その通り。嫌いな奴がいたら、連れてきていただきたい。……ほら、いない。というわけで、自信を持ってこのツールを紹介させていただきます。「株式会社人間」が9月30日に発表した『Kinect 巨乳』が夢のようなのだ。
ちなみに皆さん、「Kinect(キネクト)」ってご存知でしょうか? うとい私は知らなかった。これは、家庭用ゲーム機「Xbox」の周辺機器として発売されたアイテム。これで撮影すれば被写体の位置や形を認識できる、3D空間が測定可能なデバイスなのだ。
この技術を活用して完成された『Kinect 巨乳』とは、何なのか? まずは、専用サイトで驚愕の動画をチェックだ。……どうですか。ヨダレ垂らしてないですか? 何しろ、いきなり女性2人(着衣状態)のバストが、凝視必至の巨乳に変身してしまうのだから。
これは、当たり前だが男性でも同様。
「Kinectが撮影している被写体の腕などを見て、それを人間だと認識したら巨乳が現れます」(同社・山根さん)
Kinectが、キチンと被写体の胸の位置を判別して的確な場所に現れる。後ろを向くと巨乳は隠れるし、体を正確に認識している。
だからこそ、こんな使い方も可能。
「一番通な楽しみ方は、裸でやることです。上手いこと行けば、乳首の位置に巨乳が現れます」(山根さん)
女性にチャレンジしていただきたい。
ところで、同社は『Kinect 巨乳』以前にも成し遂げている。昨年4月には『AR巨乳クリニック』が発表されているのだ。こちらはARマーカーを使って巨乳を出現させる“仮想巨乳FLASH”。
「マーカーが必要なので、四角で囲まれた記号のような絵が出てきます。これを使わないものを、今回は作りたかったんです」(山根さん)
素晴らしき技術者集団ではないか。その上、見逃せないのが“巨乳”へのこだわり。
「社内の打ち合わせをお店で行う際、店員さんに巨乳の子がいたら仕事そっちのけです」(山根さん)
巨乳の話で盛り上がるという。
そんな同社が開発した『Kinect 巨乳』には、反響も続々寄せられている。
「男性からは7~8割で、2~3割は女性からの反響です。ブーイング的なお声はまったくなく、逆に『もっと、リアルにしてくれ!』というご注文は頂きました」(山根さん)
また、ある女性からは「男性器で作ってくれ」というエールも届いているとのこと。このリクエストに対しては、反響が大きければ考えるそう。
そしてビックリだったのは、そのワールドワイドな浸透っぷりである。
「YouTubeで動画を公開しているのですが、日本からの反響は全体の3分の1なんです。そして反響が多い国の2位は、アメリカです」(山根さん)
動画をアップした直後、いきなり「Thank you」というメールが届いたというから素晴らしい。やはり、巨乳は国境を超える。
それにしても、山根さんはどうして巨乳に興味を持つようになったのだろう?
「“大きい”という、見た目のわかりやすさに魅かれます」(山根さん)
野暮な質問をしてしまったようだ。だって、私も承知しているから。ちなみに、山根さんが個人的に好きな巨乳は手島優だそう。
そして、我々に朗報。近々、専用サイトにおいてダウンロード用実行データが公開されるそうなのだ(対応機種は、Mac OSかつKinectをつないだパソコン)。
「『自分も巨乳になりたい!』という反響も、届いております」(山根さん)
そうですか! 胸ではなく、首を長くしてお待ちいただきたい。
(寺西ジャジューカ)