「そいつらが自分に都合のいい笑いを求めだして、お笑いが腐ったんですよ」永野の暴走斬り込みに、お見送り芸人しんいちも困惑！？

2月16日（木）、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナイツ　ザ・ラジオショー」（ニッポン放送・毎週月曜～木曜 13時～15時30分）が放送。ゲスト出演した永野が、最近のお笑い界に斬り込み、同じくゲストのお見送り芸人しんいちら出演者を困惑させた。

永野、お見送り芸人しんいち

最近人気を集めている“不思議系”芸人の話題になると、「僕、最後の被害者なんですよ。言わせてもらっていいですか？」と永野がおもむろに切り出した。

永野：私は“ラッセン”でブレイクした時、「そんなやつじゃねぇだろ！」ってみんなから言われたんですよ。「本当のこと言えよ」みたいな総攻撃で。いま、真空ジェシカのガクくんであったり、ランジャタイとかが「不思議～」「僕、不思議～」でやってるじゃないですか？ でもいま、誰も（文句）言わないんですよ。

で、なんでかわかったんですよ、私がブレイクして、その6年後ぐらいに。お笑い界で先頭行ってる方たちに家庭ができて、子どもが見てる番組とかの影響で、いじめられたくないから保身に入ってんですよ。だから、メインのヤツらに子どもが出来たから、自分に都合のいい笑いを求めだして、そういったヤツらがイニシアチブ握ったからお笑いが腐ったんですよ。

（一同笑い）

しんいち：何言ってのこの人！？

お見送り芸人しんいち、永野

永野：なんか近場のヤツとかテレビスタッフと結婚して、子どもができて、子どもがいじめられたくないから、てめぇらに力あるからイニシアチブで変えたんですよ、お笑い界を！

（一同笑い）

しんいち：違いますよ。

永野：塙くんは前から結婚してて本当に違うけど、メインで結構やんちゃやってたり90年代の毒々しい露悪系な笑いやってたヤツが急になんかファミリー感だして、ランジャタイとか出てきた時に、「不思議、不思議」とか言い出して。

土屋：傷つけない笑いをやっぱり正義にしていった（ってことですね？）

塙：昔だったらランジャタイとかは「気持ち悪いよ！」って言われた？

永野：先輩がいるじゃないですか、「気持ち悪い！」とか「お前、本当のことやれよ！」みたいな先輩。俺、最後のその世代なんですよ。

土屋：（爆笑）そいつら……

（左から）ナイツ・土屋伸之、ハリセンボン・箕輪はるか、（1人おいて）お見送り芸人しんいち、永野、ナイツ・塙宣之

永野：司会者やってるヤツらが子ども作りだしたんですよ。あと近場で結婚したり。で、いじめとか考え出して、急に社会のこと考え出して。社会から離脱したヤツらが急に社会考え出して。「そいつらのせいで、“お笑い終わった”」っていうのを僕は言って、（次の時間の番組のパーソナリティの）辛坊治郎さんにパスしたいです。

（一同笑い）

”傷つけないお笑い”や”不思議系芸人”など最近の芸人事情について持論で切り込み、最終的に「辛坊さん！ どう思う？ これ！」と投げかるも、土屋に「辛坊さん、そのテーマでは話せないと思いますよ」と優しくツッコまれた永野であった。

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