以前、コネタで「Kinect 巨乳」というツールを紹介したことがある。
これが、スゴかった。
まず、Kinectを用いて誰かを撮影。すると、このツールが被写体の胸の位置を判別し、的確な場所に巨乳を“ボヨ~ン”と出現させる。そんな、未来を感じさせる有意義な新技術についてのリポートをお送りしたことがあったのだ。

こんなものができたら、誰だってはしゃぎたくなるだろう。だからこそ、今年はワールドカップが開催されるらしいです。今回は、記念すべき第1回。皆さん、「Kinect巨乳 WORLD CUP 2012」に参加してみませんか!?

……と言われても、唐突過ぎるだろうか。まず、これは何の大会? はい、“巨乳姿”の大会です。「Kinect 巨乳」を楽しんでいる姿を動画で投稿し、その出来を競う。誰もが参加できる競技ですよ!
参加方法は、特設サイトにて実行ファイル・プログラムをダウンロード。それを活用して撮影した巨乳な動画(30秒以内)をYoutubeに投稿! その後、速やかに応募フォームに情報を記入・登録すれば、既に栄えある世界大会に参加しています。
「恐らく、Kinectを使った世界初の大会です。
ちゃんと調べていないので、もしかしたら他にあるかもしれませんが……」
これは、Kinect巨乳を開発した「株式会社人間」の花岡さんによる弁。ただ、私から言わせてもらうと、世界初のKinectの大会かどうかは大した問題ではない。それよりも、巨乳だ。

そこで、もう一度確認したい。このイベントの名称は「Kinect巨乳 WORLD CUP」。三たび言うが、ワールドカップと名乗っている。ということは、外国人からの投稿もある?
「開催したばかりですので、現時点で投稿はございません。ただ、世界からの投稿も視野に入れておりますので、近いうちに英語ページを作成する予定です」(花岡さん)
何を隠そう、同社が「Kinect 巨乳」の動画をYoutubeに公開した際、真っ先に届いたのは「Thank you」というアメリカからのメッセージであった。今回も、異国からの参加者が現れるのは必至!(願望込み)

そして、またしても言わせてください。このイベントの名称は「Kinect巨乳 WORLD CUP」。やはり、これは第2回、第3回……と、続く大会になる?
「できれば継続して毎年開催したいですが、もしかしたら4年に1度の開催になるかもしれません」(花岡さん)
続けていく気マンマンじゃないですか! 次回も次々回もその後だって、きっとずっと巨乳は踊る。

そして、喜びのステージはまだ続く。
今まで私が説明したのは、あくまで「Kinect巨乳 WORLD CUP 2012」の“エンジョイ部門”についてのみであった。同大会には、実はもう一つ“カスタマイズ部門”があるんです。
こちらは、特設サイトにて公開されている「Kinect巨乳」のソースファイルを使用する部門。このファイルを技術者が自由に改造し、自分好みにアレンジしたプログラムを投稿。こうして、皆の先進性や技術力を競うわけだ。果たして、参加者は巨乳にどのようにアレンジを……?

ちょっと気分を落ち着けようか。このワールドカップの流れについてもご説明させてください。ひとまず5月18日(17時)までに皆さんからの作品を募集し、6月上旬に開催される公開イベントにて、審査員の審査によってグランプリや各賞が選定される。
ちなみに、大事なのは審査員。こちらには、説得力のある人選が求められるが……。
「審査員にケンドーコバヤシさんが決定しました!」(花岡さん)
「俺の闘志をゆっさゆさ揺さぶってくれ!」(ケンドーコバヤシさん)
文句なしだ。きっと彼ならモストデンジャラスな、間違いのない作品を選出してくれるに違いない。
また、審査員として“某グラビアアイドル”との交渉も行われているとのことなので、我々は胸をデカくして待とうじゃないか。

そして、同イベントに大事なのは資金である。そちらについては、同社は皆さんからの支援を募っている。もちろん、ただカンパするだけではない。3,000円支援すると公開イベントに無料ご招待、という特典が。他にも、5,000円支援すると公開イベントにて一般審査員として審査できる権利を得られる。100,000支援すると一般審査員として参加するだけでなく「○○○賞」と特別賞に名前を付けられる+特別賞の審査員になれる……、などメリットは様々。
これらの予算は参加者にも還元されるし、イベントの開催費にも充てられる。ARではない巨乳を審査員に呼ぶためにも、やはり資金が必要なようだ。……真面目にふざけているな、この人たちは。

私は実はサッカーファンではないのだが、こっちのワールドカップだけは見逃せない。Kinectは素晴らしい技術である。

(寺西ジャジューカ)
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