二重整形に興味があるものの、「二重整形は永久に持続するの?」「二重が取れるとどうなるの?」と、不安に感じている人は多いのでしょうか。
糸で瞼を結ぶ埋没法は、糸が緩んだり取れたりして、元の一重に戻ってしまう可能性があります。一方で、瞼にメスを入れる切開法では、半永久的な二重整形の効果が得られます。
どちらの術式にもそれぞれの特徴があるので、しっかりと理解したうえで最適な術式を選ぶことが大切です。
この記事では、二重整形は永久に持続するのかお答えします。二重整形が取れやすい人の特徴や、取れた時の対処法、後悔しないクリニックの選び方についても解説するので、二重整形を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
1.二重整形は永久に持続する?

二重整形には埋没法と切開法の2つの術式があり、二重整形の持続期間が異なります。それぞれメリットとデメリットがあるので、特徴を見比べて、自分に合った術式を見つけましょう。
1-1.埋没法の場合
埋没法による二重整形の場合、永久的な効果は期待できません。瞼を切らずに、細い糸を結んで二重をつくるため、糸が緩んだり切れたりして、元の一重に戻ってしまう可能性があります。
持続期間は個人差があり、施術後すぐに取れてしまう人もいれば、10年以上取れない人もいます。
埋没法が取れてしまった場合、再施術を受けることができます。イメージと違った場合は元に戻したり、違うデザインにつくり変えることもできるので、初めて二重整形をする方でも安心でしょう。
1-2.切開法の場合
切開法による二重整形の場合、持続期間は半永久的です。瞼を切開して二重をつくるため、元の一重に戻ることはないので、二重が取れてしまうのが心配な方におすすめです。
一方で、一度手術をすると、元の状態に戻すことはできません。万が一仕上がりに満足できなかった場合でも、やり直すことは難しいため、注意が必要です。
カウンセリング時に希望のイメージをしっかりと伝え、納得したうえで施術を受けましょうましょう。
2.二重整形の埋没法が取れるとどうなる?

基本的には、埋没法が急に取れるケースはほとんどありません。徐々に緩んで取れていくため、埋没法が取れる前に、次のようなサインが現れます。
- 二重幅が狭くなる
- 二重ラインが薄くなる
- 三重になる
- 瞼に違和感がある
埋没法が取れかけていると、二重幅が狭くなる、二重ラインが薄くなるなど、二重ラインに異変が生じます。瞼の状態によっては二重が消えたり、ラインが崩れて三重に見えたりすることもあるため、このような兆候が現れた場合は二重が取れかけているのかもしれません。
また、まばたきの時に瞼が重く感じる、目がゴロゴロするなど、瞼に違和感を感じるケースもあります。
一度糸が緩んでしまうと自分で直すことはできないので、これらの状態が続いた場合は、早めに対処することが大切です。
3.二重整形が取れやすい人の特徴
二重整形をしたら、キレイな二重ラインを、できるだけ長い期間維持し続けたいものですよね。埋没法の持続期間には個人差がありますが、すぐに取れてしまう人と、10年以上持続する人の違いは、一体何なのでしょうか。
もともとの瞼の厚みが原因となる場合もありますが、二重のデザインや二重整形後の過ごし方に気をつけることで、二重を長持ちさせることができます。
3-1.二重幅を広く取りすぎた人

二重幅が広いデザインを希望した場合、糸に大きな負担がかかり、二重整形が取れやすくなるため注意が必要です。
幅の広い二重をつくるためには、瞼の上部に糸をかけなければなりません。瞼は下部よりも上部のほうが脂肪が多く厚みがあるため、糸が瞼を十分に支えきれず、取れてしまうケースが多くみられます。
最適な二重幅は、骨格や目の形によって異なります。医師とのカウンセリングを通じて、理想のデザインが自分に合った二重幅かどうかをしっかりと見極めましょう。
3-2.元々の瞼が分厚い

元々の瞼が分厚いと、瞼の重さに耐えきれずに糸が緩んでしまい、二重整形が取れやすくなります。
瞼の厚みが気になる場合は、二重整形と瞼の脂肪除去施術を組み合わせるのが効果的です。余分な脂肪を取り除くことで、瞼が軽くなり、二重ラインが安定しやすくなります。
また、切開法であれば瞼が分厚い人でも半永久的な二重の効果が期待できるため、術式の切り替えを検討することも一つの選択肢です。医師とカウンセリングのうえ、最適な方法を選んでください。
3-3.目のこすりすぎ

目元に刺激を与えると、徐々に埋没の糸が緩み、二重整形が取れやすくなります。瞼を必要以上に触ったり、強くこすったりすることは避けてください。
メイクを落とす際に、瞼をゴシゴシこすってしまうことが多いため、やさしく洗顔するように心がけましょう。
花粉症やアレルギーがある場合は、目薬やかゆみ止めなどで対処し、できるだけ目をこすらないようにしてください。とくに、施術直後からダウンタイムが落ち着くまでの期間は、二重整形が取れやすいため、二重整形を受ける時期を工夫することも大切です。
4.埋没の糸が取れた時はどうする?
埋没の糸が取れた時、どのように対応すれば良いか知っていますか?また、一重に戻ってしまった場合、アイプチをしても良いのでしょうか?
正しい対処法を事前に知っておけば、いざというときに落ち着いて対応できるので安心です。詳しく解説するので、しっかりと確認しておいてくださいね。
4-1.まずは糸が瞼から出ていないか確認する

まずは、糸が瞼から出ていないか確認しましょう。
埋没法では、医療用の糸を使用します。伸縮性があり細いため、糸が取れても瞼から出てくることはほとんどありません。
しかし、万が一糸が出た状態で放置してしまうと、細菌感染や眼球を傷つけるリスクを伴います。そのため、二重が取れた時は、糸が瞼から出ていないか必ず確認してください。
手をよく洗い清潔な状態にしてから、瞼の表面だけではなく、裏面もしっかりとチェックしましょう。
4-2.施術をしたクリニックに相談する

埋没の糸が取れてしまったときは、施術を受けたクリニックに相談しましょう。保証のついたプランであれば、無料で再施術を受けられることもあります。
糸が瞼から出ている場合は、早急にクリニックを受診しましょう。自己判断で糸を抜こうとするのは危険なので、絶対にやめてください。
二重が取れかけている場合でも、糸が見えていなければ、慌てる必要はありません。しかし、糸が取れてしまえば自分で戻すことはできないため、様子をみて、施術をしたクリニックに相談してください。
4-3.アイプチをするのはNG

二重整形が取れてしまったとき、一時的にアイプチで補おうと考える方は多いのではないでしょうか。しかし、アイプチをするのは基本的に避けるべきです。
糸が取れた状態でアイプチをすると、接着剤の成分が皮膚に刺激を与え、かぶれや炎症を引き起こす可能性があります。また、皮膚を引っ張ることで瞼に負担がかかり、症状が悪化するリスクも生じます。
元の一重に戻るのが気になる方は、二重ラインが完全に消えてしまう前に、クリニックに相談しましょう。
5.二重整形で後悔しないクリニックの選び方
二重整形で後悔しないためには、施術を受けるクリニックの選択がとても重要です。次の3つのポイントを押さえて、信頼できるクリニックで二重整形を受けましょう。
- 症例数の多いクリニックを選ぶ
- アフターフォローや補償内容の充実度
- Googleマップでクリニックや医師の口コミをチェック
順に詳しくみていきましょう。
5-1.症例数の多いクリニックを選ぶ

二重整形の仕上がりは、施術する医師の技術力に大きく左右されます。そのため、二重整形の症例数が多く、経験豊富な医師がいるクリニックを選ぶことが重要なポイントです。
症例写真が豊富なクリニックは、それだけ多くの施術を行っているといえます。症例写真は、公式サイトやInstagramなどで公開されていることが多いため、チェックしてみてください。
自分が希望するデザインに近い症例写真を医師に見せれば、仕上がりのイメージを共有するのにも役立ちますよ。
5-2.アフターフォローや保証内容の充実度

二重整形は、施術を受ければ終わりというわけではありません。万が一に備えて、アフターフォローや保証内容が充実したクリニックを選ぶのが良いでしょう。
施術後のダウンタイムでは、瞼の腫れや痛みが数日間続きます。施術後のケアがしっかりとしたクリニックであれば、安心度が高いですよね。
また、埋没の糸が取れて一重に戻ってしまうことも考えられるでしょう。クリニックによっては、糸が取れてしまった場合、無料で再施術を受けられる保証が付いたプランも用意されています。
保証される期間や内容はクリニックによって異なるため、カウンセリング時にしっかりと確認しておいてください。
5-3.Googleマップでクリニックや医師の口コミをチェック

二重整形クリニックを選ぶときに必ずチェックしてほしいのが、クリニックや医師の口コミです。評判の良いクリニックで施術を受けることで、術後の満足度が高まりやすくなるでしょう。
公式サイトでは、クリニックの良い面だけが強調されていることが多いため注意が必要です。Googleマップでクリニック名を入力し口コミを検索すると、実際にクリニックを利用した方の、リアルな口コミを知ることができます。
医師の技術力や術後の経過、患者への対応などを事前に確認しておけば、クリニック選びに役立つはずです。
高評価の口コミはもちろん、低評価の厳しい口コミも幅広くチェックすることで、より客観的な視点を持つことができるでしょう。
6.まとめ
今回は、二重整形は永久に持続する?という疑問にお答えするとともに、二重整形が取れやすい方の特徴や取れた時の対処法、後悔しないクリニックの選び方などを解説しました。
埋没法は、メスを入れずに二重をつくれる手軽さから人気が高い術式です。しかし、糸が緩んだり切れたりして、二重が取れてしまうケースがあります。
埋没法の二重整形を長持ちさせたい場合は、瞼の脂肪を除去する施術を検討したり、目を触らないようにしたりすると良いでしょう。永久的な二重を持続したいのであれば、切開法も視野に入れると良いかもしれません。
クリニックを選ぶ時は、症例写真や口コミなどを事前に調べたうえで、後悔しない二重整形を受けましょう。