日本人が、古くから大切にしてきた「ハレの日」
結婚式や仏事をはじめ、各地に伝わる風習や季節の行事など、全国の冠婚葬祭の文化をご紹介していくコーナー「全日本冠婚葬祭互助協会 presentsハレの日だより」
3月3日は「ひな祭り」。この日は子供の健やかな成長を願ってちらし寿司やはまぐりのお吸い物を食べるのが日本の伝統的な食事です。
教えてくれるのは、今年1月前半のパートナーを務めたYBC山形放送の横山岳アナウンサー。
山形の最上地方でひな祭りに食べるもの
それは「くじら餅」
くじらとつきますが、くじらでできているわけではありません。名前の由来は長く保存できて栄養価も高いことから「久しく持つ良い餅」という意で「久持良餅」という説や
くじら餅が塩漬けにした鯨肉に似ていたことからという説など諸説あります。
また、どうしてひな祭りに食べられるようになったかというと
江戸時代に中国から日本に様々な食べ物が伝来した中に、今でいう「くじら餅」があり、それが京都を経由して山形に伝わる際に、同じ荷物に「ひな人形」が。
このことから、山形ではひな祭りにくじら餅が供えられるようになったそう。(こちらも諸説あるそう)
くじら餅は黒砂糖、餅米粉、クルミ、塩などを練って伸ばし、蒸したもので見た目は白や茶色の延べ棒で、ようかんのようなイメージ。甘じょっぱく優しい味わい。
気になりますね~~。早速スタジオでもいただきます!今回はトースターで少しあぶってみました~!
本仮屋「うーん!おいしい!あったかいのがとても良いです!」
住吉「いいですね!」
本仮屋「黒糖のまろやかな香りと味と、くるみがサクサクしててすごい美味しい」
住吉「食感もいいですね、初めて食べましたけど懐かしい味がします」
今回食べたくじら餅は、「深田菓子舗」という創業135年の老舗和菓子屋のもの。
年中購入できるくじら餅ですが、今でもひな祭りが近づく注文は10倍以上に増え、最近は県外で暮らす最上地方出身者からの注文が多く「子どもの頃の味と変わらない」と喜ばれるそう。
この文化が若い世代にも継承されて、後世の人々がこのくじら餅をひな祭りに食べることを想像するとロマンを感じますね。
みなさんも是非くじら餅お試しあれ!
(TBSラジオ『ONE-J』より抜粋)

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