スマートフォンの普及台数が1000万台を超え、特に若手ビジネスマンの生活シーンに端末が浸透していく中、フリーマガジン「R25」を提供しているメディア・シェイカーズは、優良なAndroidアプリケーションを顕彰している。2月9日に開かれた「R25 Presents 第2回Android アプリ大賞」では、「ビジネス」「ライフスタイル」「エンターテイメント」の3部門で大賞を選び、新入社員向け「R22」と、日本テレビの番組「iCon」が選ぶ特別賞を表彰した。
ゲストプレゼンターには、グラビアアイドルの手島優さんが登壇し、自らも愛用しているというアプリに「R22」特別賞のトロフィーとともに、一足早いバレンタインチョコを贈った。

 アプリ大賞は、「R25 for Android」などで紹介してきた600以上のアプリをベースに読者からの推薦も含めたノミネート作品の中から、「生活者に便利」という視点で表彰アプリを選定した。

 ビジネス部門大賞は、7KNOWLEDGE CORPORATION開発の「7notes with mazac(手書き文字をテキスト化できるメモアプリ)」。開発者が「ネットを使ったことがなかった85歳の母親がこのアプリでメールを始め、1カ月に26通もメールを送ってきた」というほどに、誰でも直感的に使うことができる手書き入力機能に特徴がある。受賞理由でも「手書き入力のクオリティを飛躍的に高めた」と絶賛された。

 ライフスタイル部門大賞は、日本交通が開発した「日本交通タクシー配車(簡単な操作で、現在地にタクシーを呼べる)」。今年8月5日にタクシー生誕100周年を迎えるが、開発者は「このアプリによって生誕100年目にして、タクシーを『拾う』から『選ぶ』に劇的に変えることができた」と胸を張る。受賞理由にも「スマホのGPSと無線タクシーのGPSで地図上に位置表示ができるスマホらしい役に立つアプリ」とした。

 エンターテイメント部門大賞は、Quest-Com(個人)開発の「ドロイドシューティング-DroidShooting-(AR:拡張現実技術を利用したシューティングゲーム)」。開発者が「社内勉強会でARを誰にでも使ってもらえるようなゲームができないかと知恵を出し合った機会に、子どもでも遊べるシューティングゲームを作った」という。

 また、日本テレビの番組「iCon」が選んだ特別賞は、BoyCraft(個人)開発の「巨虫図鑑vol.1(世界中の巨大な虫を集めた3DCG図鑑)」。開発者が「子どもの頃から虫が好きで、虫の姿を忠実にCGで表現することに情熱を傾けた」という力作。
ワンクリックで、その虫の実寸大の大きさに変換ができ、「巨虫」の大きさに驚かされる。

 そして、フレッシュマンを対象とした「R22」が選ぶ特別賞に選ばれたのが、kyosuke25.com(個人)開発の「ねちゃったー(Twitter機能付きのアラーム時計)」。ゲストプレゼンターの手島優さんも愛用しているという。目覚ましを止めて、二度寝をしていると、Twitterで「2度寝中」と流れる仕組み。「5度寝」「6度寝」など起きるまでTwitterがツイートし続けるので、利用者が恥ずかしくなる。手島さんは、「目覚まし2個と、このアプリを使っているおかげで、寝坊しなくなりました」という。その感謝も込めて、手作りチョコを開発者にプレゼントした。

 Androidアプリは、まだ発展途上。「R25」編集長の藤井大輔氏は、「1台のスマホにダウンロードされるアプリの数は、iOSが平均66.9個に対して、Androidは18.1個。有料アプリにいたっては、iOSの平均10.1個に対してAndroidは0.9個に過ぎない」と解説。まだまだ、アプリのマネタイズ(現金化)については発展途上といえ、「アプリ大賞のようなイベントを通じて、広く優良なアプリの情報提供を行なうことで、アプリの利用促進につなげたい」と、今後の抱負を語った。(編集担当:徳永浩)
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