キーワードは「温泉」　ロマンスカーミュージアムで小田急、大分県、JR九州がコラボ（神奈川県海老名市）
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夏休みスタートにあわせ、全国の交通・鉄道展示施設のサマーイベントも一斉に始まった。小田急海老名駅直結で小田急電鉄が運営する、ロマンスカーミュージアムの今夏のイベントテーマは「温泉×特急でサマートリップしよう！」。

期間は2024年７月17日～８月26日。

温泉県で売り込む大分県、そして大分を走るJR九州とコラボ。温泉を走る鉄道をイメージしたミニジオラマを製作するワークショップなど、夏休みの自由研究にぴったりのプログラムを用意する。

小田急は名湯・箱根、大分県とJR九州は別府、由布院など、３者（社）共通のキーワードが「温泉」だ。

ミュージアムが発信する、新しい鉄道の楽しみ方が「盆ラマ」。盆栽とジオラマの合成語で、直径30センチほどの円形の外周部に丸くレールを敷き、中心に日本の里山の風景などをジオラマでつくる。

京都に工房を置く鉄道少年舎が考案。ミュージアムの催しも、同工房が協力する。大分県や小田急沿線を題材にした盆ラマは期間中、館内に展示する。

盆ラマ（一部）を製作するワークショップは、今週末の2024年７月27、28日に開催。両日各３回で有料。当日先着順で受け付ける。

大分の名物は温泉だけにあらず。一つは温泉県ならではの入浴剤、そしてもう一つが独特の酸味が食感を誘う特産のかぼす。ミュージアムは「入浴剤ワークショップ」（８月18日）、「かぼすサイエンスショー」（８月17日）の２つのイベントも企画する。

さらに、８月12日には鉄道タレント・伊藤桃さんのトークショー。「温泉！鉄道！最長片道切符！」のタイトルで、鉄道で訪れた温泉地の思い出や一筆書きで全国一周する最長片道切符達成のエピソードを披露する。

催しの詳細は、ロマンスカーミュージアムのホームページでチェック。

記事：上里夏生

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