[W杯マッチ73]A・デイビスもついにピッチへ! 開催国カナ...の画像はこちら >>

後半ATに決勝ゴールを決めたカナダのステファン・ユースタキオ photo/Getty Images

お互いに初の決勝トーナメント

MATCH 73 ラウンド32

2026年6月29日 4:00キックオフ(会場:ロサンゼルススタジアム)

南アフリカ 0-1 カナダ


17日間にも及んだグループステージが終わりを迎え、ついに負ければ即終了となるノックアウトステージの戦いが始まる。そんな一発勝負の幕開けとなったのが、ともに初の決勝トーナメントとなった南アフリカ代表と開催国カナダ代表の一戦だ。

グループリーグ最終戦で韓国代表との接戦を制し、1勝1分1敗の勝ち点4。南アフリカはグループAを逆転で2位通過した。対するカナダも、同じ成績でグループBを2位通過。数的不利のカタールを相手に、6-0の大勝を収めることもあった。ホームの大声援を背に、ノックアウトステージでも躍進を狙う。

カナダボールでキックオフされた試合は、負けられない戦いということもあり、堅い入りになるかと思われたが、立ち上がりから目まぐるしく攻守が入れ替わる。南アフリカはロングボールから、カナダはサイド攻撃からキッカケを作ろうとするが、お互いの守備陣がゴール前で粘り強さをみせて最後のところはやらせない。

時計の針が進むにつれて試合は落ち着きを取り戻し、カナダがやや優位に進めるが、なかなか攻めきれない。ただ、前半終了間際にようやく決定機が訪れた。44分、左CKを得たカナダは中央へインスイングのクロスを入れると、モイーズ・ボンビトが頭で合わせる。しかし、これは南アフリカの選手たちがゴールライン際で身体を張って阻止。さらに、タジョン・ブキャナンがこぼれ球を押し込もうとしたが、これもGKに阻まれて均衡を破ることはできなかった。

後半に入ってもお互いに攻め手を欠き、なかなかシュートに持ち込めない。南アフリカが徐々に良いリズムを作ろうとする中で、後半最初のチャンスを作ったのはカナダだった。65分、カウンターから途中出場のニコ・シグルがドリブルで敵陣へボールを運び、タニ・オルワセイへスルーパス。オルワセイは相手に身体をぶつけられながらもなんとかシュートに持ち込んだが、GKがセーブ。ジョナサン・デイビッドがこぼれ球を狙うが、これも相手DFが一足先に外へかき出した。

その後、カナダが積極的に交代カードを使い、より攻勢に出る。75分にはアルフォンソ・デイビスもケガからの復帰を果たし、会場もさらなる盛り上がりを見せた。そして78分、そんなA・デイビスのカットインから最後はJ・デイビッドがゴールを狙うが、角度のないところからのシュートだったため、ネットを揺らすことはできない。

終盤にかけて南アフリカもカウンターから敵陣内へ攻め込むが、最後のところでアイデアが足らず、カナダ守備陣の牙城を崩すには至らない。このままスコアレスで90分間を終えると思われたが、後半ATについに試合が動いた。92分、南アフリカのクリアボールをPA手前で拾ったステファン・ユースタキオが右足一閃。抑えのきいたシュートを左サイドネットに叩き込み、カナダがようやく均衡を破ってみせた。

試合はこのまま終了し、開催国カナダが1-0で南アフリカを撃破。カナダサッカーの新たな歴史を切り開くとともに、ベスト16一番乗りを決めた。



[スコア]
南アフリカ 0-1 カナダ

[得点者]
カナダ
90+2分 ステファン・ユースタキオ

[ポゼッション]
南アフリカ:50%
 
カナダ:42%
 
中立:8%

[シュート数]
南アフリカ:6本

カナダ:12本

[枠内シュート]
南アフリカ:1本

カナダ:7本

[イエローカード]
カナダ
ネイサン・サリバ
ニコ・シグル

[レッドカード]
なし


南アフリカ

フォーメーション:[4-2-3-1]

監督:ウーゴ・ブロース

GK
ロンウェン・ウィリアムズ(マメロディ・サンダウンズ)

DF
クリソ・ムダウ(マメロディ・サンダウンズ)
イメ・オコン(ハノーファー)
ムベケゼリ・ムボカジ(シカゴ・ファイアー)
オーブリー・モディバ(マメロディ・サンダウンズ)

MF
テボホ・モコエナ(マメロディ・サンダウンズ)
スフェフェロ・シトレ(トンデラ)
タペロ・マセコ(AELリマソール)
レレボヒレ・モフォケング(オーランド・パイレーツ)
オスウィン・アポリス(オーランド・パイレーツ)

FW
エビデンス・マクゴパ(オーランド・パイレーツ)

交代出場
HT レレボヒレ・モフォケング→タレンテ・ムバサ(オーランド・パイレーツ)
86分 エビデンス・マクゴパ→イクラーム・レイナーズ(マメロディ・サンダウンズ)
86分 タペロ・マセコ→ツェパング・モレミ(オーランド・パイレーツ)


カナダ

フォーメーション:[4-4-2]

監督:ジェシー・マーシュ

GK
マキシム・クレポー(オーランド・シティ)

DF
アリスター・ジョンストン(セルティック)
モイーズ・ボンビト(ニース)
デレク・コーネリアス(マルセイユ)
リッチー・ラリア(トロントFC)

MF
タジョン・ブキャナン(ビジャレアル)
ネイサン・サリバ(アンデルレヒト)
ステファン・ユースタキオ(ポルト)
リアム・ミラー(ハル・シティ)

FW
ジョナサン・デイビッド(ユヴェントス)
タニ・オルワセイ(ビジャレアル)

交代出場
59分 モイーズ・ボンビト→リュック・デ・フーゲロールズ(フラム)
59分 ネイサン・サリバ→ニコ・シグル(ハイドゥク・スプリト)
70分 リアム・ミラー→ジェイコブ・シャッフェルバーグ(ロサンゼルスFC)
70分 タニ・オルワセイ→プロミス・デイビッド(ロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズ)
75分 タジョン・ブキャナン→アルフォンソ・デイビス(バイエルン・ミュンヘン)


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