「日本は模範となる存在」「韓国はもっとも期待外れ」 英紙が辛...の画像はこちら >>

韓国は決勝T進出を逃した Photo/Getty Images

AFCに責任の一端があるとも

日本も含むアジア勢にとって、北中米W杯は厳しい戦いとなってしまった。GL突破を果たしたのは出場9チームのうち日本とオーストラリアのみで、日本はラウンド32でブラジルに敗れ、大会を敗退した。



英『The Guardian』は、アジア勢にとって今大会は惨憺たる結果となったと伝えている。そのなかでも日本の戦いぶりに関しては「模範となるべき存在」と好意的に報じられた。

「しばらくの間は、アジア勢にとってワールドカップ史上最大の快挙が実現し、日本はブラジルに勝利するかに見えた。エネルギー、技術、そして気概に満ちたチームは南米勢を圧倒し、世界と母国に向けて、まさに新時代の幕開けを告げていた」

「長期的なビジョン、忍耐、そして決意といった日本のモデルは、まだ他国では浸透していないが、最近の結果によって支持者が増えるかもしれない。森保監督は、自大陸でこれほど長時間守備に回らされることのない日本は、アジアのレベルがもっと高ければ、ブラジルと互角に戦えるようになるだろうと考えているかもしれない」

イランに関しては免責が与えられるべきだと報じられている。国際情勢の煽りをもろに受けた代表チームは、入国や滞在に至るまで、あらゆる障害に直面しながら戦うことを強いられた。「北米に到着したあとは、他のチームと同じ扱いを受けるだけでよかったはずだ」と同紙は伝えている。

また、初出場のウズベキスタンとヨルダン、そして厳しいグループに入ってしまったイラクにも寛容な姿勢を示すべきだと伝えられている。特にユース育成システムを確立したウズベキスタンは、今後の経験を通してさらに強くなって戻ってくるだろうと評された。

厳しく論じられたのはサウジアラビアとカタール、そして韓国だ。サウジとカタールは国内選手が圧倒的に多いが、豊富な資金力のために、才能ある選手が国内にとどまることを容易にしてしまっているという点が指摘されている。また、サウジは4月にエルヴェ・ルナール監督を切ってゲオルギオス・ドニス監督を招聘したが、このような長期的な計画の欠如も問題視された。


韓国は「本来なら勝ち進むべきだったのに、もっとも期待外れだった」と評されている。メキシコ戦、南アフリカ戦ではひどく消極的なプレイに終始していた。「ホン・ミョンボ氏は前例のない怒りに直面して監督を辞任したが、そこには他の要因もある」と指摘している。

また、AFCに責任の一端があるとも報じられている。AFCチャンピオンズリーグは、特に準々決勝以降はサウジアラビアのような資金力のある国に有利に働いている一面がある。「ワールドカップ予選においても、サウジアラビアとカタールはホームアドバンテージと有利な日程の恩恵を受けた。こうした支援がなければ、両国は出場権を獲得できなかったかもしれないし、こうなったのは結果的に関係者全員にとって良かったのかもしれない」と痛烈な批判も展開された。

大会が始まった頃は健闘が称えられたアジア勢も、結局は厳しい結果となってしまった。それぞれに問題を抱えており、今後はそれを見つけ出して解決する4年間となっていくのだろう。来年1月にはアジアカップが開幕する。「一息ついてから日本の例に倣い、長期的な視点で考える絶好の機会だ。そうすれば将来、サムライブルーのように決勝トーナメントに進出できるかもしれない」と同紙は締めている。


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