スペイン代表の命運を握るヤマル photo/Getty Images
スペイン代表は初戦無得点
スペイン代表はワールドカップ初戦でカーボベルデ代表とスコアレスドローに終わった。しかし、その試合で改めて存在感を示したのがバルセロナ所属のFWラミン・ヤマルだった。
今大会開幕から12試合連続でゴールが生まれていたなか、スペイン対カーボベルデは初の0-0決着となった。ワールドカップ初出場のカーボベルデは徹底した守備を披露し、90分間でわずか1回しかファウルを犯さなかったという。これは1966年以降のワールドカップにおいて最少記録とされている。
スペインは20本以上のシュートを放ちながらも得点を奪えず。大きな壁となったのは、40歳のGKボジーニャだった。7本のセーブを記録した同選手は、ワールドカップデビュー戦でクリーンシートを達成した最年長GKとなっている。
そんななか、スペインにとって数少ないポジティブな材料となったのがヤマルのパフォーマンスだ。『MARCA』が報じている。
ハムストリングの負傷から回復途中だった18歳のアタッカーはベンチスタートとなり、後半26分から途中出場。同じく途中出場したアスレティック所属のFWニコ・ウィリアムズとともに攻撃を活性化させた。
特に注目すべきはヤマルのドリブルスタッツだ。データ会社『Opta』によると、ヤマルはわずか約20分間の出場ながら5回のドリブル成功を記録。
守備を固める相手を崩し切れなかったスペインだが、局面を打開できるヤマルの個人能力が攻撃の鍵を握ることを改めて証明した形だ。
スペイン代表スタッフはヤマルの起用時間を段階的に増やしていくプランを立てているという。カーボベルデ戦では15~20分程度の出場にとどまったが、次戦のサウジアラビア代表戦では30分以上のプレイが見込まれている。そしてグループステージ最終節のウルグアイ代表戦では先発起用の可能性もあるようだ。
初戦で勝点3を逃したスペインにとって、グループリーグ突破争いは決して楽観できる状況ではない。そうしたなかで、欧州王者を支える18歳の天才アタッカーに大きな期待が寄せられている。

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