レクサス、ランクル250と兄弟車のGXを発表。初回は100台を販売

レクサスは2024年4月19日、新型「GX550」の国内販売について。2024年秋ごろを目処に通常販売することを発表した。これに先立って、「GX550オーバートレイル＋」100台を抽選販売することを明らかにした。価格は1235万円。LX600標準車の1250万円より15万円安い価格設定となっている。

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GX550オーバートレイル＋は、2024年4月19日（金）から5月12日（日）まで全国のレクサス店で抽選の申し込みを受け付ける。当選者には申し込みをした販売店から5月15日（水）以降に連絡があり、商談をスタートさせる。
 
レクサスは「人とモビリティの共生」を目指し、ユーザーの幅広いアウトドアライフスタイルに寄り添うオーバートレイルプロジェクトを、モビリティ・ギア・体験の3つを軸にしながら推進。今回、抽選販売するGX550オーバートレイル＋は同プロジェクトを牽引するモデルとして位置づけ、雄大な自然環境でのユーザーの新たな体験の提供を目指すという。なお、オーバートレイルとは陸路や森林、原野などの未舗装路を意味するOverlandとTrailを組み合わせたレクサス独自の造語。自然とのつながりや道を切り開くイメージを持たせている。
 
GXはLXの弟分にあたる本格オフロードSUV。従来は海外専売車だったが、今回の新型から日本国内にも投入した。3サイズは全長4970mm×全幅2000mm×全高1925mmで、ホイールベースは2850mm。基本コンポーネントはランドクルーザー250と共通。伝統のラダーフレームはLXと同じGA-Fプラットフォームに刷新された。
 
パワーユニットは3.5L V6ツインターボ＋10速ATと2.4L直4ターボ＋モーターのハイブリッド車を設定するが、今回販売されるGX550オーバートレイル＋は3.5L V6ツインターボ（353馬力／66.3kgm）仕様となる。駆動方式はトランスファー付きのフルタイム4WDで、マルチテレインセレクトやクロールコントロールといった悪路走破性を高める電子制御装備を採用。足まわりにはE-KDSS（Electronic Kinetic Dynamic Suspension System）をレクサスで初装備。スタビライザーの効力を路面に応じて電子制御して、オフロードでの走破性と乗り心地に寄与する。

レクサスの新たなSUVの選択肢として、ラインアップの幅を広げるモデルの誕生に注目である。
 
〈文＝ドライバーWeb編集部〉