仕事中、よくあるシーン。
社員A「○○さんは?」、社員B「もう、帰りました」、社員A「(苦笑)」。したこともあるし、恐らくされたこともある、鬼の居ぬ間のこんなやりとり。
お先に失礼するだけでコレなのだから、会社を休んだ時・休まれた時はどうなる。考えただけで、戦慄が走ってしまいそうだ。
しかし、そんな風潮に一石を投じる会社が存在する。婚礼プロデュース事業、ホテル・レストラン事業を手がける「株式会社ノバレーゼ」が思い切った。今年の3月より、あまりにも斬新な制度を導入したのだ。
それは、名付けて「アイデア休暇」。この休暇は、1月1日から12月31日までの1年間のうち、1日だけ申請が可能。
では、どういう人が休みをもらえるのかというと、休暇の理由が面白い人。ウエディングを扱う会社だけに、その人のユーモアが判断材料になった。
じゃあ、どんな人が休暇をゲットすることに成功したのか? 同社に直接、伺ってみた。
「『モナコグランプリに参戦します』という理由には、休暇が与えられました」
決め手は、夢があるところ。実は、それ以前に同じ社員から「プライベートで、友人達と『恋のから騒ぎ』をして盛り上がりたいから、休暇が欲しい」という申請があったのだが、これは夢がないために却下。再チャレンジが、めでたく実を結んだのだ。
そして、この成功を受け、社内もにわかに活気づく。「黒猫が歩いていたから、縁起が悪いので休暇が欲しい」、「チョモランマに登頂したいので、休ませて欲しい」など、様々な休暇申請が寄せられるようになったのだから、スゴい状況だ。
それにしても、どうしてこんな試みを? 摩訶不思議極まりないので、そのあたりも質問してみた。
「当社では、休みを推奨しております。業務内容がサービス業でエンドレスな仕事なため、気がつくと休みを取っていないという状況に陥ることもあるんですね。そこで、プライベートではプライベートでリフレッシュし、会社に還元してもらいたいと考えております」
仕事はもちろんガチで、遊ぶ時は徹底的に遊ぶ。…
