物価高騰の中、ホテルのビュッフェなどで余ってしまった料理をアプリ1つで安く買えるサービスが今、注目されています。

(西本明日華記者 5月 名古屋・中区 ベッセルイン栄駅前)
「無事に受け取り完了しました。

中身がずっしりと重たいです」

朝食ビュッフェの“残り”を弁当に 物価高で注目! お得におい...の画像はこちら >>

この日、ホテルのロビーで記者が受け取ったランチタイムの弁当。

ひつまぶしに手羽先、サラダや味噌汁までついています。ボリューム満点で、値段はなんと700円。物価高騰の中、中身はかなり「お得」です。

朝食ビュッフェの“残り”を弁当に 物価高で注目! お得においしく食品ロスゼロへ 食べられる廃棄予定の食品をアプリで“レスキュー依頼”
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朝食ビュッフェの“残り”を弁当に 

その安さの秘密は、ホテルの朝食ビュッフェ会場。終了ギリギリに駆け込む人もいるため、料理の補充をやめるわけにはいきません。

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(ホテル職員)
「ひつまぶしと天むすの量を把握しながら…10個ぐらいはできるんじゃないかな」

食品ロスを減らそうと努力していますが、どうしてもゼロにはできません。そこで、朝食ビュッフェの残りを「弁当」として活用することに。

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廃棄予定の食品をアプリで「レスキュー依頼」

使うのは、フードシェアリングアプリ「TABETE」です。まだ食べられる廃棄予定の食品を、「レスキュー依頼」としてアプリ上に掲載。すると、欲しいと思ったユーザーから注文が入ります。決済はアプリ上で完了。指定した場所で受け渡しを行うのです。

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この日は、ビュッフェで残った食品を使い、10個の弁当を用意。

エビやかきあげなど、いろんな種類の天むすが500円で楽しめる「天むすセット」。

天むすだけでなく、チキンやサケなどおかずもたくさん!650円の「天むすチキン弁当」。

ひつまぶしや手羽先など名古屋飯を満喫できる、700円の「ひつまぶし弁当」。3種類すべて完売しました。

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アプリ「TABETE」の導入でロスはどのくらい減った?

(ベッセルイン栄駅前 岩崎令奈副支配人)
Q.食品ロスは「TABETE」導入で減った?
「50%以上は減っている」

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アプリのサービス開始は2018年。運営会社「コークッキング」の川越一磨代表(34)は、大学時代に料理人修行をし、卒業後は飲食店の運営も経験しました。

(コークッキング 川越一磨代表 34歳)
「飲食店で勤めた経験が長く、毎日大量にゴミ箱に食べ物を突っ込む経験をしていたので、それをなんとかできないかなと」

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「安くておいしい物を」 物価高で注目!

「TABETE」には、全国で3300店舗以上が登録し、このうち東海地方は約150店舗。栄駅前のベッセルインでは、3年前から導入しています。

(岩崎副支配人)
「(取材日に)来店した人だと、31回利用している人がいた」

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10回以上ホテルからの「レスキュー依頼」を受け、弁当を購入しているという男性は…

(ユーザー)
「食品ロス削減と安くおいしい物が食べたいから」

また、物価対策としても…

(ユーザー)
「『物価高でどうしよう』と思っていたときに『TABETE』を知って登録したら、会社近くに(ベッセルイン栄駅前)があり、試しに来たらおいしくボリュームもあって」

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アプリで食品購入→約60%が通常来店

フードロスゼロが目標ですが、その「店の味」を知るきっかけにもなっているようです。

(川越代表)
「『TABETE』きっかけで初めて店を訪れた人の、実は60%ぐらいがその後 通常来店につながっている。まずは食品ロス削減といった難しいことを考えず『お得に物を買ってみよう』と、ぜひ利用してもらえたら」

店からの「レスキュー依頼」が実際に成立するのは、現状 全国平均で6~7割。アプリの普及で、その数字をさらに伸ばすことはできるのでしょうか。

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