ゲストは、美術ライターの浦島茂世さん。浦島さんには毎回、美術館の最新情報などを教えていただいています。

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今回テーマは「“カラフル”な展覧会」。なぜか色鮮やかなものに心がときめく夏。見てるだけでウキウキしてくるカラフルなものを愛ることができる展覧会をご紹介いただきました。

ピカソ meets ポール・スミス!

”はらぺこあおむし”日本製本技術使われた理由 美術ライターおすすめ展覧会3選

■国立新美術館「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」

フランスはパリにあるピカソ美術館の名品をイギリス人デザイナーであるポール・スミスが「俺だったらこんなふうに飾るね」と、かなり自由な発想で会場をレイアウトした展覧会。「青の時代」の《男の肖像》や《アルルカンに扮したパウロ》などおよそ80点を緩やかな時系列で紹介します。ピカソの初期から晩年までの作品がたっぷり80点。ピカソって時期によって作風が全然違うのでどの時期のピカソが好みなのか見比べられるのがいいところ。ポール・スミスの展示が大胆すぎる。16の部屋ごとに全然ちがうんです。お部屋に絵を飾るのたのしそう~と感じるかもしれません。

スー「すごいですね。俺の自己顕示欲頂上決戦みたい!笑」

お部屋に絵を飾るってこういうことなんだなっていうのも、勉強になるし、自己顕示欲もありつつ、素敵なセンスも磨けるという、とても楽しい展覧会。

「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」
会期は、9月21日・月曜日まで。


会場は、国立新美術館。東京メトロ千代田線 乃木坂駅から直結しています。
休館日は、毎週火曜日。開館時間は、午前10時から午後6時。
毎週金曜・土曜は午後8時まで開館しています。
入場料は、一般2,400円、大学生1,400円、高校生1,000円です。

はらぺこあおむしの生みの親、エリックカール展!

■東京都現代美術館「エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし」

誰もが一度は見たことがある絵本『はらぺこあおむし』。この絵本で知られるエリックカールのをテーマにした展覧会。絵本の原画や素材などかわいいものがたくさん。エリックさんは、でかい紙に模様などをたくさんかいてそれを切紙にして作品を作るのですが、原画だと、紙が重なっているところとかをじっくり見られるのでとても楽しいです。

実は『はらぺこあおむし』日本語版が出て50周年。絵本の原画のほか、ダミーブック、コラージュの素材など、およそ180点が展示されています。

作者のエリック・カールさんは、1929年 アメリカ・ニューヨーク州生まれ。

6歳の頃、両親と共にドイツに移住。ニューヨークに戻り、デザイナーやアートディレクターとして活躍。 1967年、絵本作家に。生涯でおよそ90冊もの絵本を生み出した。 2021年、死去。

そんなエリック・カールが描いた『はらぺこあおむし』は、日本と深い関係があります。刊行当時、米国では難しかった穴あきの製本にこだわったため、英語の初版本が日本で印刷・製本されたんです。

▼そして、展示が終わった後、さまざまなグッズを購入することができます。ファンじゃなくてもつい買ってしまう魅力的な商品が!

「エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし」
会期は、7月26日・日曜日まで。
会場は、東京都現代美術館。
東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」から徒歩9分の場所にあります。
開館時間は、午前10時から午後6時。


入場料は、一般2,300円、大学生・専門学校生・65歳以上が1,600円
中高生1,000円、小学生以下は無料。
休館日は、毎週月曜日です。

魔法がはじまるとき、デザインは生まれる!エットレ・ソットサス展!

■アーティゾン美術館「エットレ・ソットサス —魔法がはじまるとき、デザインは生まれる」

20世紀イタリアデザインを代表するプロダクトデザイナーにして世界的巨匠、エットレ・ソットサスの回顧展。 彼のデザインはとにかくカラフルなのが特徴。 「イタリアのデザインだぜ」というのが全面に出てくる感じが良い。80年代から90年代初頭にかけて、こういう雰囲気流行したな~と年代によってはちょっと懐かしい気分になるかも。

スー「ここに資料があるんですけど本当にカラフル!」
小笠原「イタリアって聞くとやっぱフェラーリ思い出しますね」

「エットレ・ソットサス — 魔法がはじまるとき、デザインは生まれる」
会期は、10月4日・日曜日まで。
会場は、アーティゾン美術館。
JR東京駅、東京メトロ・京橋駅・日本橋駅などからから徒歩5分の場所にあります。
開館時間は、午前10時から午後6時。毎週金曜日は午後8時まで。
入場料は、ウェブ予約は1,200 円、窓口販売で1,500 円。


大学生、専門学校生、高校生は、ウェブ予約で無料になります。
障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名、また中学生以下は無料。
休館日は、月曜日です。

”はらぺこあおむし”日本製本技術使われた理由 美術ライターおすすめ展覧会3選


浦島茂世さん
神奈川県鎌倉市出身。 大学では美学美術史を専攻し、1920年代の西洋美術・工芸について学ぶ。 卒業後は、国内外で年間150以上の美術館やギャラリーへ足を運び、常日頃、美術の最前線を取材されています。 また、著書に『東京のちいさな美術館めぐり』『猫と藤田嗣治』があるほか、博物館学芸員免許もお持ちでいらっしゃいます。 美術の面白さをわかりやすく伝える“美術ライター”。

TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)

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