC
September 29 - Lee's Palace - Toronto, ON
September 30 - World Music Festival - Chicago, IL

公式HP: https://www.minyocrusaders.com/
ユニバーサルミュージック: https://www.universal-music.co.jp/minyo-crusaders/
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