18歳のフォンセカがツアー初タイトル！「信じられないような1週間だった」[アルゼンチン・オープン]
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フォンセカが地元アルゼンチン選手を破りツアー初タイトル獲得


18歳のジョアン・フォンセカ（ブラジル／世界ランク99位）が、「IEB＋アルゼンチン・オープン」（アルゼンチン・ブエノスアイレス／ATP250）決勝で、フランシスコ・セルンドロ（アルゼンチン／同28位）を6-4,7-6(1)で破り、ATPツアー史上10番目（1990年以降）の若さでタイトルを手にした。

【動画】ツアー初優勝を果たしたフォンセカのベストショット集

2023年に全米オープンジュニアを優勝している18歳のフォンセカは、昨季にチャレンジャー大会で初優勝を飾ると、年末に開催された20歳以下の「Next Gen ATPファイナルズ」で出場選手中、最もランキングが低かったもののタイトルを獲得。


今年の全豪オープンでは、予選を突破して初めてグランドスラム本戦に出場。1回戦で当時世界9位のアンドレイ・ルブレフを破る番狂わせを起こしている。

今大会では5試合中3試合がフルセットの戦いで、地元アルゼンチン勢を4人撃破。「信じられないような1週間だった。アルゼンチンでもブラジル人が僕のために声援を送ってくれたんだ。本当にすごいことだ。誰もが自国からの応援を望んでいる。僕にとって、今生きているこの瞬間は本当に信じられない」。そう喜びの言葉を口にした。

「家族、友人、スポンサーに感謝したい。テニスをプレーするという夢を実現させてくれたんだ。もちろん、世界1位になりたいし、グランドスラムで優勝したい。
でも、僕の夢はテニスをすること。まさにそれを実現しているよ」

18歳5か月26日でのツアー優勝は、1990年以降では10番目の若さでの快挙。1年前は648位だったが、ツアー初優勝を果たしたことで、今週のランキングで68位を記録し、新たなニューウェーブとしてテニス界を賑わせてくれそうだ。

＜ATPツアー優勝した年齢順（1990年以降）＞
1.レイトン・ヒューイット（16歳10か月18日）
2.アンドレイ・メドベデフ（17歳9か月21日）
3.メドベデフ（18歳10か月19日）
4.メドベデフ（18歳20日）
5.錦織圭（18歳1か月19日）
6.ラファエル・ナダル（18歳2か月12日）
7.ヒューイット（18歳2か月15日）
8.カルロス・アルカラス（18歳2か月20日）
9.マイケル・チャン（18歳5か月7日）
10.ジョアン・フォンセカ（18歳5か月26日）
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