◆トラヴァーズステークス・米G1(日本時間8月30日、サラトガ競馬場・ダート2000メートル、良)

 米国の真夏のダービーがG1馬4頭を含む10頭立てで行われた。ケンタッキーダービー・G1、ベルモントS・G1を制した2冠馬のゴールデンテンポ(牡3歳、米国・シェリー・ドゥヴォー厩舎、父カーリン)は、3着に敗れた。

 ホセ・オルティス騎手を背に1番人気に推された2冠馬は離れた最後方から進め、最後の直線で内から追い上げてきた。しかし、前を行くリーディングチェンジ、ナポレオンソロをとらえることはできず、勝ち馬から2馬身1/4差離されてゴールに入った。

 同馬はケンタッキーダービーでは11番人気の低評価だったが、後方から差し切ってG1初挑戦Vを達成。ドゥヴォー調教師は女性調教師として初の同レース制覇で、オルティス騎手もケンタッキーダービー初勝利だった。中1週で行われる2冠目のプリークネスSを見送り、3冠最終戦のベルモントSへ。後方からぶち抜いて2冠を飾り、今回の真夏のダービーに臨んでいた。

 勝ったのは、マヌエル・フランコ騎手が騎乗した5番人気のリーディングチェンジ(牡3歳、米国・ブラッド・コックス厩舎、父ガンランナー)。デビュー3連勝でG1初制覇を成し遂げた。3歳6月デビューという遅咲きの新星が、好位から進めてゴール前で差し切った。勝ちタイムは2分2秒98。

 プリークネスS・G1を制した4番人気のナポレオンソロ(牡3歳、チャド・サマーズ厩舎、父リアムズマップ)が半馬身差で2着。ジョン・ヴェラスケス騎手とのコンビで臨んで逃げ粘ったが、最後に勝ち馬にかわされた。

2番人気のレネゲイド(牡3歳、米・トッド・プレッチャー厩舎・父イントゥミスチーフ)は8着。米2冠で2、3着の実力馬が見せ場なく敗れた。

 トラヴァーズSは、フォーエバーヤング(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が連覇を狙うブリーダーズCクラシック・G1(日本時間11月1日、米国・キーンランド競馬場、ダート2000メートル)に直結するレースで、総賞金が125万米ドル(約1億9592万円=2026年フランスギャロのレートから計算)。昨年はソヴリンティが10馬身の圧勝を飾っている。

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