アンジェリーナ・ジョリーとの離婚騒動が泥沼化しているブラッド・ピットだが、元妻のジェニファー・アニストンとは約5年間の結婚生活の末、2005年にアンジーと映画で共演し熱愛関係になり、ジェニファーを捨てる形で離婚している。
ジェニファーといえばアメリカの人気ドラマ「フレンズ」のメインキャストの一人、レイチェル役で人気を博し、アメリカの国民的女優に。
「フレンズ」は、メインキャスト6人の男女の恋愛と友情、仕事、夢などをユーモアたっぷりに描いたコメディで、10シーズン続いた長寿ドラマだ。日本でもWOWOWをはじめ地上波でも続々とオンエアされ、ファンを増やした。
ドラマの主な舞台は、メインキャストのたまり場であるモニカのアパートとコーヒーハウスだ。メインキャストの女性陣はレストランでシェフの助手を務めるモニカ、モニカの親友のお嬢様育ちのレイチェル、モニカのもとルームメイトでマッサージ師のフィービー。
男性陣は、モニカの兄で古生物学者のロス、ロスの親友で大学時代のルームメイトだった広告代理店勤務のチャンドラー、チャンドラーの親友でルームメイトでもある、俳優志望のジョーイ。
“社会に出てもなかなか大人になれないたち”の日常を描いている。変わり者という意味では、特にフィービーとジョーイが抜きんでていて、比較的普通なのがチャンドラーだ。
ドラマは、わがままで世間知らずなお嬢様のレイチェル（ジェニファー・アニストン）が、親の意向にそって医者と結婚式を挙げるが、途中で逃げてモニカのアパートに駆け込んでくるところから始まる。父親に自立を宣言するが、働いたことがなく何でも与えられてきたお嬢様の自立宣言は、なんとも心もとない。
一方、モニカの兄である古生物学者のロスは、レズビアンであることが発覚した妻が相手の女性のもとに走り、結婚生活を嘆き悲しんでいた。そして、妻のお腹にロスの子どもがいると告げられるが、子どもを育てたい妻のレズビアン相手と三角関係に。
妻に見きりをつけたロスは、高校時代に恋をしていたレイチェルとの再会に心が躍り、なんとかして告白しようとするが、ことごとくタイミングが合わない。
レイチェルは、ロスの想いになかなか気づかないが、自分への気持ちを知って、自分も同じ気持ちだと自覚するが、親友から恋愛関係になることを恐れる。しかし、ロスに告白しようと決意して出張から帰ってくるロスを空港に迎えに行くと、ロスの隣には恋人が……。
第2シリーズの後半で、ようやく二人が正式に付き合うことになるが、レイチェルとロスはすれ違ったり、付き合ったり、誤解したり、別れたり、他の人と付き合ったりを繰り返す。
第5シリーズで、ロスはエミリーという女性と再婚することになるが、結婚式の誓いの言葉で、間違えてレイチェルの名前を呼んで、エミリーが激怒。そして二人は泥酔した勢いでラスベガスの教会で結婚するが、結婚恐怖症になっていたロスはレイチェルに婚姻無効の手続きをしたとウソをつくなど、なかなか素直になれない。
その後もレイチェルは数人の男性と付き合っては別れ、ロスとは平行線だ。第8シリーズでは、ロスと弾みで一晩関係をもち、妊娠してしまう。レイチェルは最初父親を明かさず、シングルマザーになる決意をかためた後、ジョーイも巻き込んで三角関係になるなど、関係はますます複雑に。
そしてレイチェルはロスの子どものエマを出産し、ロスもエマの子育てに協力する。喧嘩ばかりでなかなか結ばれないレイチェルとロスだが、第10シリーズの最終回では、ふたりが「もう一生離れない」と抱きあった。しかし、コメディだけに最後までドタバタしながらのハッピーエンドだった。
「フレンズ」は有名ゲストの出演も見どころで、ブラッド・ピットも、第8シリーズでスペシャルゲストとして出演。モニカの高校時代の友人で、ロスと一緒に「レイチェルを嫌う者の会（ヘイト・クラブ）」の会員だったという設定だった。
子どもを欲しがったブラッド・ピットに対して、ジェニファーが子作りに消極的だったことに加えて、アンジョリーナとの浮気が決定打となり、二人は離婚。
今や40代後半になったジェニファーだが、アメリカのピープル誌の2016年度「世界で最も美しい女性」1位に選ばれるほど、レイチェル時代と変わらない美貌をキープしている。2014年の「Cake／ケーキ～悲しみが通り過ぎるまで～」では、最愛の息子を亡くした母親を体当たりで演じ、ゴールデングローブ主演女優賞にノミネートされる実力派に成長した。
現在は、2015年に俳優で脚本家、映画監督のジャスティス・セロ―と再婚し、幸せに暮らしている。一時は、自分を裏切ったブラッド・ピッドを許せなかったと言われているが、仕事、美貌、パートナーのすべてに満たされているジェニファーは、2015年の雑誌のインタビューで「どちらかが悪いことをしたわけじゃない。お互いの幸運を祈っている」と余裕で語っている。
（佐藤ジェニー）
※イメージ画像はamazonよりフレンズ 〈シーズン1-10〉コンプリート ブルーレイ BOX
ジェニファーといえばアメリカの人気ドラマ「フレンズ」のメインキャストの一人、レイチェル役で人気を博し、アメリカの国民的女優に。
レイチェル役のジェニファー・アニストンとロス役のデヴィッド・シュワイマーがくっついたり離れたりの関係はファンがやきもきするところで、ドラマの見どころのひとつだった。そんなフレンズを振り返ろう。
フレンズのメインキャストは変わり者ばかり？
「フレンズ」は、メインキャスト6人の男女の恋愛と友情、仕事、夢などをユーモアたっぷりに描いたコメディで、10シーズン続いた長寿ドラマだ。日本でもWOWOWをはじめ地上波でも続々とオンエアされ、ファンを増やした。
ドラマの主な舞台は、メインキャストのたまり場であるモニカのアパートとコーヒーハウスだ。メインキャストの女性陣はレストランでシェフの助手を務めるモニカ、モニカの親友のお嬢様育ちのレイチェル、モニカのもとルームメイトでマッサージ師のフィービー。
男性陣は、モニカの兄で古生物学者のロス、ロスの親友で大学時代のルームメイトだった広告代理店勤務のチャンドラー、チャンドラーの親友でルームメイトでもある、俳優志望のジョーイ。
“社会に出てもなかなか大人になれないたち”の日常を描いている。変わり者という意味では、特にフィービーとジョーイが抜きんでていて、比較的普通なのがチャンドラーだ。
物語の肝のひとつはレイチェル（ジャニファー）の恋愛
ドラマは、わがままで世間知らずなお嬢様のレイチェル（ジェニファー・アニストン）が、親の意向にそって医者と結婚式を挙げるが、途中で逃げてモニカのアパートに駆け込んでくるところから始まる。父親に自立を宣言するが、働いたことがなく何でも与えられてきたお嬢様の自立宣言は、なんとも心もとない。
一方、モニカの兄である古生物学者のロスは、レズビアンであることが発覚した妻が相手の女性のもとに走り、結婚生活を嘆き悲しんでいた。そして、妻のお腹にロスの子どもがいると告げられるが、子どもを育てたい妻のレズビアン相手と三角関係に。
妻に見きりをつけたロスは、高校時代に恋をしていたレイチェルとの再会に心が躍り、なんとかして告白しようとするが、ことごとくタイミングが合わない。
レイチェルは、ロスの想いになかなか気づかないが、自分への気持ちを知って、自分も同じ気持ちだと自覚するが、親友から恋愛関係になることを恐れる。しかし、ロスに告白しようと決意して出張から帰ってくるロスを空港に迎えに行くと、ロスの隣には恋人が……。
第2シリーズの後半で、ようやく二人が正式に付き合うことになるが、レイチェルとロスはすれ違ったり、付き合ったり、誤解したり、別れたり、他の人と付き合ったりを繰り返す。
レイチェルとロスの顛末はハッピーエンド
第5シリーズで、ロスはエミリーという女性と再婚することになるが、結婚式の誓いの言葉で、間違えてレイチェルの名前を呼んで、エミリーが激怒。そして二人は泥酔した勢いでラスベガスの教会で結婚するが、結婚恐怖症になっていたロスはレイチェルに婚姻無効の手続きをしたとウソをつくなど、なかなか素直になれない。
その後もレイチェルは数人の男性と付き合っては別れ、ロスとは平行線だ。第8シリーズでは、ロスと弾みで一晩関係をもち、妊娠してしまう。レイチェルは最初父親を明かさず、シングルマザーになる決意をかためた後、ジョーイも巻き込んで三角関係になるなど、関係はますます複雑に。
そしてレイチェルはロスの子どものエマを出産し、ロスもエマの子育てに協力する。喧嘩ばかりでなかなか結ばれないレイチェルとロスだが、第10シリーズの最終回では、ふたりが「もう一生離れない」と抱きあった。しかし、コメディだけに最後までドタバタしながらのハッピーエンドだった。
ブラピはレイチェルを嫌う役で「フレンズ」にゲスト出演
「フレンズ」は有名ゲストの出演も見どころで、ブラッド・ピットも、第8シリーズでスペシャルゲストとして出演。モニカの高校時代の友人で、ロスと一緒に「レイチェルを嫌う者の会（ヘイト・クラブ）」の会員だったという設定だった。
子どもを欲しがったブラッド・ピットに対して、ジェニファーが子作りに消極的だったことに加えて、アンジョリーナとの浮気が決定打となり、二人は離婚。
お似合いの二人だっただけに、破局後は「最も衝撃的なセレブ破局カップル」といわれた。
ジェニファーの現在
今や40代後半になったジェニファーだが、アメリカのピープル誌の2016年度「世界で最も美しい女性」1位に選ばれるほど、レイチェル時代と変わらない美貌をキープしている。2014年の「Cake／ケーキ～悲しみが通り過ぎるまで～」では、最愛の息子を亡くした母親を体当たりで演じ、ゴールデングローブ主演女優賞にノミネートされる実力派に成長した。
現在は、2015年に俳優で脚本家、映画監督のジャスティス・セロ―と再婚し、幸せに暮らしている。一時は、自分を裏切ったブラッド・ピッドを許せなかったと言われているが、仕事、美貌、パートナーのすべてに満たされているジェニファーは、2015年の雑誌のインタビューで「どちらかが悪いことをしたわけじゃない。お互いの幸運を祈っている」と余裕で語っている。
（佐藤ジェニー）
※イメージ画像はamazonよりフレンズ 〈シーズン1-10〉コンプリート ブルーレイ BOX
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