写真左から、松田好花と大野愛実

7月26日、日向坂46の公式YouTubeチャンネル「日向坂ちゃんねる」にて、「【ほっこり】五期生LIVEにメンバーカメラが潜入!表も裏も全部見せます!【4K画質】」が公開された。日向坂46の未来を担う10名の挑戦の裏側を記録した本動画では、卒業メンバーが“ある形”で登場し、五期生・大野愛実の背中を押す場面があった。

「残り70本、急げ!」青ペン先輩・松田好花に日向坂46 五期生センター大野愛実が猛ヤホス!

7月15日・16日、ぴあアリーナMMにて開催された、日向坂46の「五期生LIVE」。2025年11月の「新参者 二〇二五」以来となる五期生10名の単独公演は、チケットの落選報告がSNSで相次ぎ、見切れ席などが追加された一般販売も即完売するなど、注目度の高さがうかがえた。「映画」をテーマに実施されたこのライブは、10名全員がセンターを務める機会があり、それぞれに託された楽曲と懸命に向き合い最大限のパフォーマンスを届けた。その姿はまさに一人ひとりが映画の主人公のように輝いていた。そして、ライブ本編の最後を「盛り上がりの頂点で続きが気になる終わりを迎える」という意味を持つ『クリフハンガー』で締めくくり、10人の主人公たちの物語はここで終わるのではなく、これからも目が離せないものであることを予感させる内容となっていた。

そんな「五期生LIVE」の裏側に密着したYouTube動画は、2日目の本番前、控室で準備を進める場面から始まっていた。下田衣珠季と高井俐香がライブ前に注意事項などを伝える“影ナレ”の打ち合わせをする様子や、蔵盛妃那乃や坂井新奈が2日目の公演をリラックスして臨むシーンが映し出される。そして本番直前のステージ裏で円陣を組む場面では、五期生最年長の鶴崎仁香が前日の公演を踏まえ、「昨日があるからこそ、今日、よりパワーアップした五期生ライブを作れる」「『新参者』からこれまでの集大成」とメンバーを鼓舞し、気持ちを高めていた。また、片山紗希が腕にテーピングをしている姿も確認でき、ステージ上では常に笑顔のメンバーたちも、その裏では満身創痍であったことも伝わってきた。

大野愛実の狂気、松尾桜の咆哮、佐藤優羽の涙──日向坂46『五期生LIVE』という物語と、エンドロールの先に続く未来

二日間の公演で各日それぞれ約20曲が披露され、そのほとんどを全員でパフォーマンスするなど、一瞬たりとも気の抜けなかった「五期生LIVE」。動画には、ライブを観覧した先輩メンバーが直接感想を伝える場面も収められていた。二期生・金村美玖は「一本の映画を見ている気分」「みんなの表情や表現が訴えかける」と語り、キャプテン・髙橋未来虹は「みんなに対する期待と信頼が込められている」「このライブを経験したみんなだから、今日もらえた言葉を自信につなげて」と声をかけていた。先輩メンバーたちの言葉は、五期生10名が期待に応え、輝きを放っていたことを証明しており、彼女たちにとって大きな自信となったに違いない。

五期生10人で作り上げた「五期生LIVE」のステージ。その中心として、選抜曲『クリフハンガー』やアンコールで披露された五期生最初の期別曲『ジャーマンアイリス』のセンターを務めた大野は、ある先輩メンバーの力を借りていたという。

本番前の控室にて、大野は「やっほっす~」と言いながら動画に登場。これは卒業生の二期生・松田好花が使っていた定番の挨拶フレーズで、さらに大野は松田の卒業セレモニーのTシャツも着用しており、「私の勝負服。私が勝ちたい日は、好花さんの卒セレのシャツを着ています」と語り、松田ゆかりのグッズとともに「五期生LIVE」に臨んでいたことが明らかとなった。

松田を身近に感じながら「五期生LIVE」に向かい合った大野。松田と大野と言えば、松田が自身の卒業セレモニーで「大野愛実氏、頼んだよ」と、メッセージを送っていたエピソードが思い出される。松田は自身が作詞した『涙目の太陽』で、本来大野が担当する歌い出しを卒セレ限定で自ら歌い上げた。そして今後は大野が歌っていくことに関して、「頼んだよ」という言葉をかけていたが、そこには『涙目の太陽』だけでなく、日向坂46の未来への期待も込められているようにも、当時ライブを見ていて感じられた。「五期生LIVE」の二日目を「勝ちたい日」と位置づけ、見事その勝負に打ち勝ってみせた大野。グループの希望を感じさせた二日間のステージは、憧れの先輩の力を借りながら、自らの足で立った大舞台でもあった。

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